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委員会会議録

質問文書

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平成28年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:10/05/2016
会派名:自民改革会議


○土屋委員
 やるつもりはなかったんですけど、今ちょうど遠州灘の海浜公園について質問がありましたので、そもそも論をちょっと聞かせていただきたいんですが、委員会資料117ページには、公園をしっかりと整備しようと、都市公園の整備という形で書いてあります。その中で遠州灘については公園を整備する気が県としては当然あるんじゃないかなと私は思うんですが、野球場云々とはここには書いてないんですが、公園の整備はしていくんですか。その辺を確認させてください。

○M田公園緑地課長
 篠原地区の話になりますけれども、何回も申し上げておりますとおり、県としては基本構想をつくる段階から、50年来計画決定をされて一団の未利用地が残っているところについて、公園整備を進めるために基本構想を策定したところでございます。その中で野球場の話が出てきたということでございますけれども、公園整備を進めるために基本構想をつくったという点では変わりはありません。

○土屋委員
 つくるということで考えれば、野球場云々という話はまず公園ありきの話だと私は思ってるんですけれど、土地の問題がありますので浜松市が準備をした段階で県として公園をつくる話の中に、野球場の話がプラスアルファになって、そして今問題になっているわけですけれど、基本的に公園をつくるんであればその中の野球場を含めたさまざまな屋内運動場云々という形で書いてあるものは、今問題になっている野球場じゃなくたっていいわけですよね、野球場であればいいわけですから。基本的な話で言えば、公園をつくることを前提として話を次に進めさせていただきますけれど、今年度は、昨年度の予算の中で測量と地質調査を行っているということで10月末までには終わるという話ですが、どういう調査をして、10月末にはどういう結果が出るのかを教えていただきたい。

○M田公園緑地課長
 公園の整備を前提としまして測量と地質調査を行いました。測量についてはおおむね37ヘクタールあります。うち浜松市が用地買収してありますところは測量結果がございますので、それと合わせて37ヘクタール全体の現況地形図を作成するのが測量でございます。
 もう1つ、地質調査でございます。これは野球場の可否の判断にも使えるし、公園の整備にも使えるということで地質調査を行いました。これは前回も申し上げましたとおり、1本の地質調査を行いまして、今土質試験――これには液状化の判定等も含まれておりますが――資料を採取して野球場、公園整備、それぞれの判断材料となるデータを作成しているところでございます。

○土屋委員
 済みません、質問方式を言うのを忘れました。一問一答方式でお願いします。
 37ヘクタールの中で1カ所調査をしたことで野球場をつくれることまでわかるのかなと自分は思うんですが、6月でしたか、委員から最終処分場の敷地もあるという話も伺いました。その場所が安全か安全でないかという部分を何で調査しないで公園をつくりにかかるのかなというのは非常に不安に思います。というのはやはり今、東京都の話で穴ぼこが下にあっただとか、そこから何かが出てきたみたいな話があるわけです。
 公園は、本当に小さな子供からお年寄りまでがふだんから遊ぶというか、そこにいるわけですよね。そんなところにそういうものがあるということを聞いただけで調査を何でしないのかなと。公園としてもふさわしいかどうかもわからない状態で、1カ所全然関係ないところを、はい穴掘りました、これで大丈夫かどうかわかりますなんて話はあり得ないと思うんですよ。計画する以前の問題として、構想の中でそういう場所が公園として使えるのかどうか、まず皆さんにここに安全な公園ができますよということを示さなきゃならないんじゃないかなと思うんですが、この辺についての調査はもうお金がありませんからできないということになりますけれど、皆さんにはどう報告するのか、その辺を教えていただきたいと思います。

○M田公園緑地課長
 産業廃棄物の処分場が37ヘクタールの南東部にございますことは産業廃棄物の申請書をもって承知しているところでございます。現在も瓦れき等の建設廃棄物を処分する場所として民間事業者が処分を継続中でございまして、現在のところもまだ調査に入るところには至っておりません。
 今後、その産業廃棄物の処分地につきまして、公園として利用する場合に考えられます経過としましては、まず産業廃棄物の処分が完了しまして、事業者が産業廃棄物があることを含めて、これは法律にさまざまな要件が書かれておりますけれども、その地区、場所が安全であることを事業者が証明をして、その場所を浜松市が区域指定を行います。区域指定というのは、仮にその場所の所有者が変わった場合でも、その場所に産業廃棄物があることを浜松市として皆さんに知らせる行為でございます。ですので、公園としていく場合には用地買収等ございますけれども、今考えている経過としましては、それ以降ではないかなと考えております。
 6月の段階でも、この場所につきましてはまだエリアとしてゾーンが決定されている段階でございまして、まだどんなものをつくるか想定されておりませんし、それほど地下の部分に影響を与えるようなものも考えられていない状況でございますので、まずは産業廃棄物処分場としての手続が終わって以降かなと今の段階では考えております。この時系列の問題は想定でございます。

