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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:11/15/2012
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○石橋委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○曳田委員
 まず、ふじのくに千本松フォーラムの件で質問いたします。
 9番委員も先ほど質問されておりましたけれども、15ページの(3)に、「東京で開催された国際ミーティングエキスポでの施設紹介やコンベンション業界専門誌への広告掲載等を実施する」とありました。施策展開表の14ページには、平成24年5月に「プラサ ヴェルデ」予約相談センターをコンベンションビューロー内に設置し、7月から利用予約の受け付けを開始したという記述がございます。私どもはせっかくつくっていただいたものですから、何とかこれが成功するように願っているわけですけれども、この施設紹介で反応はどんな状況であったか、もし回答が可能であるならば、7月から受け付けを開始したその内容はどうかお聞きします。

 それから、これに関連して42ページの(5)にふじのくにMICEの推進とあり、この3行目に「静岡県東部地域コンベンションビューローに助成を行い」とございますけれども、どういう助成を行ったのかお伺いします。

 それから、静岡空港の件ですが、先ほども質問が出ておりましたので重複しないようにお聞きします。46ページ(2)のアですね。空港利活用促進支援事業費3億6427万1000円余とあり、その中で、(ア)、(イ)、(ウ)のそれぞれの事業を実施したとあるんですが、この(ア)、(イ)、(ウ)の金額の中身について教えていただきたい。まずは以上です。

○神戸ふじのくに千本松フォーラム整備課長
 本年3月に、コンベンションの専門誌であります「MICE Japan」という雑誌に、沼津市とともにふじのくに千本松フォーラム「プラサ ヴェルデ」の施設案内を掲載いたしました。それとともに昨年の12月、東京で行われました国際ミーティングエキスポ――こちらは学会等のコンベンションの主催者とか、PCウォールと言います会議等の専門の運営会社などの関係者が御来場いただくようなところになっております――にブースを設けまして、出展いたしました。そこに出展した職員の話から、東京から1時間という立地のよさであるとか富士山や伊豆の観光、こういうものについての新しいコンベンション施設への期待というような声が幾つか聞かれたというようなお話がございました。
 また、先ほど委員のお話がございましたが、今年度から沼津市と静岡県東部地域コンベンションビューローと連携をいたしまして、当該コンベンションビューロー内に予約センターを開設いたしました。この10月までの状況でございますけれども、市の施設につきましては4月から予約を開始いたしまして、週末の予約等についてはかなり入っているというような話を伺っております。
 一方、県の施設については、学会とか国際会議についての問い合わせについて調整をしておりますが、具体的にというようなところのお話までまだ至っていない状況でございます。以上でございます。

○藤原観光政策課長
 東部地域コンベンションビューローに対するMICEの助成ですけれども、国内会議、国際会議、あるいはインセンティブ旅行等に対する誘致活動全般に対する助成でございます。関係者に中国の重慶のキーパーソンをよく知っている方がいらっしゃいまして、そこは内陸部ですので、東部、伊豆の海岸、海を見ていただこうということで、この補助金を活用しまして、重慶に行って旅行会社に対する誘致、あるいはそこからファムトリップに結びつけ、結果として80人ほどの誘致に成功したと聞いております。また、韓国の旅行社への訪問、あるいは名古屋で行われました台湾旅行社との商談会等に出席したり、先ほど話がありましたが、国際ミーティングエキスポへ出展し、そこで商談をしたもののうちの2件の商談が続いていると聞いております。以上です。

○石川空港利用政策課長
 空港の決算の事業で、その額の細目ということでございました。
 説明書の46ページ(2)のア、(ア)から(ウ)までかと思いますけれども、(ア)の詳細な内訳につきましては、今、手元に資料がございませんので、ここにつきましては委員長と相談の上、提出させていただければと思います。ここに書いてある事業は、(ア)の1つ目でございますが促進協議会に助成いたしまして、各委員会でそれぞれの関係者の皆様と利用促進の取り組みをし、それが実施されているというのが中身でございます。詳細はまた別途、提出させていただきたいと思います。
 次が(イ)でございます。こちらの1億200万円余の内容でございますけれども、中身を具体的に申しますと、ここは利用促進のためのパック旅行の利用促進ですとか、モニターのキャンペーン事業を実施しております。そのパック旅行とモニターを合わせますと約4800万円強ぐらい実施しておりまして、利用者は1万4000人程度というところでございます。
 それに加えまして主なものを申し上げますと、チャーター便の運航支援をやってございます。これにつきましては平成23年度は51件ありまして約2200万円強の実施でございます。
 さらに、旅行商品の広報事業をやっておりまして100件弱の補助でございますけれども、それが額で申しますと約2000万円程度。こういった利用促進の取り組みをやっており、それが1億200万円強の額になっているところでございます。
 続きまして、(ウ)でございますけれども、こちらが1億7000万円強の額でございます。こちらにつきましては航空会社が使うターミナルビルの利用料に対しまして補助を行っているということでございます。個別の額につきましては、航空会社が静岡空港の運営会社と結んでいる契約額をもとにしており、各企業の内部状況もあるものですから、額についてはここでは控えさせていただきたいと思っております。以上でございます。

