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委員会会議録

質問文書

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平成20年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐原 徹朗 議員
質疑・質問日:03/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○佐原委員
 若干時間があるようでございますから、質問させていただきます。
 まずその第1点、知事が盛んに言っていらっしゃいますけれども浜名湖新橋の取り組み状況、ちょっとお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 2点目でございますけれども、静岡県におきましては2つの市が政令指定都市になった。政令指定都市というのは高次な都市機能を持ったまちということでございまして、今見ると浜松、静岡そうなるかなと疑問があるわけであります。
 それはそれとしまして、実は静岡市のことでございますけれども、皆様方御案内のとおりに、静岡から清水にチンチン電車が走っていますよね。あれはまさに南北交通を阻害する最大のものなんですよ。ところが、静岡市は政令指定都市になったにもかかわらず、これは市がやるべき仕事なのかわからないけれども、委員長には所管外の質問ということで怒られるかもしれないけれども、ここだけはちょっとお許し願いたいんだけれどもね。そういった中において静岡市の対応ということを県としてどのように考えるか、お聞かせ願いたいと思います。

 それで、3点目でございますけれども、衛門部長は初代の建設部の部長ということで、これだけの大所帯で大変御苦労されたと思うんですね。そうした中において今年1年というか本年度1年をどのように評価し、それを受けて来年はさらに一層静岡県の社会資本整備を含めて、林業を含めてやる上においての決意のほどを是非お聞かせ願いたい。とりあえず質問は以上です。

○鈴木道路企画室長
 浜名湖への架橋についてお答えいたします。
 この構想につきましては、県の総合計画でも浜名湖への新たな架橋について調査研究するということで位置づけをしているわけでございます。とは申しましても、非常に大きなプロジェクトでございまして、建設部――旧土木部におきましても一昨年度に調査をいたしました。調査結果につきましては、架橋位置がどの位置であった場合でも橋梁の延長が3キロから4キロぐらいであろうと。で、その橋梁の本体だけでも400億円から500億円ぐらい費用がかかるということでございまして。これB/Cを算定いたしますと当時の計算で0.3ということになります。ということで、時間が短縮されるとか、そういった直接的な効果だけではなかなか事業の効果というものが得られないということがわかったわけでございます。
 とは申しましても、環浜名湖地域の一体化、あるいは国際的な視野に立った愛知県や長野県も含めた統一的な都市圏の形成といった意味では大きな意味があるということで、こうした結果につきまして地元の浜松市や地元商工団体等へ御報告を申し上げました。そしてこうした結果も参考にしながら今後議論をしていきましょうということで呼びかけをしているところでございます。
 その後、特に目立った動きというのはないわけでございますけれども、たまたま今年から浜松地域の広域的なパーソントリップ調査が始まりましたものですから、そういった中での議論、あるいは三遠伊勢連絡道路に関する今後の議論などを注視しながら、企画部とも連携しながら、あるいはこれは構想段階にいたしましても、事業段階にいたしましても政令市となりました浜松市の関与が非常に重要なものになってくると思いますので、浜松市の動きなども注視しながら引き続き研究していきたいと考えております。

○水井市街地整備室長
 委員お尋ねの政令都市浜松市と静岡市のまちづくりの考え方でございます。
 浜松市におきましては、都心部におきまして幾つかの再開発等を進めております。鉄道高架も進めております。一方、静岡市におきましては、今お話ありましたように清水間の鉄道等がございますけれども、これらにつきましては静岡市におきましても再開発を含めまして駅前の広場、またこれに合わせました新交通システムの検討等をやっていると聞いております。それぞれの町がそれぞれの地域に合ったまちづくりを進めているというふうに聞いております。
 このように静岡、浜松両市につきましては、県と同等の権限を持つ政令都市にふさわしい個性あるまちづくりを行っているところでありまして、両市のまちづくりが市が主体となってみずから進めるものと考えております。
 このようなことから、両市から相談や助言等の要請があれば、にぎわいと活力に満ちましたまちづくりが一層推進できますように、きめ細かな支援を行っていきたいと考えております。以上でございます。

○衛門建設部長
 今年1年間を振り返ってということで来年の決意ということでございますが、まず今年1年新しく建設部ができて、従来の4つの部が一つになったということで、東京のほうの所管省庁におきましても国土交通省だけでなくて農林水産省ということで、いろいろと従来縦割りをいろいろなところで指摘されたところが集まったということでございまして、できるだけ横のつながりをよくしていこうということを最初に皆さんにお願いして進めてきたところでございます。
 結果的には、例えば土地開発におけるいわゆる都市計画行政と農地の利用行政、いろいろと従来からも接点はあったんですけれども、なかなかその一元化というところまではいっていなかった。横のつながりがかなりその辺で情報交換ができるようになったと思っております。それから来年度の予算に向けましても、農林道の活用事業のように国・県道と農林道をうまくリンクさせていこうというようなモデル事業も立ち上げることができたところでございます。
 とは言いながら、まだまだいろいろとそれぞれの個別事業なりでは課題が残っておると思っておりますし、県内を見ましても道路、河川あるいは港湾、都市、農地、森林ともにそれぞれいろいろな課題がまだあるのはこの委員会でも御議論いただいたとおりだと思っております。そういう意味でより一層これから横の連携を深めながら、県民の皆さんの期待にこたえられるよう頑張ってまいりたいと思いますので、また御支援のほどよろしくお願い申し上げます。

○佐原委員
 政令指定都市と言いますと、私のイメージ的に全国見ますと大体高速が走り、地下鉄がありというのが大体政令指定都市のイメージなんですよね。ところがさっきお話ししたように、静岡、浜松、将来どうなるのかなと思っているわけであります。そのためにもやっぱり道路財源の維持というのが必要になるわけでありまして、そういったことにおいての御協力を願えればありがたいというふうに思っているわけであります。ごく一部は浜松、静岡ということでございます。
 最後でございますけれども、この説明員の中に6名の方がこの3月をもって御勇退をなさると。昨晩の皆様方のお話がありました。あのお話を聞いていますと答弁よりもうまい、そんな感じがしたわけであります。皆様方のこれからの人生、さらにすばらしい人生となりますことを願いまして、私の質問を終わります。(拍手)

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