○土屋委員
 まだ決まってないんであれば、その場所を外したところを公園にしたらどうかなと普通の人は思いますけれど、そういう感覚がなくて、最終処分場の場所が危なくないかどうかは今わかってない話ですよね。そのわかってない時点で何でそこまで入れなきゃならないのかなというのをちょっと疑問に思うんです、基本的に公園をつくろうと思うんであれば。そこが安全であるなら後から足せばいい話であって、基本構想の中に危ないところを入れる必要は何もないわけですよ。
 先ほど言った野球場をつくる場所にも関係してないし、基本的な話の部分が構想をつくった時点から何も変わらないんで、今私が言った意見なんかが反映されないわけですよね、これからの話で、基本計画に移らないと。計画に移って、はい、調査しました、ここのところは大丈夫です、上に土を盛ってしまえば大丈夫ですみたいな話で行くこと自体が、まずその地域に必要な公園として安全でみんなが憩える場所にしたいというんであれば、危ない場所をわざわざ入れる必要もないんじゃないかなと感じていたんですけれど、その辺の部分が話としてどこで変えられるかという部分にも何も反映されないのが残念だなと。基本計画に行かなきゃならないという話であれば、それはおかしな話かなと思ってたんで、その辺は意見です。

 たしか10月末でその調査が終わるという話を聞いています。県とすればこの公園については、多分全額じゃないですけど予算として決められた部分については使い切った形になろうかと思います。ことしの分は、先ほどの質問にもありましたように、浜松市議会であるとか、浜松市の状況を見てということで、県は何もしないととられるわけですけれど、今年度の残りの半年間、この公園に対して何もしないでいるのかどうか、その辺を確認させていただきたいと思います。

○M田公園緑地課長
 1点、先ほどの区域の問題でございますけれども、基本構想をつくった策定エリアというのは、都市計画決定された公園のエリアを対象としているということで御理解いただきたいと思います。
 今後の問題でございますけれども、これにつきましては、今の浜松市や市議会の動向を見ながら、市民の合意形成ができた段階で、できればその後、そのほかの市町等、県民に対しても意見を伺っていくように考えております。

○土屋委員
 言ってもしようがないんですけど、先ほど言ったように基本的には最終処分場のところは今まだ稼働しているから調査もできない。野球場もつくるかつくらないかということに対し、結果として使えるという1カ所の地質調査をやったから、もうこれで今年度は浜松市の様子を待っているという形では、県が事業の主体ではないんじゃないかと。はっきり言って浜松市の下請みたいにしかとれないんですけれど、一番最初に県として公園をつくるのかと聞いたのは、県で公園をつくるんであればなるべく早く、野球場を抜きにしてですよ、野球場をつくるなという意味じゃなくて、野球場の話は抜きにしても公園をつくる話を進めていくための調査であるとか、さまざまな手続であるとかは、浜松市が土地を買うか買わないかという以前にやらなきゃならないことはたくさんあるんじゃないかなと思いましたので、そういうこともしっかりとやったほうがいいんじゃないかなと。これは意見で終わります。質問はしません。あと一、二点聞かなきゃならないことがあって、時間がありませんので。

○相坂委員長
 いいですよ。時間内ですからやってください。

○土屋委員
 空港の新駅の話ですけれど、委員会資料21ページに現状と課題という中で、JR東海と具体の協議ができる環境づくりを進めていく必要があるということで、これは課題になっていることはよくわかっています。予備費をとって10億円を今年度どう使うかは、この辺が進まなければという話なんですが、環境づくりというのは何を指すのか、その内容を教えていただきたい。

 それから、10億円のうち幾ら使ったのか、今までに。その辺を教えていただきたいです。

○和田政策監
 環境づくりについてですが、環境づくりというのは、新幹線新駅を設置する重要性、国家的見地から防災的見地、それから首都圏空港の機能補完といった形のものをJR東海に御理解をいただくことと考えております。

