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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:11/01/2012
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 おはようございます。自民改革会議の渡瀬でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 3点ほど質問させていただきます。
 まず、説明書の13ページ、(ウ)県政方針の県内外の情報発信強化であります。ちょっと細かいことなんですけれども、これは新聞紙面を購入ということで、実績が載っておるんですけれども、この掲載する新聞社はどのような手法で決定をされているのか。入札なのか、それとも掲載する内容によって新聞社を決めているのか、その基準があればお聞きしたいと思います。

 続いて、13番委員からもございましたけれども、地域外交の件です。地域外交展開事業費の件ですけれども、事業費が7118万円余の決算額であるかと思います。地域外交という以上、職員が相当海外へ出張をしているのではないかと思います。昨年度、この地域外交課の職員が何回海外へ行っておられるか、また、その1人当たりの旅費ですね、幾らなのか教えていただきたいと思います。

 また25ページには、中国以外に4カ国、韓国、台湾、モンゴル、米国と交流内容が載っております。本年度になってからはベトナムなどの交流の動きもあるようで、知事が進める地域外交、どこまで進んでいくのかなというような懸念をしているわけでございますけれども。そこで、地域外交の展開として、地域外交課及び副知事などの幹部職員が昨年度訪問した海外の国名、また人数を明示していただければと思います。

 それと最後に、41ページのふじのくに戦略物流ビジョンの策定、推進及び情報発信でございますけれども、決算額が2668万円余ございます。ふじのくに戦略物流研究会開催、また、ふじのくに戦略物流ビジョン策定、ふじのくにロジスティックシンポジウム開催と書かれておりますけれども、一体どのような経費に使われたのか、教えていただきたいと思います。

 また、このふじのくに戦略物流ビジョンを活用して、どのような施策を今年度、平成24年度予算に反映させたのかお聞かせいただきたいと思います。以上です。

○木広報課長兼県民のこえ室長
 新聞各社への掲載の基準という話でございましたけれども、大きく県内と県外があると思います。県内につきましては、静岡新聞が67万部、それから中日新聞が14万部発行されております。ですから、この2紙を使いながら広報しているという形になります。
 広報紙といいますと、県民だよりが121万部発行されており、それが月1回でございますので、それを補う形になろうかと思っております。説明書にある表を見ていただくとわかるんですが、例えば上から3段目の、ふじのくに食育フェアとございます。6月18日付でございます。県民だよりでも紹介したんですが、直近になってこれを盛り上げたいということでこんな形で――これはどちらかといいますと提案型になりますけれども――掲載させていただきました。
 それから、後半を見ていただくとわかると思うんですが、例えば県内で申し上げますと、下から3段目の災害廃棄物の関係。これは島田市が試験焼却を始めたものですから、これを県民に理解していただきたいということで、紙面を使わせていただいて広告を出したと。こんな形で県内紙を使っています。
 県外につきましては、大手の読売、朝日等ございますけれど、かなり紙面が高うございます。朝日は全面とりますと、4000万円以上かかるということで、これは私たちもやりたいんですができないということで、広告代理店からの提案をいただき、相場等を見ながら出させていただいております。
 ここにありますように、例えば中ほどに毎日新聞とか日本経済新聞の全国版がございますけれども、これは富士山の日をもうちょっとPRしようということで、提案をいただいた中で、相場より安い金額を使わせていただいて出しているんです。
 それから、下から4段目の朝日新聞でございます。お茶の広報をさせていただきましたけれども、紙面というのは広告代理店が押さえておりまして、なかなか紙面をとれないという状況もございます。その中に結構廉売してくるケースがございますので、それと私たちの八十八夜新茶を売り出したいというお互いのマッチングの中で、かなり廉価でこういう形の広告を掲出いたしました。
 基本的には入札ではなく、コンペという形で提案を受けながら、その都度その都度、相場を見ながら広告を掲載したいと思います。以上でございます。

○後藤地域外交課長
 まず、地域外交展開事業費7100万円の中の職員の海外出張の旅費、人数というお尋ねでした。この事業だけではなくて、26ページの国際化総合推進費738万円余の事業と合算という形で、昨年度の海外の出張だけではなくて、国内の出張も入っている金額、人数ということで御理解いただきたいんですが、延べ人数で401人、金額で1799万円余となっております。

