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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植松 明義 議員
質疑・質問日:12/14/2009
会派名:平成21


○植松委員
 3点ほどお願いしたいと思います。
 1点目ですね、説明資料の16ページ、伊豆スカイラインの料金割引社会実験ということですね。前回も一応聞いたんですが、ことしの11月1日から平成23年3月31日までってことですね。本会議の答弁でも、10%ぐらい利用率がアップしたということで、地域社会というか、ホテルとか旅館とかお土産屋さんとかありますよね、その辺の効果についてお聞きしたいと思います。
 あと、割引するに当たってですね、いろいろな広告とか周知徹底をしたと思いますが、現状どういうふうに広告されて、今後どういうふうに宣伝されていくのか、お聞きしたいと思います。

 2つ目、東部コンベンションセンターの整備っていうことで、説明がありましたけど、この時代、箱物ということでいろいろ大変なんですが、この事業仕分けの見直し内容に、管理運営に係る県民意見の取り入れを強化等とありますが、その改善という意味は、事業費の削減というんですか、あとは設計を変えるとかもろもろあると思うんですが、それをできましたら詳しく説明していただきたいと思います。
知事がよくホップ・ステップ・ジャンプといって三段跳びの選手になぞらえていますが、せっかくですね、こうやってスタートラインに立ったはいいんですけども、何かよろよろよろよろと、ホップもステップもできるかなというクエスチョンマークもついたりなんかしておりますもんで、その辺を前向きな答弁をいただきたいと思っております。

 3つ目、沼津駅高架事業に関する事業仕分けでです。
 現実にはですね、沼津あたりでは、もうそれを予想して各鉄道の沿線あたりでかさ上げして、住宅の建設もそのように今進んでおります。そういう意味でですね、仕分け結果は今後要改善ですか、県民の理解促進を図るっていう見直し内容なんですけど、これにしても、お金の問題なのか、またもろもろの設計の問題もあるかなと思いますけど、その辺をできましたらお聞きしたいと思います。以上、3点です。

○渡邉道路企画室長
 伊豆スカイラインの料金割引社会実験について、お答えをいたします。
 まず、効果ということですが、実績交通量につきましては、実験が11月1日から開始しまして、12月10日までの集計ですが、その時点で1日当たりの平均の実績交通量ということですが、休日で約6,022台、平日が2,561台、それぞれ前年比で、休日が約12%、平日が約21%増加をしております。トータルで1割強ということになります。
 効果ということですが、この料金割引の社会実験につきましては、伊豆の観光振興と国道135号の渋滞の解消また緩和ということですが、これらにつきましては、今後、年明けの1月と2月にですね、平日と休日の実際の交通量を計測することとしておりまして、観光の効果につきましても、もう少しやった後で、いろんなアンケート調査とかを各方面に行って把握するということで、もう少しお待ちをいただきたいと思います。
 次に、広報についてでございます。これまで、社会実験を開始するときにですね、東名高速道路の海老名サービスエリアでPRイベントを行いました。それを初めとしまして、関東圏でのPRイベントを神奈川県内でやったり、あるいは県民だよりや市町の広報紙、それからラジオ放送での広報、こういうものを実施してきております。そのほかにも、国道135号や小田原厚木道路など伊豆スカイライン周辺の道路に横断幕やあるいは立て看板を設置しまして、伊豆スカイラインの料金が割り引かれてるということを広報しております。今後も引き続きまして、PRイベントや広報などを観光局、広報局と連携して行っていきたいと考えております。以上でございます。

