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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山村 利男 議員
質疑・質問日:03/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○山村委員
 おはようございます。それでは、すっきりと朝一番で質問をさせていただきたいと思います。
 都市局長から御説明がありました伊東市の都市計画の最高裁の判決につきましてちょっとお聞きしたいと思うんですが、私も新聞で見ただけで詳細はわからないんですけれども、新聞の報道によりますと伊東市のやり方が悪かったのかというのは、要するに拡幅するときには取り壊しはしてくださいよとそういう条件で建築を許可するというのが普通じゃないかなと思うんですが、新聞によりますと将来の交通量を過大に見積もりして、それでもって許可しないということで裁判にかけたというようなニュアンスで私は理解をしましたので、その辺のことをちょっとお聞きしたいと思います。

 それに関連しまして、都市計画審議会のメンバーですね、これはどういう方、どういう職業の方がなっているかというのをちょっとお聞きをしたいと思います。

 2点目でございますが、東名焼津―吉田間の新しいインターチェンジの件につきましてお聞きをしたいと思います。
 私も昨年2回ほどここでお聞きをしたんですが、去年の9月に勉強会を立ち上げたということでございますが、その勉強会の内容とか取り組みの状況につきましてお話をお聞きをしたいと思います。
 それで、平成20年度3000万円の調査費を計上をされたということでございますが、どのような調査をされるのかお聞きをしたいと思います。

 3点目でございますが、国道473号金谷相良道路の整備状況と今後の見通しにつきましてお聞きをしたいと思います。
 来年3月開港する富士山静岡空港への特に浜松等の西部からのアクセスにはやはり東名高速道路を経由しての空港と東名相良牧之原インターですね、そしてまた高規格道路にするということが大変重要であると思うわけでございますが、現在この区間で整備が進められております国道473号金谷相良道路の整備状況と今後の見通しにつきましてお聞きをしたいと思います。

 4点目でございますが、これもやはり先般新聞報道で見たわけでございますが、島田市内の砂利採取場における砂利採取法違反の件につきましてお聞きしたいと思います。
 これは島田市の西武建材株式会社砂利採取場というんですか、計画として認められました深さを大幅に上回る掘削をしていたということを新聞が報道したわけでございますけれども、この事案の概要と砂利採取法による認可権者である県の対応につきましてお聞きをしたいと思います。

 5点目でございますが、これは勝間田川工事請負に係る債務負担行為議案につきましてお聞きをしたいと思います。勝間田川というと私の選挙区でなく委員長の選挙区でございまして、かわりにというわけではないんですけれどもお聞きをさせていただきたいと思います。
 勝間田川工事請負に係るこの議案につきましては勝間田川の津波対策を債務工事で実施するということだと思うんですが、この債務負担行為によって実施する工事の概要と今後のスケジュールにつきましてお聞きをしたいと思います。
 なお、これに関連しまして、同様に津波対策の必要な県下河川における対策の進捗状況につきましてお聞きをしたいと思います。

 さらに6点目でございますけれども、土地収用制度の活用についてお聞きをしたいと思います。
 現在、大井川にかかる新しい橋を今架橋中でございます。これは大変渋滞が激しいということで早く開通してほしいというのが地域の皆さんの強い熱い要望でございます。そういう状況にありまして、この接続いたします主要地方道島田吉田線の土地収用法に基づく事業説明会が1月29日に開催されたと説明資料にございます。この事業の用地取得の状況と今後の見通し、見込みというんですか、それをお聞きしたいと思います。

 また、県内で同様の収用法が適用されるような事業というのはほかにあるのかどうかもお聞きをしたいと思います。

 最後に、中山間地域の茶業を支援する農業基盤整備の効果的な推進方策についてお聞きをしたいと思います。
 本県の中山間地域というのは非常に条件が悪く、全体の約3割近くが中山間地域ということでいろいろな農業がやられているわけでございますが、やはり県土の保全とか水源の涵養という大変重要な役割も担っており、さらに最近限界集落ということがいろいろ言われておるわけでございますが、いろいろ伝統文化の存続が後継者不足ということで大変憂慮されている状況であるわけでございます。
 そういう中にありまして、やはり過疎化とか高齢化の進行を食いとめ、そういう担い手を育成するというためには、何と言っても基盤整備が必要であると思うわけでございます。
 その推進に当たりましては、中山間地域の特性を踏まえて、地域の実情を考慮した取り組みが必要だと思います。特に中山間地域の大体はお茶が一番の中心でございますので、この中山間地域の茶業を発展させるための効果的な農業基盤整備の推進のことにつきまして当局にお聞きをしたいと思います。以上です。

