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委員会会議録

質問文書

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平成25年2月臨時会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:東堂 陽一 議員
質疑・質問日:02/12/2013
会派名:自民改革会議


○東堂委員
 それでは、何点か質問させていただきます。
 まず、第1号議案の一般会計補正予算についてでありますけども、今回、補正予算はどのような考え方のもとに上程したのか、まずお伺いをしたいと思います。

 そして、緊急経済対策に係る事業はどのようなものがあるのか御説明を願いたいと思います。

 そして、今後の執行予定がどうなっているのか、この3点をあわせてお伺いをしたいと思います。

 次に、老朽化対策、防災対策ということで、道路ストックの総点検ということでございますけども、昨年12月の山梨県の中央自動車道笹子トンネルで天井板崩落事故が起きて、9人のとうとい命が失われました。この事故を踏まえて、老朽化により危険が生じているトンネル、橋梁等の社会インフラの総点検を実施するべきと考えております。
 このような中で、1月11日に閣議決定された日本経済再生に向けた緊急経済対策に基づき、復興・防災対策、成長による富の創出及び暮らしの安心・地域活性化の3分野を重点として、補正予算が組まれ、ただいま説明を受けたところでございます。事前防災・減災のための国土強靭化の推進、災害への対応体制の強化等の対策として、インフラ総点検の推進が盛り込まれたことから、県では積極的に予算要求を行ったと聞いております。
 そこで、静岡県としては道路インフラの総点検を実施するに当たり、対象施設と点検方法についてどのように考えているのかお伺いをいたします。

 3点目としては、草薙総合運動場のリニューアル事業についてでございます。
 草薙総合運動場のリニューアル事業に10億円の補正予算が計上されておりました。これは国の補正予算とどのような関係があるのか、今回10億円を補正した経緯をお伺いいたします。以上3点お伺いいたします。

○大場経理監
 私からは、第1号議案の一般会計補正予算について御説明申し上げます。
 この一般会計補正予算のうち、まず1点目のどのような考えのもとに上程したかということでございますが、先ほど部長からも説明がありましたように、国が1月11日に、円高・デフレ不況が長引き、景気の底割れが懸念される中、日本経済再生のための緊急経済対策を閣議決定いたしました。その後1月31日に、補正予算が国会に提出されたところでございます。
 これらの国の動きを受けまして、本県におきましても厳しい経済状況や雇用状況に対応し、県民生活の安心・安全確保、国際競争力の強化を図るために、国に呼応して、補正予算の措置が必要となるものにつきまして緊急に対応するため、今回補正予算をお願いするものでございます。

 次に、2点目の緊急経済対策に係る事業とはどういうものかということでございますが、国が具体的な対応策としまして、重点3分野ということで復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化の重点3分野について、当面の経済を強力に押し上げ、将来の成長につながる施策を総動員するとしております。
 これに呼応しまして、交通基盤部といたしましても、この国の経済対策重点3分野に沿いまして、まず復興・防災対策としまして、老朽化した道路施設などの総点検、補修、事前防災・減災事業などを行うための一般公共事業や国の直轄負担金などに191億6200万円、次に、成長による富の創出として、アクセス道路の新設や改良を行う一般公共事業、直轄負担金、また強い林業・木材産業構築のための森林整備加速化・林業再生基金への基金の積み増しなどに73億3400万円、暮らしの安心・地域活性化として、通学路の交通安全対策や歩道の整備、農業生産性向上に向けた農業生産基盤の整備などに94億1800万円、トータルで交通基盤部としまして359億1400万円を計上したところでございます。今回は、県全体の420億円のうち85.5%を交通基盤部で計上させていただきました。

 次に、一般会計補正予算のうちの3点目、今後の執行予定でございますが、今回の補正予算につきましては、国の補正予算の成立が、いろんな情報によりますと2月18日ごろだと報道されております。その予算が成立したらすぐに国から内示が来ると思います。内示が来ましたところで、すぐに国に交付申請をしまして、国からまた今回の経済対策について緊急に交付決定が来ると思います。交付決定されたら、速やかに入札契約事務に進んでいきたいと思います。
 なお、今回補正する事業は、年度内完了が困難と見込まれますので、あわせて繰越明許費を計上させていただいております。以上であります。

○宮尾道路保全課長
 私からは、道路ストックの総点検についてお答えいたします。
 今回の補正における総点検の対象施設でございますが、トンネル、橋梁及び道路斜面の点検を予定しております。
 まず、トンネルにつきましては、平成18年度から23年度にかけまして実施いたしましたトンネル本体の詳細点検で、現状の状態を把握しておりますことから、前回の点検結果において経過観察が必要と判断された箇所について、今回の補正の中で劣化の進行状況の把握ですとか、打音による点検を実施する予定としております。
 次に、橋梁につきましては、県管理の全ての橋梁について5年に1回、定期点検を実施することとしておりまして、平成19年度までに全ての橋梁の点検が完了しております。平成22年度からは2巡目の定期点検を実施しているところでございまして、今回の補正によりまして点検内容を充実させ、より精度の高い橋梁の状態の把握を予定しております。
 道路斜面につきましては、平成8年度に道路防災総点検を実施して以来、本格的な点検がなされておりませんことから、今回の補正予算で、これまでに把握してございます危険箇所の再点検や現時点で対象となっていない危険箇所について、施設につきましてはクラックですとか変状の確認、自然斜面については浮き石の状況や地盤の亀裂等々、変状を確認する予定としております。以上でございます。

○赤川公園緑地課長
 私からは、草薙総合運動場リニューアル事業に係る補正予算について御説明いたします。
 草薙総合運動場リニューアル事業において、屋内運動場と新体育館について、施設整備に国庫補助を充てております。今回の10億円につきましては、事業の前倒しという考え方と、この事業は全国防災という枠をいただいておりますけれど、国から来年度以降、お金がつくかどうかというところがちょっとあやふやだと言われたものですから、先ほど言ったように、事業の前倒しということで10億円をお願いしております。以上でございます。

○東堂委員
 ありがとうございました。
 二、三点再質問させていただきますが、老朽化対策あるいは防災対策ということで、今、道路、橋梁、道路斜面というそれぞれの道路施設について御説明をいただきましたが、とりあえず今回の補正でやりたいというんでしょうか、必要な点検は一応全部できるのか、それとも積み残すものがあるのか、その点を確認したいと思います。

 2点目ですが、再質問の形でさせてもらいますが、県立高校へのトイレの設置という項目があります。防災対策のトイレということですが、説明では避難予定の学校の26校へ整備と書いてありますが、これで全て対象高校が網羅されるのかどうか、積み残しがないかどうかということもお伺いいたします。

 3番目は、要望だけとなりますが、大変大きな金額の補正で頑張っていただいたということでありますが、緊急経済対策、あるいは特に自民改革会議としては、中小零細企業対策ということも要望している中で、発注方法ですね。なるべく早くということもありますが、県内企業、地元企業へなるべく発注していただくということも要望として申し上げたいと思います。以上、再質問とさせていただきます。

○宮尾道路保全課長
 今回の補正予算の中で、積み残しはないのかということでございますけども、一応トンネル、橋梁、それから道路斜面全てを今回再度調査するということで、積み残しはございません。

○大場経理監
 申しわけありません。議案説明書12ページから質問されたと思うんですけど、これは教育費で教育委員会になるものですから、所管外ということでよろしくお願いします。

○望月建設業課長
 県内企業への発注ということでございますが、これにつきましては、従来から県内企業でできるものは県内企業に工事をしていただくということでやっております。2月補正予算に関しても、同じ方針で取り組むつもりでございます。

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