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委員会会議録

質問文書

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平成26年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:12/15/2014
会派名:ふじのくに県議団


○林委員
 どうぞよろしくお願いします。
 ちょっと議案についてお伺いさせてもらいます。一括質問方式でお願いします。
 富士山静岡空港の定期便就航先の海外誘客活動費ということで1200万円。そのうち緊急誘客対策として書いてありますけれども、現地の旅行会社の視察招聘と県内の観光事業者との商談会ということであります。これは初めてなのか。今までも海外の観光事業者や旅行会社との商談会、誘客活動をやっていると思いますけれども、これまでより中身の濃い商談会ということなのか。これに対する予算は1200万円のうちどれくらいなのか。
 それと、ソウル便と台北便も旅行商品の造成ということで入っていますけども、中身はフォトツアーと県内のマラソン大会の参加ツアーということでありますけども、1200万円のうちこれについてだけの予算は幾らですか。この辺について中身をちょっとお伺いしたいと思います。

 それから、空港定期便の拡充促進事業費として600万円。これは、要は広告費の助成、西部地域の方にできるだけ富士山静岡空港を使っていただくために乗り合いタクシーということも含めて、西部地域に限っての条件つきということであります。これは空港利用促進協議会に助成するということになっていますけれども、この協議会の広告費が全体として幾らなのか。そして今回県が補助するのは、3分の2で上限500万円ということでありますけども、この広告は何回やるのか、新聞なのかテレビなのか。これは1社にお願いするのかどうか。これは全て空港利用促進協議会にお任せということになっているのか。例えばこういう企画で広告をしてはどうだろうかという県からの提案は現実的に反映されるのかどうか。これについてちょっとお伺いさせていただきます。

 それから、議案とは違いますけれども、首都圏の若者の移住・定住の交流会が先般11月8日に東京都で行われました。今回の交流会に参加した県は本県を含めて6県ということであります。参加者が30名だったということで、この時のアンケート結果が出ていまして、本県への移住希望というか、検討しているという意見が7割くらいあったということであります。今後、短期滞在とかあるいは移住の体験ツアーとか、こういうものをやる予定のようですけれども、この辺について具体的にどういう内容なのか。できるだけしっかりフォローをして1組でも2組でも移住していただくということでありますけれども、この辺のフォローの仕方について改めてお伺いします。以上、お願いします。

○神山観光振興課長
 補正予算の中身について御質問いただきました。
 まず天津線でございます。こちらは全く初めての市場ということもございまして、天津あるいは北京からのチャーター便ということでお客様が来ているということもございますけれども、この北京と天津の旅行会社にプロモーションをかけるということで県内を見ていただく。それと商談会をやるということで、これは全く初めての試みになります。これにつきまして1200万円のうち350万円ほどをかけまして県内の魅力を訴えて商品造成を働きかけようと考えております。
 次に台北線ですけれども、今台湾ではマラソン熱が随分盛り上がってございます。国内ばかりでなくて海外のマラソン大会へも積極的に出かけていくということでございます。そういう中で3月に静岡マラソンがございますけれども、こちらにお呼びいたしまして、静岡マラソンばかりではなく、県内のマラソン大会の状況も御説明しながら来年度以降、静岡マラソンなり、あるいは県内のマラソン大会においでいただけるように、台北の旅行会社あるいはメディアの方をお呼びいたしまして、商品造成あるいは現地での情報発信をしていただくということを考えております。予算としては、1200万円のうち175万円を考えております。以上です。

○疋田交流推進課長
 首都圏の若者移住希望者交流会におきまして、参加者のうち本県に興味を持ってくださっている方が7割いらっしゃいましたけれども、そういう方々に対してのフォローについてでございます。
 交流会の際、移住希望者を交えまして各地域の先輩移住者たちにその地域での暮らし方を御紹介していただいております。それとあわせまして移住を考える方々にはぜひ現地へ来ていただきたいというアピールもいたしまして、その先輩移住者がいらっしゃる市や町で移住体験ツアーとかの御紹介をさせていただいたところでございます。その結果、体験ツアーへのお申し込みがその参加者のうちから3名ほど出てきたというところもございまして、県としましてもやはり次に移住の話を進めるためには現地を訪れてもらうのが非常に有効かなと考えております。そのため、体験ツアーは各市や町が実施するものでございますけれども、県としましてもそれを後押しする意味で、例えば参加者で今後ダイレクトメールを送ってもいいよと言ってくださった方には、その地域でこういったイベントがありますよというようなイベント情報等を送りましてなるべく現地を訪問していただくように後押しをしていきたいと思います。以上です。