○牧野都市計画室長
 伊東市におきます訴訟の件でございますが、静岡県が建築許可申請に対しまして――都市計画法53条の許可申請でございますが――その許可申請に対して不許可処分をしたと、その不許可処分を受けた人が訴訟を起こしたものでございます。
 不許可処分にした理由は、その建物の申請内容が許可要件を超えるものであったということで不許可処分にしたということでございます。

 それから、都市計画審議会のメンバーでございますが、都市計画そのものが県民の権利、義務あるいは県民生活に広く影響を及ぼすものであるということから、全部で7名の学識経験者委員を都市計画審議会の委員に任命しております。その専門分野を申しますと、法律、都市計画、建築、経済、農業、商工業、福祉という分野それぞれの専門の方合計7名の方を知事が任命をしております。以上でございます。

○鈴木道路規格室長
 焼津―吉田間の新インターについての取り組みについてお答えをいたします。
 先ほど委員のほうからお話にございましたように、昨年9月に東名焼津・吉田間スマートインターチェンジ社会実験勉強会を立ち上げ、国土交通省、中日本高速道路株式会社、県警、地元の焼津市、藤枝市、大井川町、そして県等が参加しまして検討を進めてきているところでございます。
 その検討の内容について幾つか御報告を申し上げますが、まず需要交通量がどれぐらいになるかということを推定をいたしましたところ、新東名が開通後であっても約7,000台以上の需要があるのではないかという試算の結果が出ております。こういうことから、ここに新しいインターをつくりますと十分な効果が期待できるということでございます。
 それから位置でございますけれども、接続が可能と考えられる道路が3路線ほどございます。西のほうから申し上げますと、都市計画道路の藤枝駅吉永線、それから主要地方道の藤枝大井川線、そして都市計画道路の小川島田幹線、一応この3路線を接続道路と想定をいたしまして、全部で10を超えるタイプの形を想定いたしまして、それぞれの長所、短所を比較検討しているところでございます。中にはちょっと無理だなというのもございますので、これを3つか4つぐらいに絞って、最終的に新年度に入りましたら1案に絞っていくという作業をしていきたいと考えております。
 いずれの案にいたしましても、ETC専用ということになりますと、間違ってETCを搭載していない車が出口に入ってきたときにチェックして元の本線に戻すという機能を備えなければなりませんものですから、意外と用地がたくさんいるということでございまして、2万平米、3万平米というような広い用地の取得というのも必要になってくるんじゃないかと推定をしております。
 いずれにいたしましても、なるべくコンパクトな構造、用地取得面積もなるべく少なくなる方法を採用していくということが必要ではないかと考えております。今後、そういった意味で地権者の同意等を得られやすい案に絞っていくということになるかと思います。
 来年度につきましては、1案に絞ることができましたら、それをもって社会実験勉強会を社会実験準備会というような形で改組をいたしまして、そして国のほうにスマートインターチェンジ社会実験の申請をしてまいるということで考えております。
 来年度の調査時につきましては、実施箇所が絞られてまいりますと、21年度からはもう具体的な用地調査等に着手をしていく必要がございますので、来年度はそれに備えた現況の測量でありますとか路線測量、それからインターチェンジのもう少し詳しい予備設計をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

○梅田道路整備室長
 国道473号の金谷相良道路整備状況と今後の見通しについてでございます。
 空港アクセス道路と東名高速道路の相良牧之原インターチェンジを結ぶ倉沢インターチェンジから沢水加インターチェンジの4.4キロメートル区間につきまして、国道473号の金谷相良道路として整備を進めております。既にすべての用地買収を完了いたしまして、今年度内には主要工事でありますすべての橋梁の本体工事が完成する予定でございまして、来年度には残る六本松インターチェンジ、それから沢水加インターチェンジ付近の一部道路工事、それから舗装工事等の整備を進めまして空港開港時までの供用を目指してまいります。以上でございます。

