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委員会会議録
質問文書
令和３年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 中谷 多加二 議員 |
| 質疑・質問日： | 11/08/2021 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○中谷委員
分割質問方式です。
スポーツ政策課とスポーツ振興課に係る令和２年度のコロナウイルス感染拡大で影響を受けた事業それから予算についての資料をもらいました。
ちょっと気になったことがありまして、この資料の中でフジ−ゾンコランヒルクライムってあるんですね。要するに、富士山とイタリアのゾンコラン山でサイクリングをやろうということで、予算が100万円。またイタリアとの交流とあって、これがちょっと中途半端に240万円、これももちろん中止になってます。それからもう１つ同じ文言でイタリア交流とあって400万円。全部中止になっていますが、当初の狙いを教えてもらえますか。
○大石スポーツ政策課長
フジ−ゾンコランに関しましては、イタリアのフリウリ・ベネチア・ジュリア州と協定を結んでおりまして、そちらにちなんでフジ−ゾンコランのヒルクライムを始めました。イタリアとの交流としてやっている事業でございますけれども、自転車を通じてスポーツでイタリアのフリウリ・ベネチア・ジュリア州と静岡県がイベント等のいろいろな交流してるものでございます。ジロ・デ・イタリアという自転車の大きな大会で使われるゾンコラン峠という峠が、ちょうど富士山のあざみラインと傾斜が似ているということで、それにちなみまして相互に大会交流をやっていました。
令和２年度に関しましては、コロナの影響で開催を中断しました。イタリア側でも開催は中止され、今年もフジ−ゾンコラン自体は中止されています。覚書自体も昨年の12月で切れております。継続に向けていろいろ努力はしていたんですけれども、イタリアの感染状況が非常に悪くて一時期音信不通になっていまして現在切れております。コロナが明けてイタリア側から働きかけがあったら、引き続き交流をしていくかどうかを判断させていただきたいと考えております。
○中谷委員
実は私たちも視察に行ったんです。難波副知事ともうお辞めになられました白のスーツの似合う加藤さんでばっちりイタリアモードで行ったのですが、そのときのフリウリの担当者が結構アバウトな感じがしたんだよね。調子がよくて、大丈夫かなという印象をすべからく思ったんですね。これから再開の余地がどうのこうのって答弁がありましたが、慎重に考えたほうがいいなと。予算立てを含めて慎重に取り組んでいかないと、あれだけ費用をかけていろいろやったのにという結果になりかねないと視察に行ったそのときのメンバーはみんな異口同音にそういった印象を持ちました
たまたま担当者がちょっとどうかなという感じだったので、慎重にいったほうがいいと思うけど、何かコメントはないですか。
○大石スポーツ政策課長
イタリアとのいろいろなやりとりは非常に困難を極めておりましたので、慎重に考えていきたいと思っております。
○中谷委員
それから、アイルランド国際交流の可能性調査という項目もあって、これも200万円で一切使われてないんですが、これは何を狙ったのですか。ラグビーの強い国なのでラグビー関連のことではないかなと推察しますが、具体的に何を狙ったか教えてください。
○大石スポーツ政策課長
アイルランドとの交流に関しましては、まさにラグビーの関係でございまして、アイルランドとの日本代表戦が向こうで行われるということもありましたので、アイルランドに行くことも考えておりました。ただこれもコロナで中止になりました。
アイルランドに関しましては、袋井市がアイルランドと提携しているとか、エコパを使ってオリンピックの合宿をやっているとかいろいろ交流はあります。昨年の３月にラグビー場の５面化をやったときに、セントパトリックグリーンカップということで、アイルランドのセントパトリックグリーンデーにちなみましてラグビー協会が女子の７人制ラグビーの試合を行いアイルランド大使も見えられました。今ラグビーを通じたアイルランドとの交流を非常に盛んに行っているものですから、そちらの関係でアイルランド国際交流可能性調査を上げましたけれども、先ほども申し上げましたように、コロナの関係で日本代表戦が行われなかったので中止となっております。
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