 それから、10億円のうち幾ら使ったかについては、現時点では使用しておりません。

○土屋委員
 何で聞いたかといいますと、前回も私意見を言わせていただいたと思うんですが、環境づくりというのはさまざまな資料であったりとか、今の段階でできるものを、少なからずJR東海に納得してもらうようなさまざまな動きをしなきゃならないんじゃないかなと思うんです。そうやって考えたときに、予算を1円も使わずに何をしてたのかなと逆に思うんですよ。
 予備費とはいえ、本来であれば事業費にしなきゃならないものが予備費になっているわけですから、そりゃ確かに職員の給料であるとか、さまざまな資料であったりとかは別の予算として使えるかもしれませんけれど、事業としてやっているんであれば、当然そういうものは事業費の中にみんな入るんですよ。ですからゼロというのは何もしてないのと同じにとられてしまう。
 予備費を何のためにとったか。これは相手側と話がついたらすぐにでも動けるようにという話でたしか予備費をとった気がするんですけど、そのための準備はゼロじゃないはずなんですよ。少しは動いてなければ、いきなり、はいオーケーですと言われて100%全部なんてものはできるわけじゃなくて、そのための準備をしてなければ基本的に10億円を使うための準備ができないわけですよね。動きができないわけですよ。
 ですから、この辺の予備費のとり方というのは、前回いろいろと意見はあったんですが、今年度はその中で予備費として認められているわけですから、少なからず何かしらの行動を起こして環境づくりのためにお金を使うべきじゃないかと。それを使ったから何か問題かという話ではないんじゃないかなと私は思うんですが、予備費のあり方と今の動きは、ゼロでお金は使ってませんというのは胸張って言う話じゃなくて逆の話で、何もしてないとしかとれないんで、和田政策監に文句を言ってもしようがないんで、どういう考え方で予備費をとってこれを使おうとしているかについては、1列目か2列目の方に答えていただきたいなと思いますけど。

○内山交通基盤部理事(交通ネットワーク・新幹線新駅担当)
 質問に対してお答えいたします。
 まず、本年度の環境づくりということで1つ大きなエポックがありまして、委員会資料21ページの4の対応の(2)に書いてありますように、平成27年度の段階におきまして、県としてやれるものとしてトンネル技術の専門家から成る専門委員会を立ち上げまして、あの場所に新幹線新駅が技術的に設置可能であることを確認させていただきました。
 本年度に入りまして、実は私と村松交通基盤部長とでJR東海に出向き、その検討結果をお出しさせていただきました。JR東海は対応としては今までと変わりませんで、新駅設置は無理だということではあったんですが、手渡しをして受け取っていただいたことになっております。我々としてはそれを1つのステップとして次の協議に入りたいところではありましたが、JR東海の姿勢はかたくなで決まっていないということで、その次のステップの予備費執行にならなかったということでございます。

○土屋委員
 ということは、これから先、そこまでの準備はやれるところまではやったという話で、一応JR東海側にも渡したことになって、これから先は相手次第だという話になってきましたが、来年度の予算はつかないと考えていいわけですよね。今までやってきたことで全部準備はできているわけですから、もう予備費も要らないし、基本的には。前に進むかどうかは相手次第になってきますから、相手がそれから動いてないということになれば、来年度の話をしたってしようがないんです。要らないものをずっと計上した形になってしまいますから、これは今年度のうちに解決すべき問題かなと思ったので、その辺についてはもう言ってもしようがないんで、相手待ちということだけでこれからずっと新幹線新駅の話はいくんだなと捉えていいですかということを聞きたいです。わかりますか、言っていること。

○内山交通基盤部理事(交通ネットワーク・新幹線新駅担当)
 JR東海の考え方は、やはり一つの経営の観点から新幹線新駅の設置について捉えていると考えております。我々としてはこの新駅の設置によって、今後2020年、また2030年に国が今の2000万人という外国訪日旅行者数を4000万人、それから6000万人にふやそうというビジョンを持っているところでございますが、その1つの首都圏空港の補完機能として富士山静岡空港が非常に効果があるということを、交通審議会の小委員会でも答申が出ている。富士山静岡空港の名前も出ています。そこに静岡県が新幹線新駅をつくろうとしていることも書き込まれている状況です。
 また、大規模な広域防災拠点にも指定されまして、そのような国家的な見地から新駅が必要であるとJR東海のお考えを変えていただくことが大事だと思っております。今後、我々もやはりそういったことを県議会の皆様、それから県内の皆様、経済界等の皆様に一緒になって御理解いただけるような取り組みをしていくことが肝心だと思っております。

