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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成31年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:02/27/2019
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 分割質問方式です。
 まず、今年度の文教警察委員会におきまして委員会のたびに高校の部活動の支援体制について質問させていただいております。
 改めて確認します。部活動の遠征時等におけるバス等の運転に関して顧問の先生による運転は自粛するよう通達があり、今どういうことが行われているかというとPTAや後援会、同窓会等の関係者が運転するケースが散見されています。危機管理の観点から言えば非常に問題があるのではなかろうかということで、学校に対して学校の裁量で構わないから、それぞれの部活動について支援金を出しながら支えていく提案をさせていただいております。平成31年度予算を計上する中でいろいろ模索されていると思いますが、具体的な中身について御説明をお願いします。

○小野田高校教育課長
 御指摘いただきました部活動への支援につきましては、来年度から運転手委託費などの遠征費、主要物品購入費、会場使用料などの経費を支援するために、各学校の実情に応じ校長裁量で執行できる運動部支援費を各校に配分したいと考えております。

○中沢(公)委員
 今回のケースにつきましては、大変早い対応をしていただいたことを評価したいと思います。今後も引き続き各高校の部活動を支援していただいて子供たちの活躍を大いに支えていただきたいと思います。

 2つ目もずっと何回も同じことを言っているわけですが、補助教材についてであります。
 県教育委員会事務局の職員の皆さんを初め、各市町教育委員会、学校等で御理解されない、もしくは勘違いされている方がいらっしゃるように見受けられますので改めて言っておきます。
 私も、教育委員会事務局の幹部の皆さんも同じだと思いますが、特定の教材を推奨したり、または特定の教材を否定したりすることはないと思っています。先生方が責任を持って子供たち、児童生徒を指導し育成できる補助教材は何であるか、子供たちに適した補助教材にのっとって責任ある授業が行える選定方法をしっかりと先生方が選定会議でするべきだということで、公正公平の観点から県教育委員会事務局がガイドラインを発行されたと承知していますが、違いますか。

○宮ア義務教育課長
 3番委員御指摘のとおりでございます。

○中沢(公)委員
 にもかかわらずですね、私の耳に入ってくるのは県議会議員のせいで出文がつぶれそうだ、売り上げが減ったと平気で言っている方がいらっしゃるようです。もしかしたら県教育委員会事務局にもいるかもしれない。市町教育委員会事務局の中にもいるかもしれない。また学校現場の先生にもいるかもしれない。
この人たちは何を勘違いしているのか私もよくわかりませんけれど、宮ア義務教育課長が今おっしゃったとおり、まさに公平公正の観点をもって子供たちをしっかり指導、育成ができる補助教材を先生方が責任を持って選定することをガイドラインにのっとって遵守してくれれば何の問題もないと思うんですね。それで結果的に出文の売り上げが下がろうが、下がって困った、なんてことを私どもが問うたことは一度もないわけで、逆を言えば特定の教材を推奨したこともなければ否定したこともない上に、さらに特定の教材または団体を排除する意識があってはならないと思いますけれども、どう思いますか。

○宮ア義務教育課長
 その点につきましても、3番委員御指摘のとおりかと存じます。

○中沢(公)委員
 ですよね。
 ガイドラインについては、何のために発行したのか、そしてガイドラインを守らなくてもいいケースを想定しているのか、お答えください。

○宮ア義務教育課長
 あくまで、ガイドラインは透明性、公平性の担保が大前提でございますが、これまでなかなか徹底されていないとの御指摘でございますので、今後どうしていくかが課題になろうかと考えております。

○中沢(公)委員
 おっしゃるとおりでございまして、障害者雇用の水増し問題で厚生労働省が発行したガイドラインを守らない、拡大解釈している、もしくは自分たちに都合のいい解釈のもとで全国的に行われ、ガイドラインってそもそも何だとこの場で質疑した記憶があります。改めて皆さん方にはガイドラインについて徹底周知した上で、あくまでも児童生徒のためだとの認識を忘れないようにお願いしたいと思います。

 もう一方の学校現場での問題として、最近よく言われるのがこれまで教員の力量に任せていた部分、つまりその人のスペシャリストとしての技術、実力でやってきたケースがあったと思うんです。これからは教員の力量の差ではなく、どの教員が指導育成しても、どの教員が担任になっても学習指導要領によってしかるべき指導がされていくことが大事なので、教員の育成というか、教員のしっかりとした指導がこれから重要になってくると思います。そのときに授業の質が担保されるように教育委員会事務局ではどのようにやられているのか伺います。

○宮ア義務教育課長
 教員の資質向上、授業の質の担保についてでございます。
 かなり難しいことでございますけれども、基本的には教職員の研修を通じそれぞれ専門研修、悉皆研修等によって教員のレベル全体を底上げしていくために、事あるたびに県教委主催の研修会において総合教育センターや教育事務所と連携しながら取り組んでいるところであります。

○中沢(公)委員
 教員の研修について感じているところは、誰を講師として招くか、また研修はどういう内容なのかといったときに決して排除の論理はここでもあってはならない。今の教育現場そして今後の児童生徒の育成指導を考え、さまざまな観点から研修に来ていただく講師を幅広く選定していかなきゃいけないと思いますが、まさかこういった場面で排除する団体や姿勢はないですよね。

○宮ア義務教育課長
 特定の団体を排除するといった基本的な考え方はございません。例えば教育の中立性や公平性には当然注意する必要がございますけれども、それ以外の点で特定の団体を排除するといったものはございません。

○中沢(公)委員
 まさにおっしゃるとおりで、教育という立場の中立性とか公平性をぜひ念頭に置いてどこまで行っても児童生徒のためだという認識のもとで改めて補助教材、そして研修のあり方、さらには授業の質の向上をどうやって担保していくか研究し追求していただきたいなと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp