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委員会会議録

質問文書

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平成27年6月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:07/07/2015
会派名:ふじのくに県議団


○遠藤(行)委員
 よろしくお願いいたします。
 まず伺いたいんですがこの委員会説明資料に箱根に関する記述が全くないんですが、これはなぜなんでしょうか。

○植田危機対策課長
 箱根山の関係につきましては現在噴火警戒活動レベルが3ということで承知しております。今後活動が活発になった場合の影響の範囲、いわゆるハザードマップが学術的には確定されております。それを見る限りですと災害の影響、直接的な影響、例えば噴火した噴石が飛来してきます範囲ですとか、あるいは火山の降灰が2センチ以上積もるような範囲というのが全て箱根町の管内にとどまっておりますところから、県として今回は直接影響がないものとして特段の資料を提出しておりません。

○遠藤(行)委員
 ただ、この委員会説明資料6ページの最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動及び火山活動とありますね。ここにあえて書いてあります。富士山や伊豆東部火山群について噴火に結びつく兆候は見られない。活動していないという事実は書いてあります。ただ私が質問したときに2番委員がそれは静岡県ではないから、確かにそうです。神奈川県箱根町です。だけど箱根峠の手前まで静岡県三島市です。危機管理部の皆さん、県職員の皆さんにもう1回問いたい。箱根は神奈川県で静岡県ではない、事実ですよ。でもそこで箱根の火山対策は神奈川県がやればいい、静岡県は関係ないんだよという意識が少しでもありませんか。多分、どこかに皆さんあると思うんですね。だけど私は三島の人間ですから、富士山よりもどこよりも箱根山は一番近い火山です。確かに神奈川県かもしれないけれども箱根西麓、あそこの火山灰は箱根の火山灰です。今学者が言っているのは万が一箱根が噴火したとしてもその影響は小田原方面で全く静岡県に影響はないという、ほとんどの学者はそうおっしゃっていますけれど、ただ箱根山というのは噴火の記録がありませんよね。しかし明らかにあの箱根西麓の畑作地帯は箱根の火山灰でできた畑作地帯です。過去の歴史の中で三島方面にも噴火の影響が及んだことは事実なんですね。そこでやはり先ほど6番委員も少し箱根と富士山の火山の関係を質問しましたけれど、やっぱり静岡県としても箱根山の火山対策についてもう少し私は意識を持ったほうがいいと思うんですけれど、その辺はいかがでしょうか。

○植田危機対策課長
 箱根山の火山対策について今現実に神奈川県と連絡をとっている者としてこの気構えといいますか、心構えについてお答えいたします。先ほども申し上げましたように直接的なハザードについては、これは一応科学的に検証を経た結果として神奈川県内にとどまるであろうという認識であります。しかしながら社会的な影響、そこに住んでおります方たちが仮に避難をすることになりました場合の影響については十分に隣県として静岡県と神奈川県で協力していかなくてはいけないと考えておりまして、レベル3に体制が上がりました以降24時間体制で先方の担当課長さんと私どもと連絡がとれる体制をとっております。その中で今現在聞いておりますのは、一応レベル4以上に火山活動度が上がりまして実際に住民の避難となった場合でも神奈川県としては一義的には同じ県内、箱根町の神奈川県側の隣接市町でそういった避難民を受け入れたいと。しかしながら当然その避難の経路にはまさに火口周辺を通って避難させるわけにはいかないので、静岡県側を迂回、具体的には国道183号から246号さらには東名高速等を使っての避難ということが考えられるので、その場合には本県にいろいろ協力を頼みたいといったような体制をとっております。したがいましてハザードの評価については10番委員と若干御意見の違いがありますが、社会的な対応については抜かりなくやれるようにと考えております。

○遠藤(行)委員
 私の意見が違う、私も学者じゃないんで科学的見地で根拠を持って言っているわけじゃないんですけれど、確かに自然災害なのでどこで何が起こるかわからない。確かに箱根山の噴火が三島にまで影響を及ぼす可能性は低いなと思いますよ、私も。しかし、やっぱり危機管理というのは最悪の事態を想定して対策をとるのは危機管理の基本だと思いますので、その辺はしっかりとこれからも対策をとっていただきたいなと思います。これは要望です。

 あと、1つだけ聞かせてください。先ほど7番委員から細かく質問がありましたので私は本当に追加の質問だけさせていただきたいのですが、職員の採用試験の件でございます。今年度からこの総合型があるわけですけれども、1点聞きたいんですけれども、今回総合型が219人受験して採用予定者数が10人ですよね。そのほかが504人で、行政、教育行政を含めて96人です。これから面接とかやって総合型に物すごい優秀な人材がいっぱいいたと。そこからいっぱい採りたいとなったときに、この10人って定員を決めているわけですよね。ただ一般行政職として合わせて106人採るわけですから、もしこの総合型に優秀な人材が物すごくいっぱいいて従来型試験にそんなに優秀な人材が総合型と比べると余り多くなかったら、この定員に関してはもうちょっと流動的に考えるというのはあるのでしょうか。

○山本人事委員会事務局職員課長
 おっしゃるとおりの採用予定者数、それから受験者数となっておりますけれど、合格を決定する際には辞退を見込んでおります。若干、例年15%から20%ぐらいの間で辞退等が発生します。それを見込んだ数で合格者数を出しますので、その範囲の中で10番委員おっしゃるような行政職の枠で辞退を見込むよりは、総合型で多目な辞退を見込むといったような形でシフトといいますか、そういうのもあり得るのかなというのは考えております。

○遠藤(行)委員
 やっぱり将来の静岡県を担っていく若い人材ですのでしっかりと人物重視で、先ほど人物重視、人格、意欲、能力がある人材とおっしゃいました。私それにあと2つ体力と精神力、この2つを兼ね備えた人材をぜひ採っていただきたいなと。やっぱり体力勝負。あと精神力、上司に少し怒られても指摘されてもめげないような強い精神力を持った若い人材をぜひ採って将来の静岡県を支えていくような人材を採っていただきたいことを要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

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