○曳田委員
 恐らくそうではなかろうかと思うんですけれども、せっかくいいものをつくっていただいているんですから、本当に何とかにぎわいのために国際会議もいろいろな学会も引き連れてもらいたいです。わかりにくいのが、このMICEと東部地域コンベンションビューローの関係がいまいちすっきりしないのだけども、すっきりわかるように説明していただけますかね。

 それからもう1点。空港のほうです。45ページには開港から1年間の県内経済への波及効果が245億5000万円と非常にいい数字が並んでいるんですけど、今の説明で、(ア)では富士山静岡空港利用促進協議会に対して1億円の助成と。先ほど教育旅行の話も出ましたけれども1億円というのがちょっとなかなかわかりにくいんです。もう少し具体的に、1億円という数字と協議会というのはちょっと落差があるもんですから、その辺のところについてもう少し詳しく説明してくれませんかね。お願いします。

○藤原観光政策課長
 県では、国際会議、国内会議を誘致して、あるいは経済効果の高いインセンティブ旅行を誘致して、静岡県を観光していただいて地域振興を進めていこうと考え、その担い手として各地にありますコンベンションビューローが誘致活動をしております。県もそういう皆さんと協議会をつくって情報交換などをしております。支援策の一環といたしまして、県内のコンベンションビューローに対して誘致活動をする場合の助成制度を設けまして、誘致活動にいそしんでいただくと。そういうことで、コンベンションビューローが誘致活動されるのに対して助成を行うという趣旨でございます。以上でございます。

○石川空港利用政策課長
 空港利用の促進協議会の補助の内訳というか、実態についてでございます。
 御説明いたしますと、46ページに委員会が5つあるという形で書かせていただいております。それぞれの委員会で、空港利用を促進するための取り組みをしておりまして、まず就航促進・利用拡大委員会につきましては県内の旅行会社等々に入っていただいておりまして、どうやったらもっと観光商品が売れるか、効果的な対策が打てるかという取り組みをしております。例えばそのときの広告費の補助について助成をしているとか、そういった取り組みをしております。
 次に教育旅行委員会でございますが、これも先ほど話がございました。県内の学校で教育旅行を実施していただくに当たっては、今年度と昨年度では制度が少し変わってはおりますが、例えば1人利用していただければ、国内であれば2,000円補助するとか、そういった取り組みをしているところでございます。
 次は産業交流委員会でございます。これは、県内経済界と就航先経済界とのマッチングをしているところでございますけれども、例えば就航先のイベントとかPRをしていただくに当たっての補助とか、そういったことをやっております。
 さらに、自治体空港利活用促進委員会ですと、各地域において市町あるいは団体が就航先と交流し、空港を使っていただくことに対して若干の補助をしているということでございます。
 加えまして、最後に広報委員会でございますが、そういった空港の利活用に関して戦略的に、例えば一定の利用に限られている西部や東部に重点広報するとか、そういう取り組みを行って、それぞれの委員会の活動費を中心に、合計として1億円助成しているということでございます。以上です。

○曳田委員
 私としては地元のことだし、いろんな形で何とかこれは成功してもらいたいなと。その中で地元にいてわかりにくいですよね。コンベンションビューローがあって、なおかつまたMICEというものがあってそこに県がまたそれぞれに応援したり、このかかわりが非常にわかりにくい。別にもう質問しませんけれども、できましたら、もう少しすっきりした形で、県はこういう形で応援していると。地元はこうやってるということをもう少しわかりやすくしてもらえると、我々としても応援しがいがあるんですけれども、もう少しわかりやすい助成をお願いしたいと思います。

 それから、空港の件ですけれども、せっかく45ページに開港から1年間の県内経済の波及効果の数字が出ているわけですね。この根拠については別に質問しませんけれども、少なくとも利用促進するために、約3億円以上の金が使われているわけですよ。それは投資という意味合いでは大事なことだと思うんですよね。じゃあこれについて決算ですから、例えば空港の経営がこういうふうになったとか、よくなったというぐらいの記述がないとね。こういう投資はしましたよと。それはいいんだけれども、じゃあその結果がどうだったのかということがなかなか見えにくいもんで、ぜひこの次ぐらいから、そういうことも踏まえて、ぜひそういった検証なり、あるいはそういった数字が出てくるような説明書にしていただきたいと思います。以上です。

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