• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:塚本 大 議員
質疑・質問日:03/02/2015
会派名:自民改革会議


○塚本委員
 一括質問方式でお願いします。
 産業委員会提出資料の9ページになりますが、水道事業の現状と課題ということで給水実績、課題そして平成27年度の取り組みが記載されてあります。その平成27年度の取り組みの中の榛南水道について少しお伺いしたいと思います。
 ここに記載されている内容では、大井川広域水道企業団との連携のあり方を検討していくということが記載されてありますが、連携することについて何か課題があるのかどうかその点をお聞きしたいというのが1点。
 そして、将来的にこれら連携していく中で榛南水道と企業団から受水している市や町といったところの水道に何か影響が出る可能性があるのかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。

 次、委員会提出資料10ページになります。
 10ページの2工業用地等開発可能性基本調査費補助金の平成26年度の助成状況が記載されてありますが、この焼津市中島についてお聞きしたいと思います。
 平成26年度ももう終わりに近づいておりますので、この調査をした結果どういう状況であったのかということをお聞かせいただきたいのと、将来的にここの工業用地開発に結びつきそうなのか、そうでないのか、その辺の状況もお聞かせいただきたいと思います。以上です。

○竹内経営課長
 私からは大井川広域水道企業団との連携につきまして御説明いたします。
 まず、大井川広域水道企業団と榛南水道の関係ですけれども、榛南水道は昭和42年に、大井川広域水道企業団は昭和52年に経営の許可を国から受けまして、その順番で給水を開始しております。
 現在、牧之原市と御前崎市の2つの市が両方から給水を受けているという状況でございます。
 今後のあり方ということでございますけれども、国からは同じ地域に用水供給事業が2つあるのはいかがなものかと、いわゆるどちらかに統合すべきではないかというお話や指導もございまして、大井川広域水道企業団が給水を開始したころからずっと断続的に県と企業団で協議を続けてまいりました。
 実は、今後国庫補助を受けて更新ということになりますと、同じ地域に2つの用水供給事業があるということで国の補助金を本当に両方もらえるのかというようなこともありまして、その後真剣に考えていくべきではないかというお話がありまして双方の管理者が協議を行いまして具体的な統合の方針についてこれから決めていこうということで事務的な作業を始めたところでございます。
 それから、課題としましてはやはりこれから施設の更新であるとかそういったものもありますので、中には同じ地域に全く同じような水道管が入っているとか、そういった分について、例えば企業団に全部資産を渡すのかあるいは借金もありますので、借金もどうやって渡すのかということも課題としては残っております。
 今後の統合に向けての影響ですけれども、今申し上げました2つの市につきましては企業局の榛南水道のほうが安い単価で供給をしております。ですので、もし統合になりますと大井川広域水道企業団のほうがそのまま榛南水道のときの料金でやっていただけるのか、あるいは榛南水道の料金を値上げして一緒の数値になるのか、その辺はまだ全然決まっておりませんけれども、そういったことが影響として考えられます。私の方からは以上でございます。

○井上企業局理事
 焼津市中島の開発可能性基本調査について御報告いたします。
 現在、焼津市中島につきまして開発可能性調査を実施しております。今月末の結果をもって焼津市と検討調整することになっております。
 この場所につきましては、市街化調整区域でありますけれども、周辺は既存の工場、倉庫が立地しておりまして道路条件もよいということであります。
 しかしながら、課題といたしましてやはり養鰻池当時の構造物が残っておりまして、その撤去費用が大きくなるんではないかと考えています。そういったことも含めて今後焼津市と調整をしながらどういった方向性があるのか、その辺をさらに連携して調整を進めていきたいと考えております。以上です。

○塚本委員
 御答弁ありがとうございました。
 それぞれ要望になりますけども、まず初めに聞いた水道事業の現状と課題の榛南水道と大井川広域水道企業団との連携の関係ですけども、統合していく中で合わせると、どちらか安いほうが値上げという感じになるのかなと思います。そういう可能性があるというお話がありましたけども、ぜひ、そういったときにはやっぱり利用されている方々に当然不満が出てくると思いますので、丁寧にその辺の状況を説明して御理解をいただくということが先だと思いますので、不満の声が出ないように丁寧に対応していただきたいということを要望しておきます。

 次に、委員会提出資料10ページの焼津市の中島の工業用地についてです。
 養鰻池の跡地ということで、撤去費用等がかかるとか課題の話がございました。
 ただ、どこで工業用地をつくるにしてもその場所その場所で当然課題があるものですから、焼津市ときちんと連携をとって話をしていただいて、そういう課題を乗り越えて、ぜひ工業用地の造成に結びつけていただきたいと思います。ここの地区の概要のところにも書いてありますけれども、東名高速道路の焼津―吉田間に新しいスマートインターチェンジが平成28年3月末には供用開始になりますので、やっぱりそういった新たな交通の拠点をうまく使うにはこういう工業用地を近くにつくるというのは大変利益が生まれてくるんじゃないかなと思いますので、ぜひ前向きに話が進むように市と連携をとっていただきたいということを要望して終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp