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委員会会議録

質問文書

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平成27年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 進吾 議員
質疑・質問日:03/03/2015
会派名:自民改革会議


○天野(進)委員
 各委員からそれぞれ質問が出され回答をいただいたわけでありますので、きょうは1つ提案をさせてもらいたいなと思っております。
 富士山女子駅伝が開催され、大変な人気を博しているでしょう。一昨日、静岡市でも42.195キロのマラソンをやり、大変たくさんのランナーが出場いたしました。今、スポーツの中でもマラソンに多くの皆さんが関心を持っていただいているんですけれども、そうした中でこの静岡県が舞台となるマラソンとして御案内のことだと思いますが、昨年8月、トランスジャパンアルプスレースというのが開催されました。富山県の海岸をスタートして約415キロ。そこにはまず北アルプス、剣岳が入って、そして中央アルプス、南アルプス、3,000メートルの山を越えて静岡市の大浜海岸がゴールであります。
 実は、その前年にはNHKのテレビでそれを放映しておりました。私はそれを見て、その驚異のマラソンに驚くとともに、最後のゴールが静岡市の大浜海岸で、そこで選手を迎えたのはわずか20人もいない関係者だけでありました。何とみっともない、そういう思いの中で昨年の大会に私は目いっぱい自分たちの仲間を集めて協力させてもらい、ゴールには500人以上の多くの観衆が集まり、選手を迎えました。そして沿道にはたくさんの皆さんが手を挙げて頑張れという応援をしていったわけでありますけれども、関係者には大変喜んでいただきました。日本を縦断するといったらこの大会しかできないでしょう。そして、もしこの大会がインターナショナルなものになったとしたら、私は世界中から集まってくるんじゃないだろうか。3,000メートルの山が恐らく10座ほどあります。それを越えてくるわけでありますのでまさに超人的なマラソンです。
 3連覇したのは望月君という静岡市の消防署の職員であります。だから言うわけじゃありません。私は、この大会を日本を代表するトライアルレースとして持ち上げていったら1つの看板になるのかなという思いを持って今申し上げております。実行するのは容易じゃありません。何といってもお客様はいないんです。わずか1メートルもない山道ですから、そこを選手が走ってくるんですから、そこにたくさんの皆さんが行ったら困ります。ゴールにたくさんのお客様が集まってくる、井川あたりからたくさんの皆さんが行けばそれなりに絵にはなるでしょうけども、このトランスジャパンアルプスレースを行政として協力してやったらいかがでしょうか。
 この大会は、参加者が1人3万円の参加費を出します。そして贈品は1つもありません。優勝してもメダルすらないという大変に貧しい大会でありますけれども、全国で多くの日本人が知ったら、拍手をもって送られるんじゃないかなと思っております。ぜひそういうものを今後考えていただければと思っております。答弁は要りません。ただ私の提案を申し上げたところであります。

 さて、伊藤文化・観光部長、そして深澤文化・観光部理事。昨日、ラグビーワールドカップ2019の本県開催が決定しました。お二人の県庁職員としての最後を飾るすばらしいニュースだったと思っております。本当におめでとうございます。しかし、おめでとうございますの間にはたくさんの苦労や思い出もあろうかと思っております。きょうここで県庁職員を退任するに当たっての思いを申し述べていただきたいと思います。参考になればありがたいと思っております。よろしくお願いします。以上です。