 それから2点目の、知事、副知事の昨年度の海外出張と、どこへ行ったかというお尋ねでしたが、これはうちの課以外にも所管する課がございますが、把握している分につきましては、6月に韓国にトップセールスに行っております。7月にアメリカの東海岸にお茶と観光セミナー、それからニューポート市の黒船祭に参加をしております。
 それから、同じく7月から8月にかけまして、モンゴルへ友好協定の締結という主目的で行っております。
 それから、11月に台湾のほうへトップセールスに行っております。
 随行、それから参加者の人数は即答はできませんけれども、そのような状況でございます。
 それから、副知事につきましては、手元に資料がないんですけれども、年度当初に韓国に岩瀬副知事に行っていただいたこと。それから11月に中国浙江省へ、ことしの30周年の記念事業の打ち合わせということで、調整会議に大村副知事に御出席をいただいております。以上です。

○長澤地域政策課長
 ふじのくに戦略物流推進事業費につきましてお答えをいたします。
 まず、2600万円の事業費の内訳でございますけれども、ビジョンの策定につきましては、およそ1000万円でございます。それからシンポジウムの開催経費につきましては、98万6000円でございます。残りが1500万円弱ございますけれども、これにつきましては、ふじのくに戦略物流推進事業費の中に計上してございます。内容といたしましては、空港関係で航空貨物の中長期戦略の検討経費、それから経済産業部におきまして、企業の動向調査ということでアンケート調査、それから港湾関係でございますけれども、駿河湾港の長期戦略の構想策定といった経費を一括して物流関係事業費ということでここに計上してございまして、その1500万円につきましては、各部へ再配当しているという状況でございます。
 ですので、最初に申し上げました地域政策課としての執行分といたしましては、ビジョンの作成で1000万円、それからシンポジウムの開催経費で98万6000円ということでございます。

 それから、シンポジウムをことしの予算にどう生かしているかということでございますけれども、このシンポジウムにつきましては、昨年度末の平成23年3月に開催をいたしました。このときには、ビジョンの策定の公表ということを目的としまして、これから民間の企業の皆様に促進をしていただく契機にするという形でシンポジウムを開催したものでございます。今年度も引き続きまして、東・中・西の3カ所で、もう少し規模は小ぢんまりと、おおむね100名程度の参加者を見込んで、それぞれテーマを設定しまして、物流企業、それから荷主企業の皆様を中心に御参加いただいて、さらなるビジョンの推進を図っていくということを進めております。
 経済産業部と連携をしまして個別に企業を訪問して、企業の取り組み状況ですとか、行政に対する要望をお聞きしているということを聞いております。
 それから、もう一点、私どもの取り組みとしまして、本県におきます食をテーマとしまして、物流拠点を整備できないかということで、そのモデルを策定していこうということで、今、作業をしているということでございます。以上でございます。

○渡瀬委員
 御答弁ありがとうございました。
 最初の1番目の情報発信強化、新聞の件ですけれども、本当に工夫をして、ぜひとも有効な広報をお願いしたいと思います。

 次の地域外交展開事業について、それぞれ細かい御説明をありがとうございました。ただ、県民に透明性を示すためにも、金額、人数と旅費ですね、そういったものははっきりしたほうがいいのではないかなと個人的に思います。

 それから、全て要望みたいになってしまうんですけれども、この説明書を読ませていただいて、13番委員からの御指摘とダブってしまうかもしれませんけれども、この企画広報部は、その名のとおり企画をすることがメーンかと思います。説明書の記載として、何々計画を策定したとか、何々について調査研究したとかと書いてございますけれども、それがどのように県政に活用されたかの記載、つまり成果の記載がなかなかないような気がいたします。評価とか改善というところではございますけれども、どうもちょっとわかりにくいような気がいたします。
 企画という部分はつくることに成果があるのではなくて、その施策を活用してもらうことに成果があるのではないかなと思いますので、来年度以降はこの記載方法はもっと成果がわかるような内容で記載していただければなと思います。全て要望でございます。以上です。ありがとうございます。

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