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委員会会議録
質問文書
平成22年決算特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 小楠 和男 議員 |
| 質疑・質問日： | 11/12/2010 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○小楠委員
１点だけお聞きします。旅券についてです。
二、三年前なんですけども、私は、常任委員会の席だったかどうか正確に覚えがないんですけど、時の担当の方に、静岡県民はどれだけ旅券――パスポートを所有しているのかというデータがあるか聞いたんですね。ないと言われたんです。当然のことながら、富士山静岡空港が開港する目前の話で、どれだけの人が旅券を持っているのかわからないで、一体どうやって国土交通省のモデルか知らないけど、外国へ行く人たちの数字を出すのかなと不思議に思ったんですね。その当時、静岡県民はほかの県に比べてパスポートの取得率を比較してどうなんだろうなということも聞きたかったんですけど、データがないからどうしようもないと。
ところが、今回業務棚卸表の27ページを見せてもらうと出てくるんですね。有効旅券保有率というのが平成21年度の数字で出てくるんですね、初めて。
最初に１つお聞きしたいのは、この有効旅券保有率というのはどうやって出した数字なんでしょうか。380万県民全体の中から割り出した数字なのかということも含めて、どういう計算をするとこの保有率というのが出てくるのか、根拠を教えてください。
それで出てきた数字が平成21年度で22.7％ということですね。これが何で今までできなかったんですか。何でこの年になって急にできるようになったんですか。市町に旅券の業務をおろしたから出てくるようになったとは私は思えないのです。全県でやったことですから、県が。なぜ突然ここでできるようになったのか。その理由を教えてください。
もう１点、目標ですね。平成25年に25％。平成21年に22.7％で、当然この年に空港がオープンしているわけですから、相当控え目な数字だと思うんですよね。もっと頑張って上げていかないといけないというぐらいの数字に思えるんですけれども、この目標25％という数字を出した根拠を教えてください。
もう１つ、これは他県との比較ができていますか。比較ができているようなら、静岡県の保有率というのはどの辺の順番なのか教えてください。以上です。
○墨岡国際課旅券室長
旅券の保有状況につきましての御質問ですが、これは有効旅券数を全県民で割った率でございます。それが22.7％ということで、ここに平成21年度の保有率が載っておりますけれども、これは毎年出ているわけでございます。申しわけございません。
これで他県との状況比較はしておりまして、全国平均が23.8％でございます。保有率で見ますと静岡県は全国で13位でございます。以上でございます。
○岩城国際課長
業務棚卸表平成21年度のところに旅券保有率ということで、これは平成25年に25％に上げると。要は県内の県民が国際化をしていく上で、これは当然、海外の方を受け入れるということと、県民が海外を知るということが非常に重要になってまいりますので、説明書の業務概要に挙げております外国人住民の地域社会への参画や、県民と外国人住民との交流、相互理解を促進し、多文化共生の地域づくりを進めるという中で、お互いを知るという１つの目安の中に、県民も海外を体験して、海外の実情を知って、それを多文化共生社会の実現へ向けて生かしていこうという意味で、１つの指標として挙げたものであります。これ以前にこういう指標がなかったわけではありませんので、お答えいたします。
○小楠委員
頭に血が上りそうだけど、当時は多分県民サービスセンターが業務をやっていたんで、担当は県民生活課、県民生活室か何か知らないけど、ちゃんと担当に聞いたんだよ。ないって言われたよ、本当に。何かばかにされているみたいで、ほんと気分が悪い。当時の担当がだれかまで顔も覚えていませんけどね。
済みません、もしずっとあったとしたら、今お手元にあるなら、この旅券の保有率、例えば平成20年、19年とかという過去の数字があるならちょっと教えてください。
それで、全国平均も今教えてもらいました。23.8％。今まで空港を持ってなかった県とすれば、比較的高い保有率だなということがこれでわかるんですね。僕はそのときこれを聞きたかったんだよな。何で教えてくれなかったのかね。ますます怒れてくるんだけど。
そのことを今言っても仕方がないですが、これ25％になると全国順位はどれぐらいになるんですか。それだけあと教えてください。
○墨岡国際課旅券室長
これまでの数字は、調べて後ほどお出しいたします。
大体全国で９位ぐらいにはなると思います。
○岡本委員長
それでは、質疑の途中ですが、休憩に入ります。
15時15分を再開とします。
（ 休 憩 ）
○岡本委員長
それでは、休憩前に引き続いて、委員会を再開いたします。
質疑等を継続します。
○墨岡国際課旅券室長
先ほどの15番委員の御質問に補足説明をさせていただきます。先ほど申し上げました旅券保有率でございますが、外務省の統計では有効旅券数が出ておりますので、県で人口に対しまして割っておりまして、それで算出したものでございます。
それと過去の有効旅券保有率でございますが、平成17年度は手元にちょっとデータがございません。平成18年度からの数字を申し上げます。18年度は24.4％、19年度が23.8％、20年度が23.4％となっております。以上でございます。
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