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委員会会議録

質問文書

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平成28年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:03/09/2016
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 3点分割質問方式で。
 仮称浜松西警察署の整備、設計にかかわって数点伺っておきたいと思います。
 昨年、文教警察委員会の視察で長野県上田警察署に行って、警察署附属の射撃場を視察させていただきました。非常にすばらしい射撃場だなと、訓練の場にもってこいという印象を持ちましたが、そのときの担当官の説明によりますと、やはり長野県は南北に広い状況があって、遠方から射撃の訓練等々に出かける場合に、もともとの所属の警察署管内の警備が手薄になることから考えても、設置する意義は大きいという説明があったと思います。
 静岡県警の場合は、現在は藤枝市の警察学校にあるという認識を持っていますけれども、今回この仮称浜松西警察署に射撃場が設置をされると新聞報道等もあるわけですが、これによって移動等々の時間的なロスが減って、本来業務により携わることができるということで意義は大きいと思っていまして、この警察署の射撃場の必要性はどのように感じておられるのかという点。

 それから具体に――具体といいますか設計段階だと思うんですが――イメージとして仮称浜松西警察署に、どのような射撃場をイメージされて設置をされていくのかということ。

 それからもう1点ですね。
 長野県は南北ですが、静岡県は東西に広いと言われてますが、伊豆半島を入れると結構南北にも長いと。私のところから下田市へ行って帰ってくると、大体一日仕事となります。こういう事情があるわけですが、考えたら東西の移動は新東名を初め旧来の東名高速もあって、時間的にそれほど困難ではないという認識を持ってまして、伊豆半島の警察官が射撃の訓練をする場合に、むしろ東部方面にも欲しいのではないかという気がしてなりませんけれども、あわせて3点について、まずお答え願いたいと思います。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 射撃場につきましては、3番委員御指摘のとおりいろんな課題がございまして、本県は警察学校に22的の射撃場が設置してあります。ここで警察学校の学生の訓練、それから各警察署の第一線警察官の訓練、機動隊員の訓練、全ての訓練を実施しているわけです。それで以前から訓練時間の確保とか、警察署から警察学校への往復に長時間を要するということで、警察署の治安体制への影響が課題になってきたところであります。
 これらを解消するという目的で、仮称浜松西警察署に射撃場を併設しようということで、今回の予算に計上させてもらってるところであります。これにより、警察学校における射撃場の訓練の飽和状態が緩和されて、西部方面の警察署に置いて少人数で充実した訓練ができるようになる。かつ警察署の治安体制も確保できるのを期待しているところであります。
 パトロールとか県民からの相談だとか、事案対応の警察活動時間が確保されるということでございます。

 この射撃場について、今の構想といたしましては本署庁舎の附属棟として車庫棟を各署に置いてあるんですけれども、その2階に標的を5的の装置プラス換気装置等の設置をして、配備する予定にしております。

 今後の整備方針です。
 御指摘のとおり東西、伊豆半島ありますので、この仮称浜松西警察署に設置した射撃場の整備の効果とか、それから警察学校の射撃場の訓練の緩和状況等々を検証しつつ効果測定をして、今後の整備方針について検討を進めていきたいと考えております。

○中谷委員
 ありがとうございました。
 仮称浜松西警察署の射撃場を整備して、その効果を検証しながらということですが、例えば昔よく言われた言葉で、私が県会議員に当選させてもらった20年前にはですね、東の大仁、西の天竜と、要するに余り事件事故がないところだと。私はちなみに天竜ですが。穏やかでのんびりしたということもあるかもしれませんし、警察のいろいろな業務に対して理解度が高いと。ごらんになってわかるように穏やかな人間が多いんじゃないかと。そういうことの中で、例えば大仁署なんかもぼちぼち建てかえるという話もあるようですが、こういうところもできれば、こういった射撃場を設置することによって大いに効果を発揮できると。そうするとやっぱり東・中・西となりますので、とかく私ども議員の先輩の皆様方は、西部につくったから今度は中部だとかですね、東部につくったから中部だとか、何となくバランスをとって政治を行ってきたという、私なりの認識を持っています。
 そういった意味でも、ぜひ東――あえて大仁と申し上げましたが――ほかに候補の署があるかもしれませんけれども、その辺の考え方。私が今申し上げたんですが、全然違うよと、そんなことはないと、いやそのとおりかなと。しかしこれは予算もかかる話ですのでね、その辺のことに関して何か御意見があれば聞かせてください。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 具体的にどこに建てるとか、どこを検討するとかは先ほど申し上げましたように、効果測定をして検討してまいります。
 ただ、もし考えられるとすれば仮称浜松西警察署と同じように建てかえ――今回は新設ですけれども――建てかえる警察署の庁舎整備にあわせて検討していくことになろうかと思います。

