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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 裕之 議員
質疑・質問日:11/09/2009
会派名:民主党・無所属クラブ


○大石(裕)委員
 では私のほうから2点質問させていただきます。
 説明資料の22ページの指定管理者の件なんですけれども、平成20年度に21施設における指定管理者の再指定が行われたということでございますが、この21の指定管理者の再指定というのは、同じところがまた再指定をすべて受けたのか、それとも新しくまた違うところが指定管理者になりましたよというのが幾つあったのか、その辺の説明をいただきたいのと、指定管理者制度の手引の改定を行ったということでございますが、これに関しても指定管理者の再指定に関して、この手引というか、県の考え方ですね、再指定に対しての考え方をちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。

 それともう1つは28ページのこころの健康診断の件なんですが、こころの健康診断は、職員への心身の状態の気づきを促すとともに、心身の健康状態の傾向を把握するということの基礎資料を得るためにということではありますが、1,193人を対象に健康診断を実施したということでございます。こちらに関しても、具体的にどういった方法でやられたのかということと、その結果、基礎資料ができたと思いますが、どういう傾向が見られて、それに対してどういうふうな対策が必要と考えられるのかというようなことをお聞かせ願いたいと思います。

○山口行政改革室長
 指定管理者の再指定の状況ということで、お答えいたします。
 平成20年度におきましては、21施設の指定管理者の再指定を行いました。その結果、1施設が従来の指定管理者から変わっております。具体的に申し上げますと、静岡県立森林公園、森の家施設、こちらのほうが東海ビル管理から新しい指定管理者として株式会社ヤタローがとることになりました。ほかの施設につきましては、従前どおりで動いております。
 それからマニュアルの改定でございますが、再指定を踏まえまして、指定管理者の公募の仕方等につきまして細かく規定をしました。公募しまして、十分な管理期間がとれるようにということで、公募の期間の設定を行いました。また再指定におきまして、もう一度再指定をお願いするほう、各部局のほうにおきましても、もう一度施設の管理目的等を十分踏まえた上で、ゼロからもう一度この施設のあり方を見直した上で、指定の再募集をするようにということを徹底いたしました。以上です。

○鈴木健康指導室長
 こころの健康診断の事業について御説明いたします。
 この事業は平成16年度から平成20年度まで5年間でございまして、30歳から55歳まで5歳刻みの年齢で職員を対象にして実施してきておりまして、単年度で1,299人が20年度は対象で実施をしてまいりました。平成20年度が最終年度というようなことでございます。結果につきましては、職員の自宅に直接、親展等の郵便によりまして、その結果については通知をされております。
 評価でございますけれども、総合評価は職員全体で見ますと、注意が必要な状態というのと、かなり悪い状態というようなものを合わせますと、約1割――120人程度ぐらいの状況でありまして、委託先でございますけれども、委託先が全国で同じようなこころの健康診断のアンケートをやっておりまして、その辺の状況とほとんど変わらないような割合だということで、メンタルヘルスの状態は全国的な状態だというようなことでございます。
 それから事業実施の効果といたしましては、対象職員が自分自身のストレスを直接見詰め直すというんですか、見詰め直して、自分自身の個々の状態の重要性というのを認識ができていると、深めているというようなことが1点あります。それから調査の実施の結果でございますが、その結果によりまして、我々のほうには直接、個々人の情報はきませんけれども、全体としての状況がきているというようなことでございまして、個々人そのものは、その結果を見まして、相談機関に相談にかけたり、医療が必要だという場合は医療機関のほうに受診をするような、そういうような形で使っていたということでおります。
 今後ですけれども、平成20年度で一応事業は終わっていますけれども、ストレスケアサポート事業というものを今年度立ち上げをいたしました。これまでは個々人がストレスを感じますと相談をするというような、相談機関に相談をするとか、そういうような形でありましたけれども、今年度、こちらのほうから問診票ですけれども、健康状況調査表の中に、不眠の状態がどうかと、不眠をキーワードにした問診票の回答をいただきまして、ストレスの高い方には外部のカウンセラーを受けまして、それで対応するという形で、今年度新たに事業を起こしておりまして、これまではどちらかというと受け身であったのが、こちらから積極的にそういう方へ働きかけをして、心の健康を保っていくというような形の事業を立ち上げたところでございます。以上でございます。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。
 先に指定管理者の件なんですが、指定管理者ということは、管理者の自由度が非常に高くなる分、当初の目的とかサービスの質自体が、やっていくうちにだんだん変わってくるというようなことも言われておりますので、そういったことがまずないようにしていただきたいということと、県民にとっては、利用する側にしてみると、ますますよくなる、年々少しずつでも必ずよくなるという状況がやっぱり求められるんじゃないかというふうに思います。
特に再指定ということが悪いということを言ってるんじゃなくて、例えば私の地元の吉田公園なんかのNPO法人のしずかちゃんなんか、物すごい一生懸命やってくださっている例もありますし、その辺はよくわかっておるんですが、やっぱり年々よくなってもらうという意味において、その再指定する側、される側に対して、そこら辺のハードルの高さは、今までやってきたところのほうが若干高くなるというか、求められるものが高くなるんじゃないかという思いもあります。そういったことの魂をこの手引の中にぜひ入れていっていただきたいなというふうに思っておりますので、そこは要望としてお願いいたします。

 そしてこころの健康診断のほうなんですが、これ今、注意が必要という方が120名いたと、1割ぐらいということなんですが、この数字が多いのか、低いのか、私も専門家じゃないのでわかりませんが、人数はまあ普通とそんなに変わらないということだとしたとします。そういう中で、例えばこれ、どこかに偏りがあるのか、ないのか。心の問題というのは、例えば人間関係の問題であったり、私もサラリーマン時代がありましたけれども、ここの部の、この部長の下の人間はもうすぐだめになっちゃうというのがあるんですよね。ですから、そういう方がいらっしゃるという意味ではないですけど、その部署別に、ここのところは何か心に何ていうか、問題がある方とか、ちょっと休みがちな方がどうしてもいつも多くなるんだというような、そういった数値みたいなものが、ここの部署ということを言ってくれというわけじゃないですけれども、そういった傾向というのは出るのか、把握されているのかどうなのか、そこをちょっとお聞きしたいと思います。

○鈴木健康指導室長
 このこころの健康診断の事業につきましては、ちょっと説明が不足しておりましたけれども、東京にあるハイテックという会社に調査をして、委託をしてございまして、内容的には、心身の健康状態だとか職場ストレス要因、それからストレスの対処法ということで、106項目の質問に対して回答しているような内容でして、個々人のその回答した結果等が直接個人に行っていますので、我々のほうにどういう内容のものかということが、分析したものがこちらに来ていないというような状況でございまして、先ほど申し上げたように、全体的な傾向がこうだというふうな形のものをいただいているというような形でございます。以上です。

○大石(裕)委員
 わかりました。そういったものももしある程度把握できるようであれば、把握していただく必要もあるのかなと。県民にとっては、健康で皆さんがしっかり働いていただけるというのがやっぱり望ましい形であって、なかなか休みがちの方がいると、でも給料はある程度支払われるわけですから、そういったものは県民の不利益にもつながっていくわけですので、ぜひそこら辺も含めてしっかりと対応していただければと思います。以上です。

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