○伏見河川砂防管理室長
 島田市内の砂利採取場におけます砂利採取法違反の事案の概要と県の対応について説明いたします。
 事案の概要でありますけれども、2月15日島田市の初倉地区におきまして島田市の上水道水源に汚濁が発生しました。これを契機に島田市から18日になりますけれども連絡を受けまして、島田土木事務所が同地区の砂利採取場に立入検査を行いました。
 その結果、砂利採取法の認可を受た掘削深――掘る深さでありますけれども――5メートルに対しまして10メートル余りの掘削をしているということが確認されまして、砂利採取法で認可計画に従って採取を行うよう義務づけをしておりますけれども、これに違反する事実が確認されたと判明したということであります。
 この違反に対します県の対応でございますけれども、事業者に対する個別の対応とその他の採取場での対応ということで大きく2つに分けて対応をしております。
 事業者に対してでありますけれども、災害防止を最優先に考えまして立入調査の当日、18日ですけれども、事業者に対しまして業務の停止と現地保全を指示しております。さらに認可を受けました5メートルの掘削深への埋め戻し、そして再発防止策を講じて報告をすることなどを求めました改善指示書をその後交付しております。事業者は関係機関との協議が整い次第、必要な対策を講ずることとしております。今、現状で一部島田市の水道事業者との調整が完全についていない部分がありますので、協議が整い次第、早急に対応することとしております。
 それから、その他の事業所に対する県の措置ですけれども、県では砂利採取場につきましては定期の立入検査を年2回実施しております。そういうことで砂利の採取に伴う災害の未然防止を図っておるところでございます。
 この違反の事業所につきましても、昨年12月に立入検査を行っておりますけれども、この時点で違反の事実は発見されておりませんでした。
 今回の事案を踏まえまして、採取期間が短期1年以内の採取場につきまして、緊急の追加の立入検査を実施することとしました。それから、さらにそのチェック体制の強化を図るように全土木事務所に対しまして通知をしまして、再発防止を図ったところでございます。
 追加の立入調査の結果ですけれども、調査をしたいずれの採取場も問題はなく、適正な状態であったことを報告いたします。以上でございます。

○長島河川海岸整備室長
 勝間田川の工事請負に係る債務負担行為の議案について説明いたします。
 勝間田川では想定される東海地震による津波被害を防止するために河口部に津波対策の水門の建設を今進めているところでございます。本工事は水門本体のうち左岸側の堰柱3基を設置するものでありまして、通水断面を確保するために河川を半分に締め切りまして、締め切り内の工事を連続して施工することが経済的にも効率的でもあるということから、来年度から3カ年の債務負担行為を設定するもので、全体としては14億円を今予定をしているところでございます。
 引き続き残りの右岸側の堰柱については、また平成22年度から着手を予定しているところでございます。水門のこれから今度は門扉の方もあわせまして、平成24年度の完成を目指しているところでございます。
 県下全体の河川の津波対策の状況でございますけれども、対策が必要な河川が全体で38河川ございまして、そのうち現在までに17河川の対策を完了してございます。実施中の河川がこの勝間田川を含めまして全体で今5河川ございます。今年度土肥山川というところを完成する予定でしたが、地元の状況を見まして繰り越しになっておりますが、それが来年度早々には完成しまして18河川になるというような状態でございます。
 それに合わせて、今地震時に河川施設の被害状況を速やかに把握しまして、二次災害の防止を図るため、点検要領とか応急対策工法などを定めた河川施設地震災害対応マニュアルというものを今年度はつくりまして、これを土木事務所で説明会を行ったところです。地震時に国とか市町、建設業者等とも連携を図りながら、迅速な対応に努めていく予定でございます。以上でございます。

