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委員会会議録

質問文書

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平成20年12月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:花井 征二 議員
質疑・質問日:12/12/2008
会派名:日本共産党静岡県議会議員団


○花井委員
雇用の問題、雇用の安定がやっぱり今の時期では一番の景気対策だというふうにも言われていますけれども、私の知る限りでも大企業から一斉に何人派遣を首切るなんていう話がこんなに次々と出てきたなんていう話は余り聞いたことがないわけで、実際この1,388人、全国で約3万人というのもこれは全体からすればほんの一部だろうと、この末端にずっと広がっているんだろうというふうに私は思うんです。
そういう意味ではまさに大量解雇という事態が生まれつつあるという中で、私のところは共産党ですけれども共産党の委員長がこの間、麻生総理と話をしたときにも言ったんですけれども、結局、麻生総理が大企業、経営者団体にこの雇用の問題で申し入れをやったと。そう言ったらその直後に今度は御手洗さんところのキャノンが大量解雇の計画を打ち出したと。全くお願いなんて言っていたんじゃ、これは事態は解決しないと。しっかりやっぱりこの指導監督するということが必要だというようなことのやりとりがあったかと思うんですけれども。
そういう点で、きょうお分けいただいた3枚目が12月9日だから、これかなと思ったけれどちょっと違うなというふうに思っているのは、いわゆる雇いどめというか雇い切り防止通達というんでしょうかね、新たに12月9日の日にたしか厚生労働省が通達を出して、しっかり指導監督をしていこうということを周知されたというふうに私は承知しているんですけれども、その辺はきょうの資料には入っていないですね。その通達というのは。

○岩本静岡労働局長
通達そのものはお配りしておりませんが、この12月9日の中で1ページのDのところで解雇・雇いどめ等への適切な対応ということで啓発指導だとか相談を強化する。この流れの中で12月9日付で本省のほうからはそういう派遣元、派遣先に対する指導の徹底というようなことの指示を受けていると。

○花井委員
要請したということはもうここで先ほどの資料で承知はしているわけですけれども、私が言いたいのは単なる要請、お願いということでは事態がなかなか進まないんではないかという点ではしっかりやってもらいたいなという思いがあったものですから言うんですけれども。
要するに私の承知している限りでは、通達の中では例えば労働基準法等に違反しない場合であっても労働契約法や裁判例等を踏まえ、適切に取り扱われることが重要であるということをうたっているし、中途解雇はもちろん期間満了に伴う雇いどめであっても厳しく規制されるということを徹底するだとか、あるいは大量雇用変動の届け出というものは出すことになっていますよね。再就職計画を出すよう徹底し、派遣先や派遣元が責任を果たすよう指導するだとかかなり具体的に単なる要請ではなくて、しっかり指導監督していきましょうという姿勢を示されたというふうに私は承知しているものですから、それができるのは――県は残念ながらそういういろんな権限を持っていないわけでね――そういう権限をお持ちの労働局さんにしっかりやってもらわないと、働く人たちの生活、雇用というものが守り切れないというふうに私は心配しますので、あなたとここで今やりとりというよりは、ぜひお願いしたいのは、せっかく厚生労働省もそういう立場に立って通達を出しているわけですから、これは皆さんが12月3日に会合を開いてその後のいろんな一連の動きをとったということ、これはこれとして評価すべきことだとは思いますけれども、やっぱりそこからさらに一歩踏み込んで12月9日にそういう通達が出ている以上は、私はそうしたもっとより厳しくこの問題に対処していただけるということを期待をしたいものですから、あえてそんなことを申し上げるわけです。
また、もし12月9日の厚生労働省の通達がありましたらいただきたい。もうインターネットで出ていますか。いただけたらいただきたいと思いますけど、よろしくお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp