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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:10/31/2023
会派名:自民改革会議


○河原崎(聖)委員
 一問一答方式でお伺いします。
 まず1点目、主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書7ページの秘書事務費の関係で(1)知事・副知事の秘書日程管理、(2)定例幹部職員会議等の開催、(3)栄典事務、表彰事務、皇室対応事務等に1300万円余が計上されております。この内訳、具体的な支出内容について伺います。

○川口秘書課長
 令和4年度の秘書事務費1319万円余の具体的な支出内容につきましては、知事表彰、叙位叙勲褒章を受賞された皆様への記念品として336万4000円余、知事、副知事、秘書課職員、表彰審査委員の旅費として279万7000円余、新聞、図書、事務用品の購入、いわゆる消耗品として425万円余、賞状の筆耕や電話料金、いわゆる役務の提供で122万9000余、その他表彰式会場の装飾、びょうぶであるとか盆栽、コピー機の賃借、その他経費で155万1000円余となっております。
 内訳でございますが、一部事務費については明確にこの(1)か(2)か(3)に分けられません。事務費を職員数で案分すると(1)と(2)で712万円余、(3)で607万2000円余となります。
 なお、(2)については定例の幹部職員会議でございまして特段の事務経費は用意しておりません。

○河原崎(聖)委員
 秘書課関係につきましては、6月の定例会のときにも公務、政務の話が出てまいりました。知事の公務と政務を区分けどのように整理をされ、政務活動に関して所管課はどのように関わっているのか伺います。

○川口秘書課長
 知事の公務につきましては、地方公共団体の長である静岡県知事として担う仕事を公務とし、それ以外は公務外と整理しております。今御質問がございました政務活動につきましては公務外のため、原則県としては関与していません。
 政務活動に関して秘書課はどのように関わっているのかにつきましては、スケジュール上、公務と公務外の仕分けは当然発生します。秘書課に依頼があった場合、相手方からの依頼内容を基にして公務か公務外か判断します。公務と判断する場合については、行事、県、知事、副知事との関わりから公務か判断いたします。公務外の案件につきましては、知事に依頼内容を伝言もしくは文書でお渡しする対応をしております。

○河原崎(聖)委員
 真面目にやっていると思いますけれども、なかなか分かりにくいところがつきまとうのも事実なので厳格にやっていただきたいと思っておりますが、この話はここまでにしておきます。

 2つ目に、国への要望の成果について説明資料9ページから11ページにかけて説明がされております。夏と秋に要望されているとのことですが、効果的な要望をするためには時期と相手が重要かと思います。どのような戦略を持って要望活動を行っているのか伺います。

○鈴木知事戦略課長
 国への要望や提案につきましては、3番委員がおっしゃるとおり、必要な時期に確実に相手に必要性を理解していただくことが必要であると考えております。そのため、例年の要望活動に加えて個別の県の重要施策につきまして、関係省庁や本県選出の国会議員をはじめとする必要な皆様方に働きかけを行っております。
 令和4年度につきましては、台風15号による災害への対応としまして11月に知事が自民党県連会長の城内衆議院議員に対して復旧・復興への協力を要請しました。また、12月には出野副知事が総務省を訪れ、総務審議官と幹部職員に対しまして支援について要望を行ったところであります。

○河原崎(聖)委員
 そのときになって、いろいろつてをたどってやってるという説明なのかと思います。我々議員の日常の活動もそうですけれども、日頃から県の職員の皆さんと何かしらつまらない雑談をしながら人間関係をつくった中でコミュニケーションを取って、自分たちの努力でやっている部分がどうしてもあるんですよね。その点からいきますとそのときに場当たり的にやっているようにしか聞こえないんですよね。戦略という言葉で伺ったんですけど、何かその場しのぎの印象しか受けないのが正直なところです。
 実際問題、東京事務所も大阪事務所も地域外交局にあって県の組織がちょっといびつになっていると正直感じています。国と地方は対等だという建前になっていますが現実問題、財政等の依存度が高いのは今さら申し上げるまでもない話であり、そういったものを地域外交局に入れておくとは、もう単なる言葉の遊びに過ぎないとしか思えないのが正直なところです。そうした異常な状況の中で県庁組織としてはどのように補ってらっしゃるか御説明を頂ければと思います。

