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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 時久 議員
質疑・質問日:11/11/2008
会派名:公明党静岡県議団


○阿部(時)委員
 それでは、5点質問させていただきます。調書に従って質問していきます。
 まず、8ページの指導力不足教員についてですけど、調書には、審査が行われて判定したと出ています。19年度の判定は2人ということになっているわけですけども、19年度に指導力不足教員となった人は何人、19年度に職場に復帰した方が何人なのか、もうちょっとわかりやすくそこだけ説明をお願いします。

 次に、16ページです。文科省との連絡調整ということで、人権教育に関する調査、啓発を行ったということがここに記載されておりますけども、人権教育に関する調査の中身を教えてください。

 次に、17ページ、財務課の関係で伺っておきます。
実は、別の所管のところで焼却炉の話をさせてもらいました。いわゆる小型焼却炉が知事部局では182基あったと。この撤去に5年かかるのを3年でやったと、そしたら、ひとり1改革でグランプリをとったと。1億何千万円か削減ができたという話です。それでグランプリをとったというので、私は逆にびっくりしたんです。民間であれば、まとめて集中してやるのは当たり前です。私はまさかそれでグランプリをとるとは思わなかったんですけども。所管が違うからあえてここで言いますけれども。
それで、たまたま教育委員会所管の学校の焼却炉はどうなんですかと聞いたら、知事部局のほうは承知してないようでしたので、それについて19年度何基あって、それに対して19年度どういう対応をしたのかその辺を伺っておきます。

 次に、24ページの教職員住宅の関係です。非常に大変な金額を投入しながら維持管理をされています。含めて償還金もあるわけですけれども。その中で、19年度の戸数は余り変わるもんじゃないと思うんですけども、何戸あって何戸入居されているのか充足率を聞きたいんですけども、その辺教えてください。

 次に、28ページの英語教員の海外派遣事業、19年度はヨーロッパ、カナダで3人ということで、派遣先の期間――期間というのは受け入れ期間ですが――その日数を教えてください。

もう1点、そこにあわせて一般教諭でしたか、海外に派遣する制度が19年度はあったのか、もし実施されていて、その辺の状況がわかりましたら教えていただきたいと思います。以上5点です。

○鈴木事務局参事兼教育総務課長
 昨年度の実績についてでございます。指導力不足教員の審査の結果でございますけども、職場復帰不可ということでさらに延長をしまして、再教育の延長という形になっています。したがって、職場復帰という方はありませんでした。以上です。

○輿水人権・同和教育室長
 人権教育に関する文部科学省の調査の件ですけども、1点は人権教育推進のための調査研究事業の指定を希望する地域の調査、それから人権教育の指定校の調査がまずございましたが希望するところはございませんでした。
 それから、指導者養成研修のための県の取り組み等の事前調査、それから、その研修会をどう広めたかという事後調査がございました。
 3点目、拉致問題解決のためのDVDを配布する際における学校数調査がございました。
 以上です。

○松本財務課長
 焼却炉の件でございます。19年度では35基の撤去を予定しております。以上でございます。

○峯山福利課長
 教職員住宅の関係ですが、19年度末1,199戸を管理いたしまして、そのうち20年度当初で290戸空き家となっております。79%ほどの入居率ということになります。以上です。

○鳥居高校教育課長
 英語教員の海外派遣ですけども、高校教育課から、高校教育関係では3名を大学に派遣しています。期間は6カ月間で6月から12月までです。最初は、英語になれるということでコミュニケーションのトレーニングを行い、その後は大学の授業を受けるという形をとっております。なお、この事業は、国が行っている事業に本課が乗っているということです。

 それから、もう1点、一般教員の海外研修ですけども、手元に資料がありませんので、また高校教育課関係は調べておきます。以上です。

○阿部(時)委員
 ありがとうございました。
先ほどの指導力不足教員についてですが、新規というのはちょっと言葉が悪いんですけども、新たに19年度に不適格の認定を受けた方がいたかどうか。先ほどその辺の答弁がなかったもんですから。いわゆる職場復帰はゼロというふうに聞きましたけども、もう1つ、19年度にそういった方がいらっしゃったかどうか、そこをもう1回お願いします。

 それと、文科省の人権教育の調査の関係ですけども、先ほどいわゆる人権教育の指定校の調査では希望がないと。ないということは、本県としては指定校としてはないと、そういう意味なんですかね。指定校がなかったのかどうか、私は今その辺の言葉の意味を理解できなかったんですけども、資料としてそういったものがあるんであれば、委員長に資料請求させていただきたいと思いますので、それはよろしくお願いします。