○広岡空港利用促進課長
 空港定期便拡充促進事業費の補正予算の内容についてお答えいたします。
 まず、富士山静岡空港利用促進協議会の全体広報費がどのくらいあるのかということでございます。この主要事業概要3ページに記載の当初予算の金額1億6710万円という数字があるかと思いますけれども、この1億6710万円のうち、空港利用促進協議会への補助金が1億6180万円でございます。これでさまざまな利用促進事業をしているところでございますが、そのうち旅行商品の広告支援という形でやっている部分が当初予算ベースで2700万円ございます。今回、西部地域への広告掲載を条件として西部地域に重点を置いてやるのがこの600万円でございます。
 それから、この600万円で何回ほどということでございますが、これは利用促進協議会から広告を打つエージェントに対する支援という形でお金がいくわけでございますけれども、補助率3分の2、上限額50万円と設定しておりますことから、大体12回を考えてございます。そうしますと1月、2月、3月の3カ月間で12週ということになりますので、1週間に1回程度、西部方面で旅行商品の広告が打たれるということを想定してございます。
 それから、新聞社は1社かということでございましたけれども、これはエージェントがお選びになる静岡新聞でありますとか中日新聞でありますとか、その辺は特に何社という条件を設けてはございません。
 どんな内容を県として考えているのかということでございますけれども、当然ながら富士山静岡空港利用の旅行商品を掲載していただくと。それから、あわせてこのタイミングで2次交通のアクセス改善を3月からやっていこうという形で今調整を進めてございますので、場合によっては2月、3月の旅行商品の告知の中には浜松市からの交通アクセスについてはいわゆる予約制の乗り合いタクシーを利用できるよというメッセージも添えながら広報していくという形で、最終調整をしているところでございます。以上でございます。

○林委員
 まず、先ほど答弁がありました就航先等での緊急誘客対策ということであります。
 初めてということでありましたけれども、今まではどちらかというと誘客のために武漢も含めて韓国もそうですけども、誘客活動は向こうのエージェントというか観光会社にかなりアプローチしていると思うのですけれども、これらについて今回初めて視察に来ていただいてしっかり研究していただくということであります。今まで誘客対策をしたときの観光旅行会社からどういう意見が出されたのか。富士山静岡空港を使うことについて魅力がなければ使わないわけですけれども、現地へ今度来ていただいてしっかり見ていただくというのはありますけれども、この辺の違いというか、初めてということでありますけども今までいろいろな御意見が出された中で、こういう部分を考えたのかどうか。この辺を確認させてもらいたい。

 それから、マラソン大会とかフォトツアーというもので175万円。台湾で非常にマラソン熱が高まっていることは間違いないのですけれども、県内ではあちこちにマラソン大会がありますので、絞って働きかけていくのか。それとも、こういうマラソン大会がありますと案内を出して、現地の旅行会社にツアーを組んでくれ、こっちの受け入れとしてもしっかり受けるということでいくのか。開催されるマラソン大会の御案内をして、来ていただくマラソン大会を選んでいただくということなのか。この辺の来ていただくためのやり方について、ちょっとそこまで至っていないというならそれまでですけども、もう一度お聞かせください。

 それからあと、首都圏の若者移住希望者交流会の関係ですけれども、これは基本的に受け入れは市町という説明がありました。3人の方が体験ツアーに申し込みをされたということでありますけども、もちろんそれ以外の方にもカタログとかいろいろなもので誘いをかけてください。そういうことをするのも市町が中心なのか。それに対して市町に県から助成するのか。この辺をちょっと確認させてもらいます。以上です。

○神山観光振興課長
 天津線の実際の市場は北京と天津ということになりますけれども、実際にチャーター便を運航しております旅行会社や手配をする会社にも当たりまして事前に情報を収集してございます。そうした中でやはり中国の皆様も富士山とかショッピング、それから食べ物と温泉というところにもやはりニーズがございますので、県内へ視察においでいただいたときにはそういうところをPRしながら商品造成の働きかけをしていきたいと考えてございます。

 それから、マラソン大会につきましては、今回は静岡マラソンにおいでいただくということになります。これはマラソン大会を主催いたします実行委員会において海外からも誘客したいという意欲が強いということがございまして、静岡マラソンにまずは来ていただいて、本県のマラソン大会がどんなものであるかをごらんいただきます。ですから、今後は海外枠も設けて受け入れますよという積極的なところにお声かけしながら、マラソンという切り口でぜひ県内においでいただきたいということで考えております。以上であります。

○疋田交流推進課長
 今回の若者移住希望者交流会は、初めての試みでございました。いわゆる移住の相談会とは違いまして先輩移住者とその希望者が相対でざっくばらんに話をするという極めて個人的な形での交流会でございました。その中では活発な意見交換や連絡先の交換みたいなものも、個人レベルの形で進んでおりました。ですので今回参加された方々に対するフォローは基本的にはその先輩移住者を通じた各地域、市や町が主体となって進めていくことになります。我々としましてもこの試みがなかなか有効であるということであれば、市町と県が連携して、例えばその希望者の方々を現地へ連れていくようなお手伝いにつきましても考えていきたいと思ったところでございます。

○林委員
 今の若者移住希望者交流会の関係で初めての試みということでありましたけども、平成26年度は本県以外に5県ありましたね。その前はちょっと少なかったですけれども。これはほかの県もある程度定期的にやられているのか。やはり条件はどの県も同じだと思うのです。受け入れ先は市町なのですけれども、定期的に交流会を開催するのか。やはり1回だけでは効果が出ませんので、何回か定期的にやるのか。もちろん参加する方も違ってきますから、そういう意味で定期的に開催する計画が必要かと思うのですけれど、この辺はどうでしょうか。

○疋田交流推進課長
 今回試みましたこの交流会というスタイルでの取り組みは、資料の参考のところにもございますように我々の把握できる限りでは平成24年度くらいから始まったということで、新しい取り組みでございます。今年に入りまして6県それぞれでこういったスタイルの交流会という取り組みがふえてきているということがございます。こういったスタイルが有効であるということであればなるべく継続して、これを東京都あたりで開いていくことを我々も考えなくてはいけないと思います。

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