○西原委員長
 答弁を求めます。

○河原崎(聖)委員
 簡単に言えば国との人間関係をどうやってつくっているかについてです。

○石川政策推進担当部長
 国への要望を含めて国との関係をどうつくり、どう戦略的に対応するかだと思います。先ほど申し上げた、一括でまとめて要望する、災害が起きたときにすぐアクションを起こすというのもありますけれども、テーマごと、政策ごとに関係の国の職員と議論したり、いろんな情報をもらったり、あるいは時に訪問したりしていろいろな意見交換をしております。先ほど申し上げた個別のテーマもありますが、それ以外についても県としては、必要な課題に応じて国との関係をつくっていると認識しております。

○河原崎(聖)委員
 別の角度から聞きますけれども、説明資料11ページの評価のところに、国等に対し適切な要望、提案活動を行った結果として国予算や制度改正等に反映されることになったとなっていますが、具体的にどういったものがあるんでしょうか。

○鈴木知事戦略課長
 国の令和5年度当初予算につきましては、主な要望項目につきまして必要な予算措置がされており、一定の成果があったと考えております。例えば令和5年度の国土交通省関係の予算の内示では補助事業、交付金などを含んだ内示額が国全体では前年度並ですが本県分につきましては前年度から増加傾向であるなど必要な事業について要望が実現したものと考えております。

○河原崎(聖)委員
 予算が増えたのであれば喜びたいところなんですが、災害の予算が増えても災害がそれだけあったということなので別に喜ぶことでもないのが正直なところです。問題はそれ以外のところ、国から静岡県に来る予算がどうなっているかこれまで統計的に計算したことがありますか。

○鈴木知事戦略課長
 国の予算が個別にどのようになっているかは細かくは分析しておりません。

○河原崎(聖)委員
 突然やれといっても無理でしょうから今日は求めませんが、一応そういったものも用意するようにしていただきたいと思っております。

 また、具体的な人数は分からないですが、国から県に出向している方が目に見えて減ってきている印象があります。ここには石川政策推進担当部長もいらっしゃるんですが、昔は副知事の1人は国の方だったんですがそれもなくなり、またそれ以外の部長職以下も減っている印象があります。国からの出向人数のデータはありますか。

○遠藤人事課長
 今手元にはございませんので御用意させていただきますが、傾向としましては十数年前と比べると減っていると認識しております。

○西原委員長
 令和4年度も分かりませんか。

○遠藤人事課長
 令和4年度は、少々お時間を頂けばすぐに分かります。

○河原崎(聖)委員
 災害のときにいろんな成果を取るのも大事ですが、それ以外の予算編成に関する情報を得たり、組立てを積み上げていくにはやっぱりふだんの人間関係が非常に大事なんじゃないかと思います。知事からいえばそんなことはしなくていいのかもしれませんが、やはり現場で働いている人間の感覚からすると非常に大事なんじゃないかと思います。県の職員の皆さんがどのようにそこをフォローされているか最初の質問で伺ったんですが、その辺はあまり的確に出てこず非常に残念だなと感じています。
 とにかく、リニアの問題等があって国との関係が厳しくなっている印象が非常にあり、それを心配されている県民もたくさんいらっしゃいますので、知事がああいう変わり者である以上、それ以上に県の職員の皆さんがよほどそこの穴を埋めないと静岡県がどんどんじり貧になって本来できることもできない状況が拡大していくんじゃないかと懸念しております。その辺を指摘させていただいて終わります。

○西原委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は15時とします。

( 休 憩 )

○西原委員長
 休憩前に引き続いて分科会を再開します。
 質疑を継続します。
 ここで、当局より発言を求められていますので、これを許可をします。

○山田財政課長
 先ほど5番委員から財務諸表の関係で資産と負債の比率の他県比較の御質問がありましたのでお答えいたします。
 負債と資産の比率でありますが、全国データが公表されている令和3年度の決算で比較いたしますと、本件の負債・資産は97.5%ということで、5番委員御指摘のとおり全国で第46位でございます。全国順位が低い理由といたしましては、過去に投資的経費の財源として発行した県債残高が比較的大きいことや本県は静岡市、浜松市が政令市に途中で移行しておりますけれども、その際に道路や橋梁などの資産は政令市に移譲整理をされている一方、整備したときの負債がそのまま県に残っておりますので、バランスシートを少し崩していると分析いたしております。

○遠藤人事課長
 先ほど3番委員から御質問頂きました昨年度の国から本県への派遣者数でございますが、令和4年度が9名、3年度が9名、2年度が7名、元年度が7名でございました。

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