○土屋委員
 そのとおりなんで、私たちもできたらいいと思って応援しているわけですけれど、基本的な動きができないことを、そのままでとめてしまえば基本的にお金もかかりません。だから先ほどから私が何回も言っているのは、お金をかけるというのは、例えばシンポジウムをやってそこにお客さんを呼んで、みんなで新駅が必要ですよというのだってお金がかかるんです。そういうことを何もしないのかということをさっきから確認してるんです。
 予備費を使わないで向こうの意見を待っているだけでは、県側の姿勢が何もないと、やる気がないととられてもしようがないじゃないかという思いがありますんで、少なからず幾らかでも事業費をとって、事業を進めるためのさまざまな活動をしていくことも必要じゃないかなと思いますので、そういうことも考えていただきたいと思います。

 最後に1点だけ聞かせてください。
 委員会資料17ページに愛鷹広域公園のバリアフリー化とあります。
 バリアフリー化するのは確かにいいことだなと思いますけれど、その前に自分の記憶が正しければ、ちょっと前にスコアボードを直すために野球場が使えない時期があったんじゃないかという記憶があります。今回もこういう形でやるんで使えないと。きのうだかきょうの質問の中でも草薙野球場の出っ張り――ウイングシートが本当にいいのかどうかという話もありました。
 公園の中でさまざまな整備を徐々にしていかなきゃならないことはわかるんですが、それを誰が決めて、例えば一緒にやれば同じ時期に使えないだけで済むという話ができないのかなと感じました。ですからバリアフリー化はそれはそれで結構です。でも使えない時期が、工事をやっている期間がこれだけありますよと日にちが出てますよね。それも前もたしかそうだったと思うんです。そういう無駄をしていれば、本来使える期間をもっと長くとれるはずなのに、わざわざ時期をずらして使えない時期をふやしてしまうというのは公園として無駄だなと、もったいないなと思うんですが、この辺の仕組み、どういう形でそうなるのかを教えていただきたい。
 そういうことがないように長期的な計画を立てていきながら、この時期ならば最低限一番使わないシーズンであったり時期であるからここでやってしまおうとかということを本来考えるべきじゃないかなと思うんですが、ちょっと疑問に思ったのでその辺について答えていただけたらと思います。

○M田公園緑地課長
 まず、スコアボードにつきましては、ことしの高校野球の大会の前、7月の初旬にスコアボードが完成いたしまして、ことしの県予選大会から使用していただいているところでございます。工事期間としてはもちろん野球のシーズンではない冬に行われておるわけですけれども、実際にスコアボードの工事によりグラウンド自体が使えなかったことはないと聞いております。
 ただ、スコアボード自体は今ある手動式のものを取り払ってから電動式のものをつけておりますので、スコアボードが使えない時期はございましたが、運動場、グラウンドが使えない時期はなかったように記憶をしております。
 もう1つ、今度はエレベーターかというお話でございますけれども、今公園施設もさまざまに老朽化しておりまして、幾つか計画をつくりながらやっているところではございますけれども、なかなか一どきに1カ所まとめて整備することができない状況でございまして、これから長寿命化の計画に基づきまして、できるだけ老朽化した施設の更新、修繕などを計画的に行っていきたいと考えております。

○土屋委員
 質問はこれがどういう時期にどうだったかなんて話じゃなくて、誰が決めて、どういうふうに効率よく公園の整備をやっていくかという話を聞いてますんで、ここだけの話じゃないんです。
 これは今例として話をしたんですよね。というのは、やっぱりほかのところもみんな何でこうなったのか。先ほどグラウンドを使えなくはなかったと言いますけど、はっきりいってグラウンドを貸してないところもあるわけですよ。そういうこともあるんで、誰がその時期にやったほうがいいんじゃないの、うまくこういう整備をしたほうがいいんじゃないの、一緒にやっちゃったほうがいいんじゃないのというのを決めてるのかという、その仕組みを教えてくださいという話です。言ってる意味はわかりますか。

○宮尾都市局長
 もちろん御存じのとおり公園それぞれに指定管理者がおりまして、彼らが公園施設を運営するためにさまざまな営業をして催し物をとってくる。どうしても稼働すべき時期というのはそれぞれ決まってございます。県は県として、老朽化が著しいところにつきましては、当然年間かけられる予算も限られておりますし、全ての公園を一遍にというのはそれは無理な話です。
 ということで、我々のほうで老朽化の頻度によって、あとは御要望等もたくさんございます。いろんな団体から来てございます。それも全てかなわないものですから、一応我々局それから部で順番にまずは悪いものからといいますか、そこら辺に重点を置いて、改修工事をしていくという考えを持っています。
 あとはできる限り御利用者に不便にならない形でというものも当然認識しておりまして、大きな大会が入っておればそのすき間を狙ってという話になりますし、あるところにはこれだけ全国大会があるからこの年じゃなくてじゃあ翌年にしましょうと、そういうスケジュールを立てた中で当方で考えてやっている次第でございます。

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