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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成25年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:10/29/2013
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 一括質問方式で3問、よろしくお願いします。説明書のページ数に沿ってやらせていただきます。
 まず、28ページの国道136号函南三島バイパスの整備についてお伺いしたいと思います。
 新東名の整備効果を全県に広めたり、また交流人口の一層の拡大を図っていくためには、新東名と東名から成る東西の軸、それに加えて伊豆縦貫自動車道や中部横断自動車道、それから三遠南信自動車道といった南北の軸の整備による交通ネットワークの拡充が必要であると考えております。
 このうち、県東部の伊豆地域の伊豆縦貫自動車道の一部となっております東駿河湾環状道路、この開通は、もちろん本県のみならず、首都圏からの観光客のアクセスに対しては相当な機能の向上に寄与するものと期待をしているわけです。
 国と県とが役割分担をして整備を進めている東駿河湾環状道路、それから国道136号函南三島バイパスのうち県が施工している区間につきまして、平成24年度の進捗の状況について、まずお伺いしたいと思います。

 それから、説明書の42ページと54ページに出ておりますが、緊急総合治水対策事業費につきましてお伺いしたいと思います。
 ことしの7月に西伊豆町が相当の被害に見舞われて、今まさに局地的豪雨というか亜熱帯のスコールのような豪雨で、特に西伊豆町のほうではその脅威をまざまざと見せつけられたわけです。近年の局地的豪雨対策として、平成23年度から平成24年度にかけて実施しました緊急総合治水対策事業について、その実施状況、そしてどのような効果があったかをお伺いしたいと思います。

 それから最後に95ページ、基幹水利施設の保全・更新につきましてお伺いしたいと思います。
 県営の基幹水利施設の保全更新事業では、基礎となりますのが農業用用排水施設の整備更新で、これにつきましては26地区で実施しているわけであります。基幹水利施設アセットマネジメント計画策定事業では、その基幹農業水利施設の補修と更新整備の中長期的な事業実施方針を策定しているわけであります。
 この農業水利施設というのは、戦後の食糧増産の時代から長い年月をかけて整備されているんですが、今後はこれらの膨大なストックの老朽化によって、更新事業の大幅な増加が見込まれると思っております。この更新整備を計画的に行っていくことは非常に重要なことであると考えておりますけれども、この基幹水利施設アセットマネジメント計画策定事業では、どのような事業実施方針を策定したのか。また、その方針をどのように今事業に反映をしていくのかということをお伺いして、質問としたいと思います。以上です。

○石塚道路整備課長
 まず、国道136号函南三島バイパスについてお答えいたします。
 東駿河湾環状道路の大場函南インターから函南塚本インターまでの間2.8キロにつきまして、国道136号函南三島バイパスとなります平面部を県、高架部を国とする費用負担により協定を締結し、連携して事業を進めているところでございます。
 このうち、県道熱海函南線を境に南側の1.9キロメートルを県が、北側の0.9キロメートルを国がそれぞれ事業を実施しております。
 昨年度まで――平成24年度までなんですが、全体事業費255億円のうち244億円弱まで投資してございます。補正予算もいただきましたので、かなり進捗したと考えてございます。そうしたこともございまして、平成25年3月7日――昨年度末になるんですが、県管理の平面部について片側1車線の部分開通をしたところでございます。
 今年度につきましても、施工区間の進捗を見ますと、平面部と高架部は大体完成に近づいてございまして、現在、残る遮音壁工、舗装工事、あと附属物などの工事を実施しているところでございます。平成25年度内の完成を目標にしてございますので、今後も国と連携をとりながら、引き続き残る整備を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

○石垣河川海岸整備課長
 緊急総合治水対策事業のうち、説明書42ページの河川事業につきましてお答えいたします。
 委員のほうから、ことし7月の西伊豆町の災害の話がありました。10月に入りましても台風26号の伊豆大島の被害、あるいは先週末も台風27号によりまして西部地区でかなりの大雨が降りました。そのため、磐田駅の南側で床上浸水が数件発生したような状況がございます。近年、台風の大型化ですとか発生頻度の増加、あるいは局地短時間豪雨――いわゆるゲリラ豪雨と言われますけれども、そういったものの増加が非常に懸念されているところでございます。
 そのような中、我々が管理する中小河川におきましては、古い橋や堰などの構造物や局所的な狭窄部があるところで、急激な増水による浸水被害の発生が顕在化している状況でございます。
 浸水がたびたび起こる地域ですとか、住居、事業所が密集している地域、あるいは緊急輸送路や生活道路などに影響するような24河川におきまして、橋梁や堰などの構造物の改築、撤去及び局所的な河道拡幅等の工事を緊急対策事業で実施しております。
 例えば東部地区の黄瀬川におきましては、河川断面を阻害している道路橋をかけかえすることによりまして、河川水位の低下、流水能力の改善を図っているところでございます。いずれも河川の狭窄部になっている区間の改修により、浸水被害の解消、軽減が図られ、短期の集中投資で大きな事業効果の発現が見込まれているところでございます。
 現在、15河川で完成しておりますけれども、残り9河川につきましても順調に事業を進めておりますので、さらなる浸水被害の軽減が見込まれるものと期待しております。以上でございます。

○松本農地整備課長
 基幹水利施設のアセットマネジメントの関係でお答えいたします。
 実施方針としましては、3つ立ててございます。1つ目は県と管理主体の連携。2つ目はアセットマネジメントを導入しまして施設の長寿命化を図っていくこと。3つ目は大規模地震対策ということで緊急時の対応の支援と、この3つを実施方針として定めております。
 具体的には、アセットマネジメント導入の手法としまして、施設の機能診断を行いまして、そのデータから施設の劣化の将来シミュレーションを行っております。それをもとに、中長期的な観点から更新・補修費用の平準化を行う試算をまとめております。
 この試算結果をもとに、将来的には予算の範囲内で基幹水利施設の適切な管理水準を保てるように、現在農地局で次期みらいプランを策定しておりますけれども、この中の目標指標にこの結果を反映させております。以上です。

○早川委員長
 それでは、ここでしばらく休憩といたします。
 再開は14時50分といたします。
( 休 憩 )
 それでは、休憩前に引き続いて分科会を再開いたします。
 質疑を継続します。では発言願います。

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