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委員会会議録

質問文書

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令和2年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藤曲 敬宏 議員
質疑・質問日:03/10/2020
会派名:自民改革会議


○藤曲委員
 一問一答方式で、1問のみ質問させていただきたいと思います。産業委員会説明資料の56、57ページです。
 静岡県はものづくり県と言われていたんですけれども、今まで熱海の観光業が市内のサービス業の70%、80%を占めているため、ものづくり県という実感がわいていなかったんです。ことし1年産業委員会で静岡県の屋台骨がここにあるなと改めて感じましたし、産業分野に関して静岡県が本当に手厚く支援していることがうらやましいなと改めて感じました。
 先ほど3番委員も質問されましたけれども、企業立地の動向についてお話を聞かせてください。
 企業立地の数は2019年上半期で1位で、2019年度の上半期が39件、2018年が67件といった静岡県の企業立地数ですけれども、非常に企業誘致ができている中でお伺いしたいのは、その中で伊豆半島にどのくらい企業誘致ができているのか。三島市や沼津市は当然東部であって伊豆半島の玄関口ではあるんですけれども、一旦そこを除いて少子高齢化が進む伊豆半島の南に絞ってどのくらい企業立地ができているのか、その数を教えてください。

○餅原企業立地推進課長
 伊豆半島における企業立地の数は、平成25年度以降で製造業については6社あります。伊豆市2社、函南町1社、南伊豆町1社、伊豆の国市3社の6社です。

○藤曲委員
 150、160、170件ぐらいの中で6社と全体の中で非常に厳しいと感じております。当然企業立地は内陸フロンティアがあって第2東名ができる当時に立地を生かそうということで地域性と合わせて企業を誘致したところがあって、形としてファルマバレープロジェクトができたり、AOI−PARCができたり、MaOI−PARCができたり、ChaOI−PARC、それから今度裾野市に「コネクティッド・シティ」プロジェクトもできたり、フォトンバレープロジェクト、浜松では航空宇宙産業でそれぞれ地場産業があるところを基本にしたり、また新しくできた施設を中心としてがんセンターであればその特徴がある地域によってその地の利を生かしたものを通して企業立地、誘致を進めてきた中でいくと6件は実際に三島市や沼津市を抜く伊豆半島では1次産業はある、3次産業や製造業などの本当の地場産業と呼べる第2次産業がどれだけあるかというとそこが非常に弱く誘致する力がないのが現状で、実際市町もそこで本当に苦しんでいる、企業誘致に苦労している部分があると思うんです。企業誘致促進の立場で何か伊豆半島に取り込めるIoTやAIも含めて伊豆半島としてこれからどんな企業誘致の可能性があると考えていらっしゃるかお聞かせください。

○餅原企業立地推進課長
 伊豆地域における企業立地の方針的なものについて、伊豆地域は地形的にも大規模な用地が確保しにくく、製造業の立地は困難な面があります。ただ実際に製造業6社誘致していますので、その6社を見ると3社は食品、飲料といった伊豆地域の資源を使った企業です。例えば海草や水、観光といった地域の資源を活用したものです。こうした製造業は地域における雇用創出効果等も高いことから、引き続き進めてまいりますけれども、先ほどおっしゃいましたITについても伊豆半島ではほぼ100%光ケーブルができておりますので、そういったものを活用しながらITなど大きな土地を必要としなくても立地できる企業の誘致にも積極的に取り組んでおります。
 今年度は東京事務所に伊東市と東伊豆町から職員が派遣されておりまして、IT企業の誘致を担っているところです。
 今後もそういった伊豆に特化された産物を使った製造業の誘致と小さくても高い付加価値を生むような企業の誘致の二面で頑張っていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

○藤曲委員
 先ほど10番委員も言われていましたけれども、クリエーティブな産業やIoTなどローカル5G事業に集中してそういうモデル地区をつくる取り組みもしていると思うんですけれども、そういったこともぜひ地域で考えていただきたいと思います。
 南伊豆町が35市町の中で一番所得が低くて、1人当たりの年間所得が231万円です。一番高いのが長泉町で385万円で1.6倍ぐらいあります。先ほどから出ています若い人たちがUターンしてくるにはやはり雇用を生まなければいけない。今本当に悪循環で伊豆から多くの若い人たちが出ていってなかなか戻ってこれない。その理由にはやはり雇用の場がない、創出できない。そしてまたあったとしても所得が厳しいため、なかなかできない部分があったりします。ですからぜひこの辺のところを考えていただいて、企業立地件数全国1位は当然誇るべきことでこれも当然今後も進めていただきたいんですけれども、同時に県内全体の中で平準化、先ほど3番委員も話されましたけれども地域によっては内陸フロンティアのときからそうなんですけれど、企業の誘致が実現できていない。そういう意味で苦しい状況のまま引き続いているところが結構あります。平準化についても今後意識していただいて企業誘致を進めていただきたいと思いまして、質問を終わらせていただきます。

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