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委員会会議録

質問文書

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平成25年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:10/31/2013
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 では、一括で。といっても1問しかありませんけど。
 出納局です。説明書148ページ、印刷物の関連です。集中管理で印刷外注、発注をするというところですが、見積もり合わせで行われておりますけども、この見積もり合わせで結果として出るものというのは、基本的に一番安い業者を採用になりますか。

○田澤用度課長
 オープンカウンター方式というもので、仕様書をカウンターで誰でも事業者に見ていただけるように公開をし、限られた日限の中で応札をしていただく。結果的には一番安い応札者に決定するということであります。

○中沢(公)委員
 これは1,225件で1億3000万円余ですから、ざっくり平均すると10万6000円ぐらいのものが1,225件あるということでいいわけですよね。そうすると印刷関連の業界からすると、中小零細企業の経済活動の一翼を担うわけであります。昨今、デフレがあって、景気の低迷があって、県内企業も日本全国で赤字率ナンバーワン。さらには、それぞれの県民所得も大幅に下がっているという状況の中で、県とすればより効率的に、よりいい金額で外注を出そうと。一方で、受注するほうの経済活動の一翼を担うという意味では、非常に経済活動への貢献にもなるわけですね。中小企業の受注拡大というか、受注機会をつくってるわけですから。
 見積もり合わせで最も安いところがとるというのは、ある意味、仕方ないところなんですが、過度なダンピングによる企業の疲弊と、でき上がった成果物の品質の保証は大丈夫なんだろうか。つまり品質保証に揺らぎが出ないか懸念されると思います。例えば、この物件は予算がこれぐらいなので、これより安いのはまずいなという、いわゆる低入札価格調査制度みたいな、そういったものは設定されてますか。

○田澤用度課長
 外注印刷物の発注に当たりましては、予定価格が100万円を超えるものという限定はありますけれども、平成21年の1月から最低制限価格を設定しております。平成24年度に関しましては、入札は1件、それから随意契約――先ほど言いました見積もり合わせですね――こちらについては5件、この最低制限価格を設定した実績がございます。

○中沢(公)委員
 それはやっぱり公共の仕事として僕は本当に重要だなと思っています。これからもこの印刷物はなくなることはないですよね、いろんな資料が毎年必要なわけですから。ぜひ出納局の皆さんにおかれましては、安かろう悪かろうではなくて、適正価格において、きちっとした品質が保証されるものを成果物として上げるという部分にもちょっと力を入れてもらいたいなと。そして中小企業の皆さんには、そういう経済活動の一翼を担うと同時に、企業努力の中でよりいいものをつくっていただくと。決して過度なダンピングによって企業が疲弊することがないように最善の策を検討していただきたいと思いますのでお願いします。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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