• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:市川 秀之 議員
質疑・質問日:11/08/2021
会派名:自民改革会議


○市川委員
 それでは、分割質問方式で質問させていただきます。
 主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書25ページ、(3)用地職員研修の実施における内容と成果について伺います。
 用地取得を担当する職員には、用地補償の専門知識に加えて地権者等との円滑なコミュニケーションを図るための幅広い知識や折衝技術が必要だと考えられますけれども、用地職員に対する研修はどのように行われているのか伺います。

○大倉公共用地課長
 用地職員の知識と技能の向上を図るため、県では例年用地事務新任研修として県と市町の用地事務未経験者を対象とする用地事務の基本的な法令等に関する研修や基礎研修として土地の評価や建物等の損失補償の実務などの研修を実施しております。また専門研修として毎年テーマを絞って研修を実施しており、令和2年度は税務署や法務局職員を講師に招いて公共事業のため資産が買い取られた場合の課税の特例――税の控除といったものを規定した租税特別措置法や不動産登記法に関する研修を実施しました。さらに用地実務中堅・若手職員講習会として、ベテラン用地職員が地権者役になって中堅、若手職員が地権者役に模擬補償説明を行って交渉のための技能を養う研修を行いました。

○市川委員
 研修の内容と成果について、何か発表できることがあったらお願いします。

○大倉公共用地課長
 受講者アンケート等の回答で、事前に講師に質問事項を提出しておく方式を取ったので講師が質問への回答を分かりやすく説明してくれて参考になった、地権者等との折衝技術で自分に足りないところを指摘してもらって大変勉強になった、取り上げてもらった事例がとても参考になるものだったなど前向きな感想が多く寄せられ、職員の知識習得と技能の向上が図られたものと考えております。

○市川委員
 1100万円程度の予算でございますけれども、中長期的に見ますと用地取得に関して地権者とこじれますと感情論、それから理屈や思想論のような形で発展して、当事者の一世代先まで行くような話、つまり息子さんの代まで行かないと解決しない話もよく聞きます。大変だとは思いますけれども、来年以降もそういった技術、コミュニケーションの能力等々も含めてしっかり研修をやっていただけたらと思います。

 次の質問に移ります。
 同じく先につながっていく話ですが、説明資料54ページ、県有建築物の利用者の満足度調査について伺いたいと思います。
 利用者の意見を県有建築物の整備に反映させるために、アンケート形式による利用者満足度調査を実施しているとのことですけれども、具体的な内容やアンケートの項目などを含めて、どのように実施されているのか伺います。

○稲垣建築企画課長
 利用者満足度調査は、県有建築物の品質の向上を図るとともに利用者の立場に立った県有建築物を整備するため、完成後おおむね1年を経過した施設について毎年2棟程度実施しております。
 調査は、施設職員や来訪者など1か月の間に100人程度を対象として、施設の使い勝手や色彩やデザインなど20項目の質問について、「とても良い」「良い」「おおむね良い」「良くない」「とても良くない」の5段階評価でアンケートに回答していただいております。
 令和2年度は日本平夢テラス及び吉原林間学園において調査を行い、それぞれ64人、89人からアンケートの回答を頂きました。
 日本平夢テラスでは、一度は行ってみたいと興味を引かれる施設である、吉原林間学園では富士山の麓らしく富士山がきれいに見えてマッチしていてとても良いといった回答があり、全体として満足度の項目において5段階評価のうち、「とても良い」「良い」「おおむね良い」と回答頂いた方が日本平夢テラスでは98%、吉原林間学園では85%とおおむね高い評価を頂いております。
 なお、アンケートの結果満足度が低かった回答の箇所につきましては、後日建築、設備職員が設計者及び施行者と共に現地を訪れ、その原因について確認し、後日建築関係職員研修等を通じて周知を図ることにより今後の設計に反映しております。

○市川委員
 大変よく分かりました。
 説明資料55ページの(2)の改善欄に、今後の設計に反映させ一層使いやすい施設整備や品質向上に取り組むとありますが、同じようなアンケートをやっている施設が現在進行形であるのか。それとも来年以降この施設をやろうという計画があるのかを教えていただけますか。

○稲垣建築企画課長
 令和3年度は、水産・海洋技術研究所伊豆分場が夏に実施し、今後環境衛生科学研究所において実施しようと、2棟計画しております。

○市川委員
 よく分かりました。ありがとうございました。
 以上で私の質問は結構です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp