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委員会会議録

質問文書

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平成21年1月臨時会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:原 文雄 議員
質疑・質問日:01/07/2009
会派名:平成21


○原委員
 先ほど、5850万円の使い道、そして人員が240人というふうに報告があったんですが、いわゆるその賃金等々についても、先ほどのお話では月額12万円、24万円とかさまざまあるんで、平均すると12万円ぐらい、あるいはそれ以上の生活ができると。そうすると、いわゆる雇用機会の創出、安心できる生活という立場から1つ聞きたいのは、特別支援学校職業自立支援事業という、先ほど来就業に至るまでの極めて厳しいお話がされました。あるいはサポートをするのに大変だというふうに伺いましたが、これちょっと計算してみたら、これに従事する19校に各1人ずつなんですが、この人の月額って計算すると3万2000円ですよね。
 これ、余りにもちょっと格差があり過ぎると。雇用確保という目的なのに3万2000円で生活をすると。先ほど松本課長は言われました。安心して暮らせる、そのような立場で財政当局から言われて絞ったというには――緊急という意味を理解するならば、それでもしようがないのかなという意味もとらえられるんですが――他の職業選択、あるいは雇用機会と比較をした場合に、極めて劣悪な3万2000円という月の賃金で、生活が本当にできるのかできないのか、もう少し職業あっせんをする、あるいは選択する場合に、他の手法がなかったのかどうなのか。
 含めてですね、県立中央図書館の所蔵資料活用の関係でもう1つ伺いますと、これも同じ200万円になっておる、2カ月で200万円。そうすると特別支援学校と同じで、これは何人採用されて、月にあるいは1人に対しての賃金というのはどれくらいの対応を考えているのか。
 この2つについてお伺いをさせていただきたいというふうに思っておりますし、あわせてできることなら、もし国の2次補正で2月補正があるならば、月の給料3万2000円で現実に生活ができるのかできないのかということの意味も考えた選択もしてもらいたいなというふうに思いますので、そこら辺をちょっとお伺いしたいと思います。

○松本財務課長
 特別支援員の関係で、月額3万2000円というのは、旅費は別途出しますけれども、半日働きまして週に2日ぐらい職場を開拓してもらおうということで設定しました。その関係で金額がかなり下がったわけですが、この方がこの専業で生活できるかと言われれば3万2000円ではとても生活できませんので、残りの時間に例えばほかの仕事についてもらえないかということで、この仕事の内容からすると、とりあえず週2日は地域を回ってもらおうというふうに考えたわけです。
 ここにつきまして、実際、学校のほうでかなりぐあいが悪いということでしたら、次につなげるような形の中では当然すぐ改善をしていきたいなと考えています。
 あと、デジタル化のほうでございますけども、説明資料にはデジタルデータ化と書いてありますが、簡単に言うとデジカメで古文書をぱちぱち写して、それを保存していくという単純作業で、これで生活するというより、なるべくこういうことを多くの人にやってもらって数を確保したいというのが念頭にありまして、1人の方を専門に云々ということで設定しているわけではありません。
 したがって、それをやる会社になるべく多く、広く雇っていただけるように、その会社に委託をするような方式をとったということでございます。以上でございます。

○原委員
 言わんとする厳しさ、状況も十分に伝わってくるんですが、あくまでも今回の場合、緊急雇用対策なんです。その意味を十分に理解をしないと、かえって雇用された方が迷う場合もあります。ボランティアなんかでやるんじゃないんですね。そういう意味を履き違えないで、まさにせつないそういう実態の中で、今回、緊急にやはり臨時議会も開いているわけですから、それに見合うような対応策ができなかったのか、一つには残念でならないという意味です。
 そこら辺を今後とも留意していただきたい。そして、僕はまず2カ月で終わるとは思っていません、長期にわたるのではないか。そうなるとまた2月補正については国からの交付金が来るから、さらに費目も拡大されていくだろうということはわかりますけれども、やはりその継続性を持たせるという意味も含めて、きょうの表題に見合ったような対策がとれなかったのかなというふうにちょっと今感じたものですから、お話をさせていただきました。意見で結構です。

○中澤(通)委員長
 質疑も出尽くしたようですので、このあたりで教育委員会関係の質疑を終了し、続いて公安委員会関係の質疑を行います。
 では、発言願います。

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