本会議会議録
質問文書
令和元年8月子ども健全育成推進特別委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 坪内 秀樹 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 08/01/2019 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○坪内委員
御説明ありがとうございました。
私、一問一答で2点ほど質問したいと思います。
警察本部から御説明をいただきました、児童相談所への通告で最も多い事案は、心理的虐待だということでありましたが、具体的には、心理的虐待とはどういうものが多いのでしょうか。お尋ねしたいと思います。
○水嶋人身安全対策課長
心理的虐待につきましては、その多くが面前DVと言われるものでございまして、児童が同居します保護者が、その配偶者とか、あるいは同棲する相手に対して、繰り返し暴力を振るう、こういった面前DVというものが、この心理的虐待のほぼ半数以上を占めております。そのほかは、兄弟間差別、あるいは家庭内での無視、こういったものが心理的虐待の中身となります。以上でございます。
○坪内委員
ありがとうございます。
今、御説明を聞いていて、親に対する支援、それから学校がやっていただいている支援、行政がやっている支援、非常にしっかりとなさっている。やはり地域の方々の目というか、一緒になった取り組みというのが非常に大切だなと常々思っているところであります。
それにおきまして、教育委員会で推し進めています、このしずおか寺子屋の取り組みは、本当に地域で子供たちを一緒になって育てていこうと。確かに核家族化が進んで、本当に小さな家庭が多いところであります。このしずおか寺子屋の取り組みを、もっともっと、この寺子屋だけにとどまらずに、もっと大きく、地域が子供を支えていくという取り組みにとのお考えがあるのかどうかだけ、確認したいと思います。
○山下社会教育課長
しずおか寺子屋についてですけれども、現在はモデル事業ということで、3市7カ所で行っています。多少目的は違うんですけれど、形態として、放課後に子供たちが集まって、健康福祉部がやっているような子ども食堂ですとか、生活困窮者の世帯に対する学習支援だとか、そういった、同じようなというか、少し似たような取り組みをしているところもありまして、そういったところとも連携をして、このしずおか寺子屋という取り組みを、少し広げたいと思っています。
しずおか寺子屋の特徴としましては、やはり、委員がおっしゃったように、地域の方々、教員OBの方ですとか、地域にいらっしゃる方々が参画する。それと大学生とか高校生、そういった少しお兄さん、お姉さんの方が参画するというのが特徴になっていて、そこが、先ほど御説明させてもらった教育の循環というところで、大変いい点ではないかとの評価もいただいています。そういった取り組みを、県内市町に働きかけながら広げていきたいと思っておりまして、本年度も東中西で研修会といいますか、担当者の方を集めて、取り組みについて説明をする、よかったらこうやっていただけませんかというような働きかけをさせてもらっているところです。以上であります。
○坪内委員
ありがとうございます。
ぜひ市町と連携をして、その地域ごとの取り組みはあろうかと思いますが、地域と一体となって子供を守るという方向で進んでいただければありがたいと思います。以上です。
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