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委員会会議録
質問文書
令和３年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 沢田 智文 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/15/2021 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○沢田委員
一問一答方式で質問します。
厚生委員会追加資料別冊令和３年度12月補正予算概要（第150号議案関係）４ページ保育士修学資金等貸付事業費助成事業についてです。
保育士資格の取得を目指す学生などに対して修学資金等の貸付けを行うこの事業ですけど、コロナ禍の中、収入が減っている家庭、その中で保育士を目指そうとしているお子さん、家庭にとっては非常にいい制度と思っています。やっぱり自分がやりたいことをやり続けることができる、目指すことができるということと人材確保について大変意義ある事業と思いますが、返済の免除条件の中で、県内５年間保育の仕事に従事した場合の返済を全額免除と記載されていますが、この５年間の間に結婚をされて育児に関する休暇または介護に関する休暇制度を行使された方について、猶予があるのかをお尋ねします。
○鈴木こども未来課長
御指摘のありました育児休業、介護休暇の期間は５年間の保育従事期間には換算されません。ですので、返還免除の５年到達前に育休などを取られる方については育休期間を猶予期間として計算には入れないで、職場復帰からを従事期間の続きとして換算をしたいと考えております。実際平成28年度からこの制度を行っておりますけれども、３名がこの適用を受けております。制度利用者の不利益とならないように引き続き適正に執行してまいりたいと思います。
○沢田委員
ありがとうございます。
保育の現場はなかなか勤務が多忙で、復職されたときに勤務形態が変わる方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、勤務形態についての制限等があるのかどうなのかお尋ねします。
これから働き方改革が進むにつれて、今までは常勤だったのが、育児休業を取られて育児に専念することで短時間勤務に変更される方がいらっしゃるんじゃないかと思うんです。そういった方たちへの対応はどのように検討されているのかお伺いしたいと思います。
○鈴木こども未来課長
育休復帰後の勤務形態の変更については、それぞれの保育所等で保育事業者との関係でお話合いになるかと思いますけれども、制度としては活用頂けると思っております。
○沢田委員
ありがとうございます。
私が最後に担任させてもらった子たちが大学生くらいで、中に保育士を目指している子供がいますのでこの事業を周知するとともに、静岡県でぜひ保育士として働いてもらいたいことと、復職のときにもある程度県ではいろいろな対応をしてくれることについても知らせていきたいと思いますので、この事業を意義あるものとして検討していただくことを要望して、私の質問を終わります。
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