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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年6月定例産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:東堂 陽一 議員
質疑・質問日:07/03/2014
会派名:自民改革会議


○東堂委員
 それでは、一問一答でお願いします。
 まず最初に、これは質問ではなくて意見、要望ですが、委員会説明資料8ページの産業成長戦略の推進ということで、既に皆さんからも同じような意見が出ているわけですけども、県内にある中小零細企業についてです。
 ぜひこういった中小零細企業への応援をしていただきたいのですが、この文面を見るとその観点があるのかなという疑問を持ちますので、その観点をしっかり持っていただくようお願いしたいと。中小零細企業はなかなか大変な状況にありますので、そのことをまず意見、要望としてお願いしたいと思います。これは答弁は結構でございます。
 それから委員会説明資料の20ページ、U・Iターン就職の促進ということですけど、これはきのうほとんど遠藤委員が質問してくださったのですが、少しだけ私の意見、要望を交えて質問します。
 遠藤委員からもきのうどれだけ対象者があるかという話がありましたけど、県外の大学生の数を把握しているかということと、U・Iターン就職サポートセンターの利用対象者数についてお聞きしたいと思います。

○大池委員長
 答弁は簡潔にお願いします。

○尾上雇用推進課長
 学校基本調査によりますと、県内の高校の出身者の平成25年度の都道府県別の大学入学者数を見ますと、大学入学者1万7635人のうち1万2668人が県外の大学へ入学。そのうち首都圏の大学には7,040人の方が入学しています。1学年そのぐらいということです。
 U・Iターン就職サポートセンターは大体このぐらいの方がメーンの対象者になるのではないかと考えております。

○東堂委員
 きのうの質問の続きのようになりますけれども、こういうことをやっているという周知、それからただUターン、Iターンを支援するというだけじゃなくて、Uターン、Iターンをしたいという気持ちにさせることも大事だと思います。ぜひそういう観点をこの政策の中に盛り込んでもらうよう、お願いしたいと思います。

 例えば首都圏であれば7,000人程度の対象となる学生がいるということになりますけれども、名簿などで、この方たちの所在等を把握することは可能でしょうか。

○尾上雇用推進課長
 こちらにつきましては、やはり個人情報ということで把握は難しいです。高校に直接連絡するとか、高校の同窓会でわかることもあるとは思いますが、そういうことも個人情報なので、把握しかねます。
 ただ、大学から個人の名前はありませんけど、静岡県からどれぐらいの人数が入りましたという形で、数的には把握することは可能だと思います。

○東堂委員
 きのうも議論があったわけですけれど、Uターン、Iターン支援の周知ですが、例えば大学の掲示板に張ったらどうかという意見がありました。確かに切実な問題であれば隅々まで目を通すと思うので、有効な方法だとお聞きしましたが、所在等の情報が得られれば、例えば郵便なんかで直接送るのも有効ではないでしょうか。意外とそんなにお金がかからないと思います。対象者が1万人いても私の試算では200万円、300万円ぐらいの費用でできる話です。ただその情報が入らなくてはどうしようもありません。個人を特定できなくても、例えば静岡県出身というくくりで把握ができ、郵便で送ることができれば有効かなと思いますので、意見として検討していただければと思います。

 もう1点質問いたします。
 委員会説明資料29ページ、平成26年産一番茶の状況ということで、これも今土屋経済産業部長からお話があったとおり、二番茶はもう捨てるという状況もあるわけです。お茶の単価が大きく下落してしまって困っている。対策として長期的に一番有効なのは消費拡大策だと思いますが、まず短期の話です。
 生産現場の農家の方が大変困っているという状況の中で、県として何か短期的に対応するような手だてを考えてらっしゃるのでしょうか。
 私もかなりお茶工場を回って聞き取りをしましたけれども、困っていることの1つに燃料の高騰があるという話でした。このごろ急激に燃料価格が高騰しているから、そういうことへの援助があればありがたいというお話をたくさん聞きました。これはお茶に限らずほかの園芸作物にも同じ話だと思います。
 それらに対して何か具体的な対策等を考えているかどうか、お聞きしたいと思います。

○吉田農林業局長
 燃油価格高騰についての御質問にお答えします。
 実は施設園芸では昨年末から、A重油が大体100円を超えるという状況にもなっています。施設園芸につきましては国が基金を積んでおりまして、これは生産者と国が、お金を1対1で積んで、燃油価格が一定価格以上になった場合には補塡をするという仕組みができてございます。
 これは施設園芸、例えば温室メロンでいいますと、A重油の価格が90円のときに調べたのですが、生産コストに占める燃料費の割合は33%程度を占めます。お茶の場合ですと、大体5%から10%だということですので、施設園芸のほうが影響が大きいということで先行してこういう仕組みができ上がっております。お茶につきましても他県とも連携をしながら、国に対して同じような仕組みができないのか議論を起こしたいと考えているところでございます。以上です。

○東堂委員
 では、時間がないので最後に要望です。
 お茶の消費拡大を長期的なスパンで考えた場合、いろいろなメニューがあるわけです。私がかねがね持論で思っていることは、やはりテレビなどを利用したコマーシャルというのが一番端的に有効だと思っております。本来きょうその点について、もう少しいろいろお聞きしながら質問を組み立てようと思っていましたが、時間もありませんので検討をお願いします。実は次回の委員会の質問に回そうかと思いましたけども、推進会議も間もなくあるという話でしたので、ぜひそういう観点の検討もしてもらいたいと思います。余りいろんなところへお金を使ってちょこちょこやるよりも、県のお金だけではなくて市町の予算、あるいは社長さんたちからお金を出してもらい、少し大きなお金を用意して全国放送へばんとコマーシャルをぶつけるのが一番有効だなということを常々思っています。そんな意見があったということをそういう場へもお伝えしていただいて、また皆さんに考えていただければありがたいと思います。
 これは要望ということでまとめて終わりたいと思います。以上です。

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