○伊藤文化・観光部長
 発言の機会をいただきましてありがとうございます。
 私ごとで恐縮ですが、昭和54年に下田土木事務所に配属されて以来36年間、18カ所の職場を回っております。特にこの10年は毎年仕事が変わるということで、非常に慌ただしい県職員としての公務員生活を送ってまいりました。さまざまな場面で御指導、御助言をいただいた諸先輩方、そして支えてくださった後輩の皆さん、そして何よりも一緒になって楽しむ、一緒になって考える、苦労してくれる、助言をいただくなど支えてくださった仲間がたくさんおりました。まさにそういったことが36年間無事というかいろいろ取り組みもできたのかなと感じております。
 昨今ですとインターネット技術が大分発達してメールでやりとりすることが非常にふえております。それはそれとして上手に使わなければいけないと思っておりますけれども、そうはいいましても、やはり直接顔と顔を合わせて、フェース・ツー・フェースでいろいろお話しする、相談に乗っていただく、そうした中でいろいろな苦労話が聞けたり、新しい情報が入ったり、そういうことにつながればと思います。そういう仲間は多分楽しいときは一緒に楽しんでくれますし、苦しいときには一緒になって苦しんで考えてくれるのかなと考えておりますので、ぜひこれからの皆さんにはそういったところもちょっと気を配っていただければと思います。特にだんだんいろいろ判断したり選択することがふえてきます。そういった場面で、そういう交流から得られた情報というのはやはり生きた情報ですし、新しい施策を考えたり選択したり、またそれを実行に移していく上では貴重な情報源になりますし、それだけでなく自分にとりましてもバランス感覚とか判断力、また実行力を高めていくということで非常に役に立つのかなと考えております。
 これからの文化・観光部ですけれども、新たに総合教育会議も設置されますし、一方で人口減少の中で高等教育機能を高めていかないといけないという課題も持っております。
 また、昨日ラグビーワールドカップがこういう形で本県で開催できるようになりましたけれども、これからまたオリピックをめぐる動きもいろいろ出てこようかと思います。一方でそのもとになる富士山静岡空港につきましては、いろいろ新しい路線の明るい話題が出ておりますけれど、これをやはりつなげていかないといけないですし、県民空港としてますます発展させていかなければいけないということで、静岡県の魅力をつくり、それを発信し、また国内外から多くの方々に来ていただくという役割を担うということで、文化・観光部はこれからますます重要になってこようかと思います。
 まさに明るい静岡県をつくる先兵というような部局だと思います。そういった面では職員の皆様にはこれからも頑張っていただきたいと思いますし、県議会の皆様にもぜひいろいろアドバイスもいただきながら御指導、御支援いただければと思います。
 私自身は3月をもって県を退職いたします。これからは立場も変わってまいりますけれども、よりよい静岡県づくりのために微力ですけれども違った形になろうかと思いますが、いろいろ力を発揮できればと考えておりますので、今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)

○深澤文化・観光部理事(学術担当)
 天野委員には過分な御紹介のお言葉をいただきましてありがとうございました。また委員会という大切な時間に発言の機会をいただきましてありがとうございます。
 私は法学部、銀行員を経まして教育学部に編入学をいたしまして、昭和55年に県に入職しまして公務員生活35年になりました。昭和60年ごろまで県庁に学事文書課という組織がございまして、そこが所管しております私学、大学、文書、法規、これらの仕事を多くさせていただきまして、35年間のうちの3分の2を占めます。この間、高校生急増対策として私立高校5校の新設、情報公開制度の創設、県立大学、短期大学部と看護学部の設置、静岡がんセンターの開設、県立大学と静岡文化芸術大学の公立大学法人化という仕事に主に制度づくり、組織づくりの面から携わらせていただきました。その後、法人化されました県立大学に派遣されまして、制度の運用の現場を体験いたしまして今年度県庁に戻ってまいりました。学術担当ということで、私的にはこれまでのまとめといいますか、総括の機会を与えられたのかと思いましたが、まとめられずにきょうに至りました。
 大学は少子化、人口減少の中で地域活性化のために重い課題を与えられていると思いますし、何より2018年には高校卒業者が急減していくという現実に直面しつつあります。この対応、解決は現役を続けられる方々にお願いすることになりますし、その活躍に期待いたしております。議会の委員の先生方にはいつも温かく、ときには厳しく御指導を賜りました。本当に長い間ありがとうございました。(拍手)

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