○野知市街地整備室長
 東部コンベンションセンターの事業仕分けの改善点について、御説明いたします。
 今回の東部コンベンションセンターの事業仕分けにつきましては、県事業として継続するが、改善点が必要という判定をいただきました。改善の意見につきましては、施設の必要性ですとか、効果について県民にしっかり説明する必要があるということ。それから、施設が有効に活用されるように努めること。また運営については、県民の意見をよく聞いて、県民が望む施設とする必要があるというような御意見をいただいたところでございます。
 県といたしましては、このような改善意見を踏まえまして、関係市町や団体とも連携いたしまして、機会をとらえ、事業の必要性また効果を県民に説明していきたいというふうに考えております。
 また、来年の予算の調整案につきましては、県・市両方の施設につきまして、一体的な施設利用をするための管理運営計画の策定を沼津市とともに実施することとしております。
 管理運営計画の策定に当たりましては、検討過程の中で、県民の意見を聴取する機会を設けまして、積極的に意見を取り入れていきたいと思っております。現在、事業の予定者と基本協定の締結に向けて交渉中でございます。県産材の活用等も含めまして、沼津市とともに、現在調整を進めておりまして、事業の推進に向けていきたいと考えているところでございます。以上でございます。

○田村街路整備室長
 沼津駅付近鉄道高架事業に関します事業仕分けの結果と対応についてお答えいたします。
 沼津駅付近の鉄道高架事業の整備につきましては、事業仕分けにおきまして、県で行うが改善が必要という結果とともに、県だけでなく市町村等を含めた全体コストの透明性を高めること、県の負担のあり方、将来見通しなど、県民の理解を得るよう説明に努めることが必要といった御意見をいただきました。
 担当部局といたしましては、事業の円滑な推進に努める中で、事業仕分けにおける意見を踏まえまして、県、市等で行っている沼津駅周辺総合整備事業の全体のコストを取りまとめて公表し、あわせて財源や事業工程についても可能な限りわかりやすく県民へ説明していきたいと考えております。以上でございます。

○植松委員
 答弁をありがとうございました。
 済みません、一応3つですが、伊豆スカイラインの通行量がかなり平日、休日とよくなったっていうことですがね、これは限定的に平成23年3月31日までっていうことなんですけども、これからデータを処理して分析されるんでしょうけど、かなり地元にプラスになってれば、今の段階でデータがない中でも、今後もこれは継続されるような感じでおられるのか、その辺もちょっとお聞きしたいと思います。

 東部コンベンションセンターの整備なんですが、今かなり前向きな答弁をいただきました。ただ、先ほど言ったように、かなり助走段階でですね、何かふらふらふらふらしてるような話をあっちこっちから雑音として聞いてるんですけど、その辺をしっかり精査して、いつごろゴーサインが沼津市あたりとできるのか、もしできたら教えていただければと思います。

 鉄道高架は本当に大きな事業で、この経済状況の中かなり大変だと思います。ただ、事業仕分けで県の担当の方も、やっぱり沼津市民の悲願だと、そうすればまちが発展して頑張れる起爆剤だというような発言もされておりまして、私も立場もありますし、これはぜひとも頑張って推進していただきたい。これは要望とします。
 じゃ、1番と2番についてだけお願いします。

○渡邉道路企画室長
 平成23年の3月31日までの伊豆スカイラインの社会実験についてです。社会実験が終わった後の話でございますが、確かに交通量が今伸びてまして、さらに今後1年間やってみますと、河津の桜祭りもございますし、夏等で大いに観光客が入り込むことを期待できるんですが、何分伊豆スカイラインは、道路公社が道路運送法上の道路で持ってまして、その減収補てんを県の予算で行っているということがございます。
 したがいまして、単に効果だけということではなくて、費用対効果の面からも客観的に評価する必要があると考えております。そのため、現時点におきましては、継続できそうか、あるいはするつもりかということは、少しまだ判断がしがたいということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。

○木村建設部理事(高次都市機能)
 東部コンベンションセンターの整備の計画ということでございますけども、従来から平成26年度に供用開始したいということで表明しておりまして、それに向かって今進めておるところでございます。知事からも県産木材の活用というような宿題も出ておりまして、あるいはにぎわいづくりといったところもちょっと出ておりますので、その辺につきまして、どういうふうに反映できるかということで、現在事業者と協議中でございますので、なるべく早くそういった整理をしながら、平成26年に供用開始できるように、もろもろのものを詰めていきたいというふうに考えているところであります。以上でございます。

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