本会議会議録
質問文書
令和4年11月移住・定住等促進特別委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 土屋 源由 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 11/16/2022 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○土屋委員
今費用のことなどがって発言がありましたが、ストレートに聞きますけれども、結局は伊那市と会社がどういう形でつながることになったのか。また何年か続けてやっているということになれば、行政的に言えば1年単位の予算で物事は動きますので、少なくても何年計画でどこまでをという話合いが多分あろうかと思うんです。これはあくまでも市ですから、その辺のことについて行政側であれば年間の予算の中に沖電気さんとの契約なり何なりで幾らぐらいという予算は必ず出てくると思うんですが、この辺はしゃべっていいところまでぜひお願いします。
○青野参考人
額については伊那市に了解を得ていないので、まずこれはプロポーザルに出されたときに内閣府の地方創生の交付金を伊那市がいただいて、その中で実はこの事業だけではなくて、モデルハウスをつくるハード面などで、恐らく3億円か何億円かの支援だったと思います。1年目に、この公募の前に伊那市が委員会を立ち上げられて、我々はそこの委員になって意見交換などもして、課題整理をしました。
令和元年度は、公開型のプロポーザルで一般公開されたもので、我々は応札した立場でございます。ほかから来るところがなかったので弊社に来まして、2年目、3年目につきましては、計画はもちろんあったんですけれども、同じ計画なので議会承認していただきまして、2年目、3年目は随契でやらせていただきました。
費用につきましては、多分公募された分は金額が出ていると思うんですけれども、そこはあまり伊那市と調整していないので、すみませんが御容赦ください。
○土屋委員
金額は別にいいんですが、何を言いたいかといいますと、私たちは県議会ですので、伊那市のこういう取組はすばらしいと思いますけれども、長野県全体でも多分、移住定住を増やしたいと、当然県としてもやっていると思うんですが、その辺とうまくつながりができているのかどうか知っている範囲で教えていただきたいと思います。
というのは、県が何も関わらないのであれば、市単独の努力だけに終わってしまう。私たちが例えば、ここに集まって県として何を協力するかという話をしているのに、結局それぞれの市や町、村の努力の差で決まることになってしまうので、それを何とか県に一人でも多くの人がということで、多分県側とすれば動いているのではないかなと想像されます。その辺のつながりがあるのかないのかは伊那市に聞かなければ分からないかもしれないですが、基本ここまでやっているのであれば、当然関わりがあるとすれば県とのつながりなり何なりもあるのではないか。その辺が分かれば教えていただきたい。
○青野参考人
それは正直分かりません。ただ移住、定住のコンソーシアムという委員会の中で、参考人みたいな形で県の職員の方もいらっしゃって意見交換をしているので皆無ではないと思っています。そこの濃淡についてはどこまで介在してどうされたかは、申し訳ないですけど私は分かりません。
○土屋委員
それは今の話につながる形で考えていくと、例えばこれは市がいろいろな物事をやってこられているので、細かいところまで踏み込んでつくれると思うんですが、県単位でもしこういう取組をしてもらいたいという話であったときには、それは可能なのかどうか教えていただきたいです。
○青野参考人
そこはどうなんでしょうか。県単位で考え方があると思いまして、県単位でその県の移住施策でやるのは、もちろんその県の特性を出してできると思うんです。それで今おっしゃっていただいたように、その施策を市にも出さないといけないというのが県の仕事だということをおっしゃられて、そうすると、例えば5つぐらいの市があってしたとしても、まずこんなものがありますよといって5つの市が一緒にやったとしても、やはり市の特性があって、それぞれのコンテンツをつくらないといけないと思うんです。そうなってくると県が施策を打って標準化はしたけれども、各個別の対応は個々の市でやりなさいという構造になるんじゃないかなと思っておりまして、やり方によって違うのかなと思います。
○土屋委員
今おっしゃったとおりで、それぞれの町であったり市であったりが自分のところに本当に来ていただきたいとか住んでもらいたいとかいう思いがなくては、多分統一した形で県単位でやることは難しいだろう。
逆に言えばそれぞれの市や町でこういうものをつくってくれてあれば、それを県がまとめてその中から先ほどの選択じゃないですけれども、海がいいといえば海岸のほうを紹介するでしょうし、山がという話になればそちらへという形で振り分けることはできるのかなと思う。だからそれぞれが頑張らなければいけないところがあって、県単位でできるのかなと感じたので、とにかく市や町、一つずつたくさんつくってください。よろしくお願いします。
○青野参考人
分かりました。ありがとうございます。
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