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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大場 勝男 議員
質疑・質問日:03/04/2009
会派名:自由民主党県議団


○大場委員
 今、質問もあったんですが、けさの局長の説明の資料で、10ページの企業局における緊急経済雇用対策の実施で、5人募集したけど4人しか応募がなかったと。これだけ経済が冷え込んでいて、失業者もあふれているとこういうことですが、5人募集したけど4人しか応募者がなかったというのは、募集の方法も悪かったのかなと思ったりするんですが、その辺はどんなふうでしょうか。

 それと、問題は、これからまだいつ浮上していくか、景気が底を打ったとはまだ見えないわけですが、要はそこで今後の見通しで経済状況及び雇用情勢を注視し、平成21年度においても継続を検討すると、こういうことですがね。もう21年度もこの予算が通ったらどんどんやっていくんだという姿勢を見せるべきじゃないかと思いますし、今9番委員からもあったように、この10ページでも公共工事の前倒し発注というのも可能な限りやっていただきたいなと思いますけれども、その辺についてお尋ねをする次第でございます。

 それから、今の経済情勢で、工業用水なんかもまだこれから減るんじゃないかと思うんですよ。そこで今後どのように企業局としてはにらんでおるのかなということ。

 そして、倒産や廃業が出てくるんじゃないかと思うんですが、昨年1年間のこうした倒産や廃業等によって工業用水の受水企業がどうなっているのかなと、その辺についてお尋ねをする次第でございます。

 それから、事業継続計画なんですが、我が党の大橋正己県議が本会議で質問をして、局長の答弁があったんですが、要は防災対策、事業計画を策定して、防災体制をより一層強化していくんだというような答弁でございましたが、具体的にはいつごろまでに計画を策定するのか。

 それから、送水管については、状態を調査して、緊急度とか重要度を考慮した更新計画を立てているんだと、こういうことでございますが、これらの更新計画をいつごろまでにつくり上げるのか、その辺についてお尋ねをいたします。

○深井企業局長
 緊急経済雇用対策ですけれども、これは県庁全体で1月の臨時議会にもかけられたことですけれども、実は企業局はそのときには対象になっていなかったんです。知事部局だけでやるということだったんですが、我々も県の組織の一員だものですから、我々もできることはやろうということで、こういう計画を立てまして進めたわけでございますけれども。
 先ほど5人募集して4人しかなかったというのは、募集がハローワークに募集をお願いをするものですから、そこでなかったということで、直接我々のほうからそれをPRする手だてというのはないものですから、それも実は西遠、いわゆる浜松でなかったと。一番困っているところになかったということでして、これはいたし方ないなと思うんです。
 それで効果が直接我々が雇用したのが4人、それから委託事業の中で新規の雇用を条件として委託をして雇用してもらったのが8人ということで、トータル12人ですけれども、こういう情勢の中で焼け石に水というぐらいの効果だろうと思いますが、これを例えば、県庁全体で考えてみますと、我々のところの職員数と知事部局の職員数と比べますと、知事部局が43倍ぐらいの職員を抱えているわけです。私どものところは12人雇用したんで、そういうふうに計算をしてみますと510何人かというぐらいの効果になったんだろうと思うんです。実際県全体では、そこまではちょっと行っていないぐらいの結果だったと思いますけれども、まあまあうちのところもそれなりの貢献ができたのかなというふうに考えております。

 それから21年度も引き続きどうだということですが、今回緊急でやったものは、本来やはり少しいろんなものを整備しておかなきゃいけないとか、あるいはちょっと今まで十分にできていなかったところをやってもらったわけです。
21年度にもそういうものがあるかどうか、これを各現場で確認をしていただいて、さらにそういうまだまだやらなきゃいけないところがあるんだけれど、今まで余りできなかったというものがあれば進めていきたいなというふうには思います。
 ただ、知事部局のほうは国からの交付金があって、基金をつくってということなものですから、いわゆる財源があるんですけれども、私どもは平常の業務の中でやっているものですから、それほど大きなことはちょっとできかねるかなというふうに思っております。

○岩本経営室長
 大場委員にお答えいたします。
 このような経済状況下の中、工業用水についてどのような使用量を見ているんだろうという御質問でございますが、9月以降、だんだん去年と比べて落ちているというようなことです。特に、例えば11月とか12月というのは一般的にふえる時期なんですけれども、それも落ちていると。要するに12月は11月に比べて落ちていると。そういうような状況でございます。それで事業別に見ても、1月ですか、富士川とか西遠では10%の落ち込みがあるということでございます。
 としてみると、経済状況の影響というのがあるのかなということでございますが、今、最新の2月をとってみますと、若干ことしの1月と比較して持ち直しはしていると、そんな状況です。
 ただし、今後の委員のおっしゃる動向ということになりますと、私どももこれを注視しまして、営業収益というのはこの水を売っているということでございますので、コストも考慮しながら対応していかなきゃいけないなというふうに思っております。

 それから2番目の、倒産とか廃業について、この1年間どういう状況なのかという御質問でございますが、20年度におきましては1月末まででございますが、水道の廃止が6件ございます。それから自己破産によるものが1件、工場閉鎖というか統合もあるんですけれども、これらのものが2件。それから減量ルールというのがありまして、これにのっとった減量ということで2件ということでございます。そういった状況で日量6,193立方メートルですね。こういうのが減っているということでございます。

 それからBCPの関係で、いつごろまでにつくるのかと、こういう御質問だったんですけれども、このBCPの計画も事業室長のほうから説明あったとおり、地域水道ビジョンという中に書き込まれています。
従来は職員とか会社とか、そのものだけを考えていた防災計画を、もっと事業の立ち上げとか、いつ再開するのかと、そういうようなものをもっと目を開いてやっていくという計画でございますので、ライフラインを握っている我々としては本当に真摯にやっていかなければならないということです。
21年度に検討し計画をつくって、22年度に防災訓練も多々企業局は参加しておりますので、そうした中で検証をしていきたいなというふうに思っております。

○望月事業室長
 送水管路の更新の関係でございますが、19年度の後半ぐらいから、やはり管路に腐食が生じたりしているところが多くなりまして、一部調査をしてきているわけですが、20年度に入りましてから法定耐用年数を超えた箇所につきまして調査を本格的にやり始めております。それで一応ことしから来年度にかけましてこの調査を行いまして、更新計画を立てていく予定でございます。
 一部、腐食のところにつきましては、水道ビジョンをつくった中でもある程度榛南水道なんかは特に先行してやっていきたいという気持ちがありましたもので、組み込んではございます。

○大場委員
 ありがとうございました。
 いずれにしても企業局ですから、しっかり頑張っていただきたいと思います。
 電力需要を見ていますと、まだまだ厳しいなと、一番状況がわかるのが電力需要の消費量ですね。そこを見ると、まだまだきつい場面へ来ているなと、私は思うものです。いずれにいたしましても、企業局でございますから、しっかり稼いでいただきたいとこう思っております。終わります。

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