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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:10/04/2017
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 一問一答方式で2問質問させていただきます。
 最初に、総合計画後期アクションプランの総括について伺います。
 今回の総合計画後期アクションプランの評価は、4年間の総括評価と聞いております。
 総括という言葉は、私にとっては小さいころ怖い言葉でしたが、総括は失敗したか、成功したか、何が足りなかったか、反省点は何かについて次の計画にどのように生かしていくか包括的に判断するものと思います。
 しかしながら、この評価書案には全体の総括がどこにも書かれていないように思われますが、本当なら総括を最初のページに持ってくるのが普通だと思います。ここで見ますと1ページ目に戦略の具体的な268項目のうち数値目標59%が目標の達成に向けて順調に推移していると書いてあるが、これを総括として考えていいのか。これを総括と考えるのはおかしいと思いますが伺います。

○京極総合計画課長
 総合計画後期アクションプランの総括でございます。
 御指摘がありましたとおり、総合計画後期アクションプラン評価書案の1ページに総括評価の概要を記載しております。今回4年間の総括評価で個別施策につきましては、それぞれこれまでの評価書と変わりまして4年間の主な成果、次期総合計画に向けた課題、今後の方針を整理しております。
 お話がありました全体の総括でございますけれども、総合計画後期アクションプラン評価書案の1ページ、2ページが全体の評価になります。最終的にふじのくにづくり白書で評価書をまとめてまいりますので、これをベースに全体の記載をしていきたいと思っております。
 全体の内容としましては、右側に評価、分析があります。御指摘いただきましたとおり現在の数値目標の50%が順調に進捗していると、それで右にありますとおり主な取り組みで計画にもともと盛り込みました4年間でやるべき施策、取り組みとして盛り込んだ主な取り組みについて97%がほぼ順調に進捗、実施したことをもちまして一応全体の総括としております。
 そうした全体の進捗状況の中で、当然課題といいますか、それぞれ分野ごとに進捗しているところもあれば課題として非常に大きなものが残っているところもあります。例えば評価、分析で非常に簡単ですけれど危機管理とか観光交流など評価指標、アウトカムとして評価はほぼ順調でそれなりに進捗しているところに比べ、有徳の人づくりの分野とか和を尊重する暮らしの形成みたいな分野については期待したアウトカム指標の進捗について難しいところがあったと分野別の評価をしています。
 それぞれの項目の中身については、後段につけております分野別の評価書案の中で具体的な課題、今後の方向性について記載しているところであります。

○宮城委員
 目標達成に向けて順調に進捗が59%とは、ほぼ40%がマイナスということです。総括というのは、普通は全体として成功したか失敗したか、またできなかったことは何でそれができなかったとかいった大きい面でやっていくのが総括だと思います。普通は会社で総括した場合は社長が辞任するとか、今回は選挙が近いですけれど選挙をやったら責任者がやめるとか、一般的には重要な意味があると思います。公務員だから首になることはないと思うんですけれど、その辺の意味を含め総括はしっかりやっていただきたいと思います。

 次の質問に移ります。
 総合計画後期アクションプラン評価書案の2ページ、ふじのづくりの戦略体系について伺います。
 評価分析に、目標達成に向けて順調に進捗しているのは10指標で40%と出ています。
 また、要因につきましては自民改革会議の江間議員が本会議の代表質問において、将来目指すべき姿と現実的な施策の成果を進捗として数値目標を仕分けているが、県としての考えを質問したところ、意見を踏まえて次期総合計画では実現可能な可能性を十分に考慮した明確な数値目標の設定を検討すると答弁がありました。
 5番委員からも質問がありましたが、次期総合計画で具体的にどのような目標設定の仕方を考えているのか伺います。

○京極総合計画課長
 目標数値につきまして、県議会からの貴重な御意見をありがとうございます。
 32の指標の進捗状況で、御指摘のとおり40%、10指標が順調ということで全体の32に対しまして進捗状況は非常に厳しいと認識しております。
 ただ、評価ですけれども今指標のお話がありましたとおり、ここに掲げた合計特殊出生率、県内総生産、県民意識を図るもの、静岡県が住みよいところと思っている人の割合とか思いやりを持って行動できる人がふえていると感じている人の割合などかなり水準が高い理想の姿を追い求めた指標設定をしております。
 そして、分野ごとに展開した施策との関連性も非常に薄く、県として事業を実施したことによって結果が直接反映されない指標になっていることはよく認識しているところでありまして、御指摘のありました目指すべき姿としての目標といいますか、指標と現実的な施策の進捗状況を評価するための指標はきちんと整理するべきだと考えております。
 先ほどの答弁と重複しますけれども、今回の次期総合計画におきまして基本計画として4年間で実際にやっていく施策を具体的に記載していく基本計画がございます。そちらで4年間どういう施策でやっていくのか、そのときにどういう目標でどの水準まで目標達成を目指すのかを具体的に記載していく点につきましては、施策と余りかけ離れていない現実的な進捗状況が評価できる目標指標を設定してまいりたいと思っております。
 ここに掲げた32の指標は、施策の実施とかなり差があるものにつきましては例えば県全体として目指す姿として掲げるかどうかも含めて、現在まだ検討中でございます。

○宮城委員
 やはり、目指すべき姿や理想の姿に対し、現実にあらわれる姿がごちゃごちゃになっている感じがありますので、しっかりと分けて評価をお願いします。

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