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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:11/10/2008
会派名:自由民主党県議団


○中沢(公)委員
 4ページです。就航路線誘致のための支援ということで、これは4カ所になるんですかね。3カ所なのか4カ所なのかよくわかりませんが、4カ所だとして、それぞれこの調査に関しまして、どれくらいずつ予算が使われて事業が実施されたのか伺います。
 イメージ等を調査したとあるんですが、具体的にどんな内容を実施をされたのか伺います。
 それに合わせて、それによってどんなことがわかったのか、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。資料でいただければ、資料でも結構かなと思いますけれども、よろしくお願いします。
 これを生かした、まだ就航が決まっていないほかの路線等への活用といいますか、この調査をもとに便数をふやしたり、空港の活用にどういうふうに考えて19年度やられていたのか、伺います。

 それと、11ページ。これも同じような話でございますが、富士山静岡空港就航促進協議会に3000万円の助成をしておりますが、19年度はこの促進協議会自体はどれぐらいの予算でやっているかわかりませんが、この各交流団の派遣、需要拡大セミナー、ファムトリップの実施というのはどれぐらいの実施費用でやったのか伺います。
 今回、全国ニュースが報道されましたから、図らずも全国の皆さんが静岡県に空港ができることを知ったと思いますので、そういう意味では、それをまた今後にも生かしていただきたいと思いますので、御答弁よろしくお願いします。以上です。

○芝田総務室長
 まず、1点目でございます。19年度実施いたしました調査でございます。まず、費用的な面のお問いかけが1点あったかと思います。
まず、委託調査ということで、大きくは2本に分けてお願いしております。
 韓国を対象としたものが1本でございます。それと四国と北陸を一緒にやってございます。費用的には、韓国の契約額が1471万円でございます。それと、四国・北陸につきましては987万円でございます。
 御質問の2点目ですけれども、それぞれどんな内容かという御質問でございます。
 流動と静岡県のイメージ等を調査したわけでございますけれども、データとしましては、地区ごとの交流データからの把握、それと各地区で各市民にアンケート調査を実施しております。あわせて、抽出でございますけれども、企業に対してもアンケート調査をやってございます。特に企業でございますけれども、アンケート調査を踏まえまして、ヒアリング調査もあわせて実施しております。
そうしたものによって今後の交流の方向性であるとか、具体的就航路線の可能性を提言していただいたものでございます。概要について簡単に御紹介いたします。まず韓国でございますけれども、これは大きく観光面と産業面についての方向性を結論として提言をいただきました。観光面につきましては、パッケージ旅行商品の提供であるとか、定番の観光ルート化による観光客の誘致、こういったものに力を注ぐべきである。また昨今、東京出張のビジネス客の皆さんが多くて、その週末のゴルフまたは温泉旅行の取り込みといったことも大事ではないかといったことがうたわれております。また、産業面では工場見学であるとか研修、そういった日本の企業に対する高い関心を利用したものがねらい目ではないかといったこともうたわれております。
 また、国内でございますけれども、四国とか北陸・新潟それぞれにつきまして、共通性に着目した農水産物、特産物を介した交流の拡大であるとか、また特に北陸・新潟につきましては、北陸新幹線の開通であるとか東海北陸自動車道全線開通等を踏まえまして、首都圏であるとか中京圏の関係を想定した交流戦略の必要性もうたわれたところでございます。
 9番委員のほうから資料の御請求がございましたけれども、報告書のストックがまだございますので、調べてみまして御提供したいと思っております。
 それと最後でございますけれども、決まっていない路線への活用を19年度はどう考えてやったのかという点でございます。
調査地域の選定につきましては、従前から国内主要4路線、それと合わせてリージョナル航空事業の候補地ということで、四国、北陸等も挙がっておりました。こうしたことを踏まえまして、企画部で従前やっておりました北海道調査を手始めに、私ども空港部のほうでそれを引き継ぐような形で19年度の調査の地域を選定したところでございます。
 その結果の生かし方でございますが、それぞれ就航表明いただいている地域がございますけれども、富山であるとか新潟等につきましては――これも新聞等で報道されましたけれども――フジドリームエアラインズから次の候補地ということで名前も挙がっておりますので、就航の促進もしくは交流の方向性、大きくこの2点で各方面に生かされているのではないかと考えております。以上でございます。

○犬丸利用推進室長
 静岡空港就航促進協議会の事業について御説明いたします。
 まず、県民交流団の中国への派遣でございますが、こちらは昨年度、県と中国浙江省との友好提携25周年の記念式典がございまして、それにあわせてこの協議会として県民交流団443名を中国に派遣いたしました。その際、この協議会としては、中国東方航空、中国南方航空に要請をして航空機を1機ずつ計2機チャーターしております。その際、この協議会として県民交流団の募集チラシの作成、あるいは県内から中部国際空港を利用しておりますので中部国際空港までの送迎バスの経費を事業費として負担しておりまして、約480万円を協議会から支出しております。
 次に、需要拡大セミナーでございますが、こちらは3回で計100万円の経費を支出しておりますが、台湾、グアム、韓国それぞれ1回ずつ開催いたしまして、県内の旅行業者を対象に各100名ずつお集まりいただきまして、それぞれの目的地への旅行商品開発に向けて、航空会社や現地の観光局からPRをいただいております。
 次に、ファムトリップの実施でございますが、昨年度は韓国で2回、台湾で1回、計3回のファムトリップを実施いたしまして、現地の旅行会社、航空会社を本県に招聘いたしまして、県内の観光地を視察いただき、商談会等も実施いたしまして、韓国、台湾から本県への旅行商品の開発につなげたものでございます。
 事業費といたしましては、韓国は2回実施いたしましたが、全体で860万円の事業費でございまして、うち210万円を国のビジット・ジャパン・キャンペーンの補助事業として補助いただいておりまして、残る650万円を協議会の事業費として支出しております。また台湾につきましては、約240万円を協議会の事業費として支出し、旅行会社等を招聘したところでございます。
 これらの事業の成果につきましては、韓国につきましては就航表明がなされた後に需要拡大セミナーを開催して、県内の旅行会社が具体的な商品開発に取り組む一歩となったと考えております。また台湾及びグアムにつきましては、現在これらのセミナーやファムトリップの結果も踏まえまして、旅行会社においてチャーター便の運航の計画等を進めているところでございます。以上でございます。

○中沢(公)委員
 19年度、就航促進協議会はどれぐらいの予算だったかというのがわかれば教えていただきたいのがありまして、お願いします。

○犬丸利用推進室長
 就航促進協議会の19年度の予算額は3300万円程度でございまして、うち3000万円を県からの補助金で賄っております。以上です。

○中沢(公)委員
 今回いろいろありましたけども、誤解を恐れずに言えば、大変なピンチであると同時に大変なチャンスではないかなと私は思っております。そういう意味では、皆さんのさらなる奮起と誠意ある対応を持ってやっていただきたいと思っております。
 特に今、私が聞いた部分は、外向けにどういうふうにPRをしながら皆さんにわかっていただいて活用してもらうかという、県外の人たちに対するアピールの大きい分野でございます。そういう意味では県にとっての経済効果とか、さらには便数そのものをふやして利便性を向上するということにこれからかなり力を割いていただいて、苦渋の決断をしたといえども、本当にいいものができたとなるように、改めて、この19年度に予算を使った事業を生かしていただきたいと思います。以上、それで終わらせていただきます。ありがとうございました。

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