○渡水公共用地室長
 大井川にかかる橋の渋滞状況を見るにつけ、どうしても大井川新橋を早期に開通させなければいけないということで、長らく用地交渉をずっと続けてまいったんですけれども、任意交渉ではこれ以上進められないだろうという判断を昨年いたしまして土地収用法を全面に出しながら、なお交渉を続けてまいりました。
 その結果、年末に1人契約ができましたけれども最後の1人が残っております。この方につきましては1月29日に事業説明会を地元で開催いたしました。この事業説明会が事業認定手続の最後と言いますか、直前の手続でございます。できれば年度末あるいは年度初めには事業認定の申請の受け付けを目指して、今、最後の詰めを行っております。
 そうなりますと、これ1年なり1年半ぐらいかかるかもしれませんが、工事的にはそんなに難しいところじゃないと私どもも聞いておりますので、手続さえ済んでしまえば意外にと言いますか、予定どおり開通できるということを今願っております。
 事業認定、収用裁決、行政代執行が収用法の主な手続の3点セットになってございます。ただ収用法の手続をするからそれじゃ任意交渉もうやらないのかということはございませんで、やはりこれを柱にしながら任意交渉は進めていきたいと思っております。
 それから県内にほかにもこういう事業が同様にあるかという御質問でございます。
 県の事業は国が認定をいたします。中部地方整備局で事業認定庁になっていただいておるわけですけれども、県の複数の道路事業で今相談を既に進めております。
 また、市町村事業につきましては私ども県が事業認定庁でございます。これについても久しく件数が非常に少なかったんですが、この1、2年富士山静岡空港の関係で収用法を適用しながら、私どもも起業者も努力をしてきた結果、県民の間に収用法というものに対する嫌悪感というのが以前あったと思うんですが、積極面を認めていただけるようになったんだろうと思っております。また、これからもそういうPRをしていきたいと思っております。
 これからの公共事業というのは、やはり事業計画もあるいは用地交渉もこの収用法というのがきちんとあるんだと、これに照らし合わせて事業を進めていくべきだと思っております。以上です。

○油井農地計画室長
 中山間地域茶業を支援する基盤整備の推進方策についてでございます。
 中山間地域の茶園というのは一般的に地形が急峻でございまして、平坦な地域に比べまして工事費が大分大きくなりますから、農業者の負担を極力少なくするということで、小規模な基盤整備と集落道路など生活環境の整備をあわせて一体的に行います県営事業とかあるいは団体事業の中山間地域整備事業などの国庫補助事業を活用して農道、あるいは農地造成等を進めているところでございます。
 また、工事費を低減するためには中山間地域の特色を含めた事業計画策定において、傾斜地対応の乗用型管理機等も大分出てきていますので、新たなそういう機械の能力に対応した造成勾配、あるいは切り土とか盛り土の極力少ない階段式のテラス工法を採用するなど、その中山間地域の地形状況を踏まえた工法の採用を行っております。
 また、整備の内容ですけれども、どの地域も同じとするんじゃなくて地域地域に応じまして、その地域に合った農家の意向とかあるいは地域の営農状況を踏まえました計画をつくっていく。当然のことでございますけれども、そういうものを住民と農家とよく相談しながらつくって、短期間で効率的に行っていきたいということで取り組んでおります。
 また、こういうことで地域の実情に合った内容で進めるとともに、小規模できめ細やかな園地改良に対応した県単事業もございますものですから、そういう事業やあるいはお茶でいいますと新品種の改植を支援する交付金事業等の活用など、ハード、ソフト、そこら辺を一体的に交えて特色ある中山間地域の茶業の振興を支援してまいりたいと考えております。以上でございます。

○山村委員
 御答弁ありがとうございました。
 まず最初に、伊東市の都市計画の最高裁の判決の件でございますが、伊東市ではなくて県の許可に対して判決が下ったということでございますが、今後これからしっかりと対応していっていただきたいなと思います。

 それに関連しまして、都市計画審議会、先ほどメンバーはどういう方とお聞きしたんですが、このメンバーを見ますと、建築とか経済、農業、商工業とか福祉の関係という方が都市計画審議会のメンバーですね。
 都市計画審議会でもって都市計画の決定をするわけですよね。そうしますとメンバーを見ますとね、私ちょっと土地取引とかそういう専門家が入ってないような気がするんですね。例えば宅建の業界の方。あの方たちは非常にそういう土地の実情に詳しく、そういう方を入れてもうちょっと地域の実情がわかったような内容の審議をして決定をするという方がこういうトラブルも少ないんじゃないかという気がしますけれども、当局の見解をお聞きしたいと思います。

