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委員会会議録

質問文書

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令和5年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:07/06/2023
会派名:自民改革会議


○天野(一)委員
 一問一答方式でお願いします。
 3点質問します。
 まず1点は、ユニバーサルデザインのことです。
 静岡県はユニバーサルデザインを推進してきたわけですけども、静岡県の現状についてまず説明してください。

○望月県民生活課長
 現在、第6次推進計画に基づいて取組を進めております。
 進捗管理等を行っておりますけれども、ハード・ソフトの分野に関する指標等につきましてはおおむね順調に推移しているところであります。したがいましてハード・ソフト分野については一定程度の整備が進んでいると考えております。
 反面、ハート分野の指標等につきましては伸び悩んでいる状況にございます。

○天野(一)委員
 ハード・ソフトはおおむね順調だと言ってますけども、静岡県はユニバーサルデザインの先進県だという認識を県民は持ってると思っていますか。

○望月県民生活課長
 本県は、都道府県で最初にユニバーサルデザインに取り組んだ県で先進県と言われる状況にあり、先ほど申し上げましたようにハード・ソフトの部分につきましては一定程度進んできております。
 ただ、最近社会の多様性が進んでいる中で、こうしたハード・ソフト整備について必ずしも100%になっていない状況で、年齢別等で見てまいりますと必ずしもそう評価されていない現状はあると認識しております。

○天野(一)委員
 言われたように、静岡県は先進県でまず最初に取りかかってきたんだけれども、現実は県民の意識も、それから今全庁で取り組んでるって言ってもおざなりになってると私は思うんです。
 現状についての分析、数字を次の委員会までに報告してほしいと要望しておきます。
 
 次に、耐震化について。
 大規模なホテル・旅館については平成29年にできるだけ耐震化を進めてきましたけれども、今の状況についてお伺いします。

○鈴木建築安全推進課長
 平成29年度に要緊急安全確認大規模建築物ということで県全体の数を公表したわけです。
 その後各所管行政庁において取組をしてきた中で、県全体で言いますと現在残っているのは106のうち15、そのうち10がホテル・旅館となっております。
 ホテル・旅館については、施設が大きいことで改修費がかさんだり営業を止めなきゃいけないということで、ほかの用途の建築物に比べて耐震化が遅れていると認識しております。

○天野(一)委員
 コロナ禍が終わって、これから静岡県はある意味では観光県になるわけです。その観光県が今のように耐震化が遅れていることは大変重要な問題だと思うんです。
 そのことが、この委員会の項目としてはっきり出ていない。本当は重点的にこの問題についてスポーツ・文化観光部と連絡を取ってやらなきゃならないと思います。
 高畑くらし・環境部長はこの点についてどう考えますか。

○高畑くらし・環境部長
 耐震化を進めることは非常に重要でございまして、県民の命を守ること、あるいは外から来ていただいた方に対して安全な環境を整えることは非常に重要だと思います。
 そうしたことを踏まえ、委員会へ御提出する資料等も考えていきたいと思います。

○天野(一)委員
 ホテル・旅館のこの問題について、また次の委員会のときに状況を説明してください。

 3番目、脱炭素のことについて。
 一番大事なことは、脱炭素について県民が意識を持ってやることです。
 先ほど3番委員からもありましたフロンの話も、それを回収するときにはこういったことがありますというPRが、業者だけにではなくて県民へのPRが不足してると思うんです。
 県が自分で全部やろうとすると無理があるんです。県下の市町と協力してやるという姿勢が、今県に足りないと思うんですね。全部県でやろうとしている。県が一番偉くないんですよ。県は市町のサポート役なんです。
 市町とどういう形で脱炭素化に取り組もうとしているか伺いたいと思います。

○佐藤環境政策課長
 本県は地球温暖化対策実行計画に基づき脱炭素の取組を進めておりますが、重点政策の1つとして脱炭素型ライフスタイルへの転換と県民の行動変容を促すことを挙げております。
 これに基づき、ふじのくにクールチャレンジという取組を実施しておりまして、この構成団体は63団体ありますが、その中には35の全ての市町が入っており、県、市町を挙げて取り組んでいるところでございます。

○天野(一)委員
 脱炭素化が成功するかしないかは県民一人一人の意識にかかっていると私は思う。今災害が頻発しているが、やっぱり一人一人が脱炭素化に取り組まなければこの課題は克服できない。そういう意識の下で、市町も協力して県民一人一人が意識することだと思うんです。
 さっきのユニバーサルデザインもそうですよ。ユニバーサルデザインについても、県民一人一人が自覚することによって変わってくるんですね。そういった意識が非常に足りないと思うんです。
 特にくらし・環境部の政策は、県民が自覚する、理解することがすごく大事だと思います。その点をぜひ考えてほしい。そのことを要望して質問を終わります。

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