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委員会会議録

質問文書

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平成27年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 2点、一問一答方式でお願いします。
 平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書17ページの(4)広報広聴の推進の中の移動教育委員会の開催であります。
 これは、記載のとおりで保護者や地域住民と直接意見交換をすると。その中から県民の意向を把握してとありますけれども、具体的にどんな意見が出て、それで成果としてどのようなことに反映をしたかを伺います。

○山本教育政策課長
 移動教育委員会でございます。
 今、御指摘がございましたが、説明書17ページから18ページにかけまして、平成26年度の実績を掲載してございます。延べ11回開催いたしました。いろんな学校に行ったりとか、いろんな教育機関等々にも行っているわけですけれども、例えば18ページの左の2番目にございますけれども、9月17日に御前崎市の浜岡中学校と白羽小学校にまいりました。このときはテーマがスクラムスクール運営協議会ということで、中学校を単位といたしまして、地域ぐるみで中学校を核とした幼稚園から高校までの縦のつながりと、それから横のつながりで地域を巻き込みながら学校を運営していく取り組みを拝見いたしました。ここの中でその地域の皆様方の関与が非常に教育的な効果を生んでいるという意見ですとか、あるいはやはり地域ぐるみで横のつながり、それからあと当然ながら幼稚園、保育園と小学校、中学校という縦のつながりをうまくつけていくのが非常に重要だという意見が出ました。
 これは、まさしく今我々が進めております地域ぐるみの、地域総がかりで行う教育ですとか、あるいは縦の接続で教育を進めていくというところの、まさに欲しかった意見をいただきまして、そのあたりを追い風としながら今後進めていく1つの材料をいただいたかなと思います。そういう形で現場の意見を聞きながら教育行政に反映していくという面で、非常によい成果が上がっているかなと思っております。

○中谷委員
 例えば、こういった事業といいますか、移動教育委員会、他県でこういうのをやっている事例はありますか。

○山本教育政策課長
 このような、保護者や地域住民から意見聴取を行っているかということに関しまして、文部科学省で調査をしてございまして、今手元にございますのが、平成25年の調査でございますけれども、都道府県と政令市レベルでは全くやっていませんというところが45%ございます。それから1回から2回開催したところがおのおの10.4%ということで、全都道府県、政令市のうちの3分の2は2回以下しか開催していないんですが、本県では11回開催しているということで、回数的には非常に多いかなと思います。
 それから、同じくその調査の中では46%の団体が教育委員が参加していないと、教育長だけとか事務局だけでやっていますというところでございました。本県では、できるだけ全員参加で行きましょうということで、ほぼ全員に近い形で委員に参加していただいてございますので、そのあたりの回数の多さとそれから全員参加に近い形で行っているのが本県の特徴となってございます。

○中谷委員
 得意満面にありがとうございました。
 それで、11回開催をされているということですが、この8月5日に警察学校で開催とあったんですね。8月なので多分夏休みだろうと思うんですが、これだけ教育施設でないのはなぜですか。

○山本教育政策課長
 このときは、実は警察学校はお休みではございませんでしたので、研修をやっていましたけれども、主に規律の維持、不祥事の問題がいろいろ出てございますので、そのあたりを警察がどうやられているのかを伺いながらそちらをお尋ねしたのが現状でございます。かなり研修をやって、現場も拝見をいたしまして、繰り返し繰り返し、向こうでは倫理というんですかね、研修――教養と言っていたと思いますけれども、その研修を一生懸命やられているところが非常に印象に残りまして、少なからず大きな意見をいただけたと思っております。

○中谷委員
 とりあえず、ありがとうございました。
 次ですが、説明書68ページに運動部活動指導の工夫・改善支援事業とあります。
 これは、総合教育会議で知事から提案をされています。地域で部活動を支援するスポーツクラブの設立について、教育委員会に御提案をすることを受けて議論をされたということなんですが、工夫・改善支援事業で外部の指導者を活用して実践研究、運動部活動指導の充実とありますけれども、具体的な活動をお知らせ願いたいと思います。

○福永スポーツ振興課長
 平成26年度からの国の委託事業という形で、部活動をどういう形で効率的に運営していくかといった事業でございまして、本県もその事業を受けまして、1つには地域のスポーツの指導者をどうやって活用していくか、外部人材をどのように活用ができるかというところに取り組んだものでございます。
 この場合に、平成26年度は人材派遣会社を使いまして、コーディネートがどのようにできるかという部分を模索したところでございます。そのほかにトップアスリートとか、あとトレーナーの方々に来ていただいて、部活動にどういうような形で指導していただくことができるのか、体のケアという部分も非常に大事なものですから、そういった部分を活用した指導方法。あと競技団体と連携をいたしまして、複数の学校で合同部活動の形態をどのような形でとるかという部分をモデル事業として取り組んだところでございます。実践校を決めまして、そういったところで取り組んでいます。
 もう1つといたしましては、生徒のニーズに対応した運動部活動の指導ということで、ここには運動機会の少ない生徒さんたちにどのような形で運動する場を与えるか、また3年生になりましてインターハイ等が終わりますと、そのあと全く部活動が終わってしまって運動しなくなってしまう、そういった子供たちにもう少し運動をやれる機会を与えるにはどんな方法があるか、外部の指導者をうまく活用してやれないかという取り組みがありまして、ここのところにも取り組みました。
 あと、これは1つの事例でございますけれども、生徒のニーズに伴う部活動の何か新しい取り組みができないかということで、実は浜松湖北高校でラグビーに新しく取り組みまして、ことし同好会という形で、今後の部活動を目指しましてラグビーをうまく動かすことができたということがございます。

○中谷委員
 先ほど3番委員もちょっと余談を言ったんですが、私も余談です。
 例えば高校サッカーがありますね。正月に私はずっと楽しみに今まで見てきましたが、最近はもう出ると負けで全然だめ。昔は例えば藤枝東、静岡学園、清水商業、清水東、それから浜名とかね。静岡工業もありましたが、最近常に静岡県のサッカーが弱い。どういうわけで弱いのかちょっと説明を。

○福永スポーツ振興課長
 さまざまな例はありますけれども、まず1点は静岡県の場合、エスパルス、あとジュビロというユースクラブが非常にレベルの高いチームがございます。そういったところに、中学世代から高校に行くときに行っている選手がまず多いというのが1つありまして、高校の中ではそういった部分でも全国的ないわゆる日本サッカー協会の指導レベルがどうなのか、全国的にマニュアルが統一されてきまして、相当レベルが高くなってきているところがあって、なかなか勝ち抜けないのが現状でございます。
 公の場でお答えするのが非常に難しい状況でして、個人的な意見ではあるんですけれども、やはり強豪校、名門校が幾つかありますので、そういったところへ生徒が分散しているのも1つ要因としては考えられると思っております。

○中谷委員
 スポーツ振興課長という名前が名前なんでできるだけ振興してもらわにゃいかんと。
 それで、その前の質問もそうでしたけれども、何かその部活動を含めて、ちょっと静岡県の運動が元気があるかないかというと、ちょっといまいちだなと。野球は静岡高校がよかったりね。ことしは東海大会へ県1位で出ていった変な学校が1回戦で負けてしまいましたが、とんでもないやつらだと思っていますが、母校なんで。とにかく県総がかりで、教育委員会総がかりで何とかそのスポーツを、学校の部活動を含めて上げていかないと何かちょっと暗いような感じがするんですよ。ですからその辺のところを肝に銘じて、新教育長も誕生されたことですし、スポーツマンだそうですからぜひ1つ、それを要望して終わります。

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