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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 育子 議員
質疑・質問日:11/17/2011
会派名:自民改革会議


○伊藤委員
 4点ほどお願いいたします。まず評価を加えた業務棚卸表の12ページ、そちこちに散見されるわけなんですが、建設工事、それから建設関連業務について元請、下請の関係なんですけども、この契約状況に関する立入調査というのをやっていらっしゃると。それに、その立入調査で下請任せの実態が平成22年度はあったんでしょうか。それからその場合に指導、指摘なんかを受けた場合に罰則というのはあるんでしょうか。それについてお伺いいたします。

 それから2つ目が、今度は制限付き一般競争入札なんですが、委員会でも、それから議会でも制限の中に静岡県独自の取り組みが見えるような項目を入れたらどうなんだという提案がたびたびあったと思うんですが、例えば障害を持った方の雇用の率とか、それからユニバーサルデザインへの取り組みとか、そんな静岡独自の項目をその制約の中に入れたらというふうな提案が何回かあったと思うんですが、そういうふうな事例が平成22年度はあったんでしょうか。

 それから3点目が、労災の低減についてお伺いいたします。
 これは評価を加えた業務棚卸表31ページです。安全管理講習会とかパトロールとかやってくださっているのはよくわかりますし、ありがたいと思いますが、中間検査を行うものと完成検査を行うものとの選定基準というのはあるんでしょうか。例えばランダムサンプリングなのか、金額なのか、工事内容なのか、どこら辺で選定するのか、ひとつお伺いいたします。
 それからパトロール実施の結果、平成22年度の指摘事項というのがあったと思うんですが、総件数どのぐらいあるものなんでしょうか。
 それからその主な内容について。それから労災の実態についてちょっとお伺いしておきたいなと思うんですが。平成22年度に関する労災の実態というのはどのぐらいになるんでしょうか。

 それから4番目は空港です。運用時間の延長というのについて取り組んでくださって、結果的にそうなっているわけですが、平成23年度ですので、それについての苦情を聞くと平成23年度になっちゃいますので、その前の段階で、平成22年度、運用時間の延長に関する何か地元の説明会の中でそれらしい問題が出ていたのかどうか。それについてお伺いいたします。以上です。

○望月建設業課長
 12ページ、構造改善実態調査についての結果についてお答えします。
 構造改善実態調査について、平成22年度につきましては89社対象に100件実施いたしました。その結果につきましては、主に不備が見られた点ですが、変更契約が締結されていない、あるいは契約書に約款が添付されていない、県から工事の代金を受領した後速やかに下請業者に支払いがなされていなかったといったことなどが見られました。これらにつきましては、その場で文書により指導票で指導いたしまして、そのあと建設業法を順守するためのパンフレット等を渡して改善、是正を指導いたしました。
 罰則はあるかということですが、平成22年度に関してはこのような不適切な扱いに対して、建設業法で監督処分した事例はございません。

 次に一般制限競争入札の中で県独自の取り扱い、例えば障害者の雇用ということですが、入札の参加資格の中に格付を行いますが、その中で加点をするとかしております。また指名競争入札においては評価において配慮しております。また一般競争入札の中の総合評価方式、この中においても加点事由として挙げてございます。障害者を雇用している企業に対する入札については以上でございます。

○石塚工事検査課長
 中間検査、どのような基準で行うかということについてですが、完成検査で判別できないものに関しては中間検査を行うということになっております。そのほか工事の進捗がある程度いった時点で中間検査を行うように指導をしている状況になります。
 労災関係についてですが、労災を防ぐために私どもの管轄する出先機関ではほぼ毎月ごとぐらいに業者と一緒になって安全パトロールを行っております。大体行った回数が年間、延べにしますと五、六十回やっていることになります。
 あと労災事故の発生状況ということで整理してございます。平成22年度におきましては、死亡事故が2件、傷害事故が10件ということで、労災事故が12件起きております。このような状況でございます。以上でございます。

○興津空港地域連携課長
 開港後の空港の運用時間延長に伴います騒音の苦情に関する御質問にお答えいたします。
 平成21年6月に開港して以来、開港当初は騒音苦情が年間で30件ございましたが、平成22年には1件でした。
 今回平成23年4月に運用時間の延長をさせていただきましたけれども、もともと地元の空港対策協議会等との騒音協定では13時間ということで御了解をいただいておりまして、また平成22年度中には空港対策協議会に対しても再度御説明に上がり了解をいただいております。平成23年度に運用時間を延長いたしましたけれども、騒音に対する苦情というものは上がってきておりません。またもし苦情が発生した場合は静岡空港管理事務所の島田支局がございまして、そちらのほうで電話相談と窓口で受付をしているところでございます。以上でございます。

○伊藤委員
 ありがとうございました。まず1点目なんですが、元請下請で、下請の業者についてずっと私は気になっているわけなんですが、とにかく鼻血も出ないぐらい管理料を取られるというふうな話を聞いたり、それから下請会社なんてのは消耗品だというふうにうそぶく会社なんかもあるようでございますので、そこら辺は下請にどれほどのしわ寄せが行っているかということにつきましては何とか調べ上げて、それでそういうことをできるだけじゃなくて、下請にこそ技術者がいるわけですので、そこを育てるというふうな視点で、何とか頑張っていただきたいなという要望をしておきます。1点はそのトレンドを聞きたいわけなんですが、平成22年度のこの数字というのは少ないんですか、多いんですか。それ平成20年度と比べてどうなんでしょう。これを1点お伺いしておきます。

 それから先ほど12番委員さんだったと思うんですが、総合評価方式については、私のところには物すごく文書の量の多さについての苦情が時々入るんですが、それについては文書の簡素化ということで取り組んでいるとここに書いてございますので、ぜひその方向もよろしくお願いいたします。
 2問目、3問目は結構です。わかりました。

 それから空港なんですが、私のところにも苦情が1件も入ってないんですよ。だからこっちのほうには来ているのかなと思ったんですが、大丈夫ですね。ということは、飛ぶ飛行機の数が少ないんじゃないですか。苦情が出るほど飛行機が飛んでいないということなのか、それとも防音対策がしっかりといっているということなのか、どちらかわかりませんが、とにかく苦情が私のところにも1件もないということで、一緒に頑張ってまいりましょう。以上でございます。1件だけお願いします。

○望月建設業課長
 今の御質問で、平成22年度は調査の件数が多いのか少ないのかというお話ですが、実は平成22年度に交通基盤部で契約した建設工事の契約件数が約3,300件ほどございます。このうち抽出しまして100件調査をしているわけですが、限られた人員の中で効率よく調査するために問題のある工事を抜き出して、なるべく多く当たれるように、100件ということで毎年行っております。今年度も100件ということで行う予定ですが、全体から見ると確かに少ないという印象がありますけども、県が発注する工事で下請人通知書を出していただきまして、その中から問題があるものとか、あるいは価格が著しく低い価格で契約したものとか、幾つか問題のあるものから抽出しておりますので、現在人数が少ない中でこのぐらいの量が精いっぱいなのかなということでやっております。以上です。

お問い合わせ

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