 次に、財務課の焼却炉の関係ですけども、たしか平成16年か17年ごろからダイオキシンが非常に問題になって、教育現場の校庭にある焼却炉が使われなくなり、恐らく腐りかけたりとかいろいろになっていると思うんです。今まで使っていた分を閉鎖しているわけですけども、そういったものが19年度は35校の中にあると。予定しているということはまだ完了してないということですかね。
それで、実はこの問題が、知事部局でも我々のところでも非常に大きな社会問題として扱われたときがあったんです。我々の会派としても予算要望して、知事部局が真っ先に取り組んだんです。お金がかかることですけども。それで、先ほどちょっと紹介したように、グランプリになってるんですね。できるだけまとめてやれば安くできるのは当たり前なんです。今まではそういうことを考えることすらなかったのかなと私はびっくりしたんです。それでグランプリとったから。
 焼却炉は学校にたくさんあると思いますし、撤去にはお金もかかるという予算のこともあります。しかし、不要なものが校庭にあることによって、最近は、例えば鉄棒でも首をつったとかいろいろ現場での事故も出てますんで、そういったことに波及しないためにも、やはり早目にこういった不要物の撤去をしていく、そういった取り組みをぜひともやっていただきたいと思います。引き続きよろしくお願いしたいと思います。

 次に、教職員住宅の関係ですけども、毎年大変な金額を投入しながら維持管理をされています。19年度の金額が出ておりますけども、追加でちょっと伺いたいのが、現状のいわゆる戸数で少なからず教職員住宅としては足りてると、19年度の実績の上で。それで、空き家が290戸あるわけですので、こういった空き家で見ると、例えば浜松市の中にも職員住宅がありますけども、地域によってはほとんど入ってない、そこに。いても10戸あれば1人と聞いています。そういったところをずっと維持し続けるかどうかということなんです。そういったものを先々、新規というよりも見直ししながら廃止にしていくのか、そういった1つの方向性も示唆があると思いますので、19年度の実績の上でお答えいただければと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

 あと、英語教員の海外派遣ですけども、半年間大学へ派遣されいろいろそういった習得をされて、日本に戻られて各地で教壇に立たれているという、私はこういった取り組みをされているのは非常にいいと思っています。
 それで、この上で、一般の教諭の方の海外派遣で、余りこういうとこで言うことではないんですけども、かつて海外へ出るときに教育会館で結団式があって、当時私が取り上げてやめさせたんですけども、そこである教育ドリル関係の株式会社から金ウン万円をお一人お一人に渡しているという現実があった。私はそれを伺ったときに非常にびっくりしました。当時の教育長にその話をしたらすぐさま当年度からやめましたけども、当たり前です。
やはり今海外へ行くとき、我々議員もそうですけども支度金でも厳しくなっています。当然そういったものをちゃんとしているからそれ以上申し上げることはありませんけども。ぜひともそういった中で、逆に大学へ派遣される方たちも、当然生活の中で大変な思いもされながら、なおかつ習得してくるという使命に燃えていらっしゃると思います。
 ぜひとも、実態や情報を得るようなこともしていただいて、やはりそれなりの体制の中で学べるような、そういう場もしっかりつくっていただきたいと思います。その辺は予算の関係もあるかと思いますけども、ぜひともよろしくお願いします。
もし実態がちょっと吐露できる範囲でありましたら、19年度の範囲で、どんな状況か、行かれた方がお金がないだとか、要するに昔だと学生さんのあれじゃないですけども、当然、給料をいただいた上での派遣ですから公金で行ってるわけですけども、どのぐらいの中で生活をされているのかざっとで結構です。わかる範囲でいいですから、わからなければわからないでいいです。以上です。

○天野(進)委員長
 ただいまの質問の中で、人権・同和教育室長に対して、資料があればということでありますけれども、資料がございましたら御提出をお願いいたします。

○輿水人権・同和教育室長
 指定校の希望がなかったというのは、各市町に投げかけたところ、指定校を受けるという希望がなかったということでございます。以上です。

○峯山福利課長
 教職員住宅につきましては、学校所在地が県下全域にありますことから、適切な人事異動を進める上からもある程度の数は必要というふうに考えております。そのため山間地等民間住宅を確保することが困難な地域を中心に、交通の利便性などを考えながら、なるべく長寿命化を図って、今のまま活用していきたいというふうに思っています。なお、長く空き家になって必要と認められなくなったものについては計画的に解体というか、廃止してまいりたいと思っております。以上です。

○鈴木事務局参事兼教育総務課長
 指導力不足教員について、19年度に認定された者は2名でございます。この2名については、現在、再教育中であるという状況でございます。先ほどの19年度で再教育を延長した者については1名でありますが、それについては20年4月から職場復帰という形になっております。以上でございます。

○鳥居高校教育課長
 英語教員の海外派遣の件ですけども、これは国が行っている事業ですので、生活、その他の面につきましては、かなりの配慮がなされております。困ったということは聞いておりません。以上です。

○風間事務局参事兼義務教育課長
 海外派遣のことにつきましては、そのほかにも派遣する教員がございますので、その数は後ほど取りまとめて御報告申し上げます。

○松本財務課長
 19年度につきましては35基で、20年度で7基行いまして一応完了するように予定をしております。以上でございます。

○阿部(時)委員
 特に焼却炉については、全体の個数をさっき示してくれなかったんですけども。あとどのぐらいあるのか、そこも当然知りたいもんですから、そういった中でしっかり予算も必要であれば、我々も要求したいと思っていますのでよろしく。そこだけちょっとお願いします。

○松本財務課長
 141基という数がございまして、残りの35基を19年度でやる。残りの7基を20年度で予定しておりまして、それで一応完了する予定でおります。以上でございます。

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