 それとスマートインターチェンジの件でございますが、3路線というんですか大体絞られてきたということでございます。地形的にいろいろ検討されるということでございますが、地域の皆さんの要望、そしてまた地域の皆さんが使いやすいようなそういう場所につきましてしっかりと検討して決めていただきたいなと、これ要望でございます。

 それと島田の砂利の西武建材の件でございますが、これ島田はそういうことで調査して対応しているということでございますが、ほかの地域は年1回立入検査をするということでございますが、現在、西武建材は藤枝市内においてやっておるんですが、立入検査をしてそれは大丈夫かということであるかどうかちょっとお答えをいただきたいと思います。

 勝間田川の工事請負でございますけれども、これは総額幾らになるのか、ちょっといろいろな数字の、先ほど話があったんですけれども、総事業費は幾らになるか教えていただきたいと思います。

 土地収用ですね、島田吉田線の件でございますけれども、最後の1人になったということで大変進捗しているなと。これ10年来の懸案の事項だと私理解しているんですけれども、土地収用は手続、補償等一番大変だと、人と交渉するのは一番大変だというきのう答弁がありましたけれども、しっかりと頑張っていただきまして早期解決をしていただきたいなと、これ要望でございます。

 中山間地域の茶業、私先般の5日に一般質問をさせていただきまして、「やぶきた」一辺倒ではまずいよと、どうしても品質が画一化して多様化する消費者の嗜好にちょっとマッチできないというのが低迷の一つの大きな要素であるとそういう意味の質問をさせていただきまして、昔は中山間地域というかそれぞれの地域の特色のあるお茶というのがつくられて、結構それでもって皆が生活できたわけでございます。
 中山間地域というのは実際のところ、生活をしていく上において本当にお茶しかないですね。林業は最近若干県のいろんな対策でもって林業の人もだんだん息を吹き返してきている感じがするんですけれども、茶業に頑張っていただきたいと思っいるわけでございますので、引き続き御尽力をいただきたいと、これも要望でございます。

○牧野都市計画室長
 都市計画審議会の学識委員の件でございます。
 県の都市計画審議会条例で学識経験者委員は7名以内という定めになっております。一方都市計画法におきましては、都市計画決定に際しては県都市計画審議会の議を経ることとなっております。この法律でこういう定めがある趣旨は、行政手続の透明化ですとか、情報公開あるいは説明責任とかそういうような趣旨からも法律の定めがあるのかなと考えております。
 確かに専門分野の方が必要ということは考えられますが、それを広く代表しまして先ほど申したような7名を選んでいるという状況でございます。
 県の審議会ではこうでございますが、県の決定にかかる案件も市の審議会を経由してまいります。市においてももう少し地元の事情というような部分では、あるいはそういう、委員がおっしゃるような専門の方も入ってやっている可能性もございます。ちょっとそこら辺データは持ち合わせておりません。以上でございます。

○伏見河川砂防管理室長
 砂利採取法違反の関係で、違反事業者の藤枝市内での事業所についての立入検査についてでございますけれども、委員おっしゃるように藤枝市内の1カ所で採取を行っております。認可期間が今年の1月1日から12月31日ということで1年間になっております。
 この事業所につきましても2月25日に立入検査を行っております。その結果ですけれども、違反については確認をされておりません。以上でございます。

○長島河川海岸整備室長
 勝間田川の総額ということなんですけれども、用地等も含めまして全体で約60億でございます。そのうちこれまでに用地補償関係は全部済んでおりまして、それが8億5000万ですね。残りが水門本体とそれからあと前後の護岸工なんかもありますので、残りが約50億ちょっとが工事費になります。水門本体の関係については全体で40数億ということでございます。以上でございます。

○山村委員
 都市計画審議会の件でございますけれども、法律で7名以内と決まっておるという答弁がありましたけれども、さっき言いましたように、私はやはり時代の流れというのをしっかりとらえていくには、こういう分野の人が既得権化するということがちょっと問題じゃないかと。そういうようなこともやはり私は考えて検討していただきたいなと思います。以上です。

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