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委員会会議録
質問文書
平成28年７月スポーツ振興等特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 渥美 泰一 議員 |
| 質疑・質問日： | 07/25/2016 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○渥美委員
では１点だけお伺いしたいと思います。
このワールドカップ、あるいはオリンピック・パラリンピックを通じて、本県の競技力向上あるいは競技人口の拡大、そして地域振興ということで、しっかりと取り組んでいかなくてはならないわけですが、それぞれの課題については、今、委員の皆さんからたくさん出されて、当局としてもそれを踏まえて、しっかりと取り組んでいっていただきたいんですが、全体的に申し上げまして、競技力向上と競技人口の拡大、先ほどスポーツ王国静岡、目標８位ということで、スポーツ振興計画にもあって、今まで十数位で大体ずっときていますので、もうちょっとじゃないかとも思ってみてみたんですが、本県は、いろんな数値が10位近いんですね。その前後ぐらいで。
例えば人口で見ましたら、本県が10位なんですね。368万人。そして９位の福岡が510万人と。そして、８位の北海道は538万人ということで、10位から８位まで、相当頑張らないと、人口割合からすると、なかなか厳しいのかなと、それから今までの結果を見ましても、そのように思うんですが、その８位に向けて、この大規模イベントを通じての取り組みの中で、例えば国体８位を目指す、その意気込みをまずお伺いしたいということと、それから、それに向けて、本年度も具体的な事業、選手強化、あるいは指導者の育成、環境整備等々予算づけがなされて、取り組まれています。もちろんこの予算だけじゃなくて、これまでの体制の改善とか、考え方の方針の変換とか、いろいろなことで、この８位を目指しての取り組みがなされていくんだろうと思うんですが、そうした体制も含めて、あるいは予算等々、この８位に向けて、現状のこの具体的な取り組みについては、どのように認識されておられるのか。このままやっていけば、８位いけるぞということなのか、どうなのか。あるいはもっとこの点を改善しないと、ちょっと８位は無理だなと、そしてひいては、この大規模のスポーツイベントの成功につながらないなというような懸念を持っておられるのか、その辺について、お伺いしたいと思います。
○鈴木スポーツ局長
競技力の向上と競技人口の拡大というところについて、まず、意気込みということでございますけれども、まずは国体の８位というのは、非常に難しいと思っております。今現在、20位でございますので、それを８位にするのは非常に難しいし、それには、ある意味、戦略が必要だというふうに思っております。
２つございまして、一方で、即効性のあるものとすれば、国体には成年競技とそれから少年競技というのがございますので、成年競技については、今、いろいろなクラブチーム、例えば東レアローズとか、いろいろなところで出ていただけるようなことをしておりますけれども、国体というのは東海ブロックというその予選がございまして、その予選を抜けますと本大会に出られまして、そうすると、本大会というのは例えば12チームでやるとか、８チームでやるとかということになっておりますので、そうするとかなりの競技点数がとれるようになりますので、今はその東海ブロックの大会に向けて、いろいろなクラブチーム、特にバレー、サッカー、それから陸上についても、スズキのアスリートクラブで活躍されている方々、そういう方々に出ていただけるように、これは、県体育協会を挙げてお願いをしているところでございます。
一方で、少年競技については、これは指導者の育成、一貫した指導をすることによって、子供たちがその競技力を上げるということになりますので、いわゆる学校体育の中でも、中体連、高体連の中での教育と、一方で今、中学生、高校生についてもクラブチームがかなりございますので、そういうところで我々知事部局の側が、そういうところの下部組織等の活動の活性化をして、そこのいわゆる指導力を高めていただくということ。それと、先ほど、出ておりますけれども、特定のスポーツ競技だけではなくて、今、競技人口の少ないようなスポーツに、どんどん能力のある子供たちが参加して、そこでより高い成績を上げていただけるというふうな取り組みをして、これはやっていく必要があるかなと思います。
確約はできませんけれども、できる限り早いところで、この目標を達成できるように頑張りたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。
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