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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:02/24/2010
会派名:自由民主党県議団


○石橋委員
 それでは、私は危機管理についてお伺いしたいと思いますけれども、川勝知事が2月議会で提案説明の一番最初に掲げておりますのは、危機管理でございます。我が県は防災力にかけては全国トップレベルであるというふうに自負して今まで来たわけでありますけれども、今回のこのコンテナクレーンの事故でございますけれども、この報告書を読まさせていただきました。そしてまた民間の経営者の方のテレビでのコメントも聞かせていただきました。お役所仕事であるという、非常に厳しいお言葉を民間の企業の経営者から伺ったわけであります。
 それについて、私は伺いたいと思いますが、この報告書を見せていただきまして、民間ではとても考えられない報告書です。これじゃあ通りません。こんな報告書では首が飛んじゃいます。なぜかといいますか。情報管理は別に置かないといけないんです。事故が何月何日何時に発生したと。この発生はだれが発見して、だれに報告して、だれが現場にいつ何時に行って、どういう判断を下して、そして、トップに何時に報告したかと、こういうことが何も書いてないんです。それで、知事に何月何日何時にだれが報告して、広報はだれが行ったのかと、全然書いてない。土曜日、日曜日だったから、月曜日になっちゃったなんていうことは恥ずかしい限りであります。もしこれがほかの問題、人命にかかわるほかの問題であったら、これは大変な問題になると思います。土曜日、日曜日を挟んじゃったから、月曜日の報告になっちゃったなんて言っていたら、人命にかかわる問題だったら、大変な問題になると、私はそういうふうに考えております。
 ですから、そういったことを考えて、私はその情報の流れ、あるいは被害金額といろんな面であると思いますけれども、そういったことについて、もう少し詳しく説明できる方がいらっしゃらないのかどうか。それと平成22年1月25日ですか、25日及び27日に、業者さんに説明をして、告知したと、何社にどういう説明をしたのか、どういう会社に。それでマスコミにはいつ発表したのか、もしおわかりになったら、報告をお願いしたいと思います。

○長太港湾局長
 最初の危機管理についてお答えいたします。
 議員御指摘のとおりでございます。当県は危機管理トップを目指すということは、私ども肝に銘じているところでございますが、この点については真摯におわび申し上げます。特に、この情報管理につきましては、やはり正確な情報を的確かつ迅速に伝達するというのは、まさにおっしゃるとおりでございます。そういった対応について、今回は反省すべき点が非常に多かったと思っております。その点につきましては、もう少し私どものほうでも改善すべき点は全部上げて、その対応を図ってまいりたいと思います。以上でございます。

○平野港湾企画室長
 関係者への周知の状況について御説明いたします。
 平成22年1月21日17時30分ごろ事故が発生いたしまして、その連絡が使用者の方から18時15分に御前崎港管理事務所のほうに入っております。その後、電話では一報うちの港湾企画室のほうに連絡がありまして、知事への報告は翌日の夕方ということになってしまいました。25日に関係者に同じように文書で連絡をいたしまして、その後、もう一度その詳細について、27日に同じように文書で報告をしたんですけれども、これは御前崎港に直接関係している港湾関係者にお伝えしております。この時点で荷主さんを我々のほうでは直接把握できないものですから――物すごく大きな企業はつかめるんですけれども――全部の企業はつかめていないということで、ここは我々の思い込みもあったんですけれども、それぞれの代理店からその情報が伝わっているものと思い込んでしまいました。それが違うということがわかりましたので、その後手分けをしまして、把握できる限りの荷主に対して直接出向いたり、電話でよろしいというところについては電話で失礼させていただきましたけれども、連絡をしてきたところでございます。
 それから、同じような御指摘を危機管理局のほうからもいただきまして、こういう港湾事故のような案件がこれから起こった場合は、まず危機管理局のほうにも連絡を寄こせということで、広報、公表に関しては、危機管理局のほうで対応するので、現課のほうは復旧のほうを担当しなさいというふうに役割分担の指示を受けましたので、今後はそういう形で情報が流れるというふうに思います。
 それから、我々のほうも、情報連絡網を改めて日ごろ一緒に利用促進をやっております地元の関係者と連絡体制をつくりまして、これから二重になってもいいから、両方から流しましょうというような取り決めをしておりますので、その点については、改善が図られているものと考えております。以上です。

○石橋委員
 このたびの一件は特別な事情で部長が不在であったということもお伺いしております。ですから、不在のときはどうするかということも、やっぱりきちっと決めておく必要があると思いますし、また、今ダブってもいいから報告をきちっとすると。本当にダブっていいと思います。危ないときは。三重でも四重でも、私はダブっていいと思いますので、ぜひこのたびの教訓を、災い転じて福となすように、よろしくお願いしたいと思います。以上。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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