○中谷委員
 次の質問、健康管理についてです。
 静岡県の警察官及び警察職員は7,000人弱と言われていまして、その中できょうのこの文教警察委員会の答弁席に座っていらっしゃる、もちろん西川警察本部長初め、前においでになられるのですが、県警の中の選ばれしエリートだと私は思っていまして、その中でも特に正を拝命している方が10人ほどおいでになると。きょう出席でない方もおいでになるわけですが、非常に激務だと実は私は思っています。
 そうした中で、健康管理について、特に警視正と言われる方々の中で、たまたま目が合いましたのが大島総務部長で、どのような健康管理をされているか御意見を伺いたいと思います。

○大島総務部長
 私もちょっとお話を伺いまして、3番委員と同じ手術を2日違いで行ったと。
 3番委員の場合は激務だと思うんですが、私の場合は不摂生だと。健康を害してしまいますとやっぱり自分もつらいですし、周りに迷惑をかけますので、やっぱり自分なりに努力しなければならんなということで、参考になるかどうか、私も警視になりました15年前、平成14年4月1日にぴたっとたばこはやめました。同じようにジョギングも始めることにしていまして、今までまだ続けております。14年目、もうすぐ15年になるんですが。
 なかなかこういう仕事をしていますと、3番委員もそうだと思うんですけれども、仕事を離れてもあれどうしようかなとか、いろいろ思い悩んだりとか、あるいは1人になって余り考える時間もなかなかなくて、やっぱりそうしたことをやっていくとメンタル的にもよくないと思いますので、できる限り体を動かして、頭の中を空っぽにすることも重要だと思いますし、ダイエットというわけではないんですけれども運動をして――人間ドックになるとどうしても数値が悪くなってくるんですよ――そんな管理をするのが大事だということですね。自分なりに、そんなことで運動を続けたりしているところでございます。
 ただ、今回は余りちゃんとやってなかったので入院してしまいました。やっぱりそうなると健康のありがたさというのがわかりますし、周囲に頼られているということもよくわかりました。さらに気をつけていかなければならんなと思っています。人それぞれだと思いますけれども、意識してやり続けるのが大事ではないかなと考えております。

○中谷委員
 ありがとうございました。
 他人事とは思えませんね。私も身にしみて努めていきたいと思いますし、それこそこれからまた激務が皆さん続くと思いますが、健康に留意されて頑張っていただきたいと思います。

 次、最後ですが、これは西川警察本部長に伺いたいと思います。
 着任をされておよそ1年半ですが、静岡県に着任をされて県警本部長として仕事を始められて感じられたことで、例えば静岡県人ってこういう特徴を持っていて、こうなんじゃないのという、かなり衝撃的なショックを受けられたのかどうか知りませんけれども、どういう感じを持たれたかというのをお知らせ願いたいと思います。ざっくばらんで結構です。
 それともう1点、こうして議会でいろいろ審査をされて説明をされてということですが、特に我々県会議員に対して――あえて文教警察委員とは申しませんが――西川警察本部長の思いとして、県会議員だからこのぐらいのことはちゃんとしろよとか、もっと警察に理解をしろとか、何でも結構ですので、これでざっくばらんに2点についてお聞かせを願うとありがたいと思いますので、よろしくどうぞ。

○西川警察本部長
 大変難しい御質問をいただきました。
 私、全国を割と多く歩いておりまして、秋田県それから東京都でももちろん勤務がございますし、長野県でも勤務いたしました。あと福井県、大阪府、兵庫県、山口県と勤務をいたしましたが、どこでもいろいろな人がおりますので、それほど強烈に特徴があるということはございません。特に警察などは大体似通った気質の者がもともと警察官になっておるようなところがございますので、ここの人はというのはそんなに強烈に感じたところはないところでございます。
 ただ、警察の仕事は犯罪に対して対応する仕事でございますので、例えば大阪府ですとか兵庫県ですとか、こういったところは非常に凶悪犯罪も多うございますし、それなりの見るからに凶悪というか、いろんな問題を抱えておる人物が多くおるところではございますけれども、静岡県は人口の割には、そう重大事件も少のうございますし、穏やかな方が多いのかなという印象を受けております。
 それから、県議会につきましては、委員会は私はいろいろ出ておりますけれども、本会議に出させていただいたのは、秋田県と長野県は警務部長でございました。それと静岡県の3カ所でございまして、これは非常に静岡県の特徴がございまして、本当に静かで紳士的な雰囲気の県議会は実は初めてでございます。ほかの県議会はそういう時期だったのかもしれませんが、割と怒号渦巻くようなこともございましたし、やじなども非常に多うございまして聞き取れないこともたびたびございましたが、当県は大変静かで真摯に議論をされておるところでございますので、高潔な方が大変多い議会であると感服をいたしておるところでございます。

○中谷委員
 ありがとうございました。終わります。

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