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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年10月・11月(閉会中)総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 謙一 議員
質疑・質問日:11/22/2023
会派名:自民改革会議


〇伊藤(謙)委員
 一問一答方式でお伺いします。
 先ほどの東海財務局とのやり取りを踏まえた上で伺います。
 9月14日に本県からの申出によって東海財務局と再度打合せをしていますが、本県の方針が決まらない限りは具体的な検討は難しいとなっていたと思うのですけれども、9月14日の打合せは誰からの指示でなぜ行う運びになったのかお伺いします。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 県が東海財務局に対し情報収集をさせていただいたことについて知事に報告をしております。前回の段階において東部・伊豆地域の文化、スポーツ振興の拠点として活用する話があったので、実際に土地を活用した場合のスケジュール等について確認するために9月14日に東海財務局と打合せをした次第です。

〇伊藤(謙)委員
 8月10日の東海財務局の議事録を見せていただくと、既にスケジュールに関しては本県から伺っている中で、県としての基本方針をしっかり決めてください、その上でこの話が進みますと明確な回答があったにもかかわらず、知事からの指示があって9月14日に打合せを行ったとのことでよろしいですか。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 前回の打合せも踏まえて新たに土地の処分についての動きもあったことから、再度情報収集に伺ったところでございます。

〇伊藤(謙)委員
 新たな情報収集の部分が議事録から読み取れないので、何の件か教えていただいてもいいですか。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 9月14日の打合せの主な内容としましては、検察庁が解体経費を来年度予算で取る予定でしたが当年度の執行残で解体に着手できる可能性があるとの情報がございました。
 それから、仮にこの土地を利用させていただく場合の細かい段取りやスケジュール――検察庁の建物を解体した後、測量協会の普通財産にした上で財務省に移管されること、その後に自治体等の要望を受け付けた上で利用内容について審査していただいて決定することを確認させていただきました。

〇伊藤(謙)委員
 県の方向性を決めてくださいと言われたにもかかわらずそれを決めずに行った理由は、新たに確認事項ができたのでそこを先に確認しに行ったことは分かるのですけれども、ただ8月10日から9月14日までの間、県当局内部ではどういったアクションをされていますか。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 三島国有地の土地の存在が分かった時点では、本庁機能の分散も念頭にする中で幅広い利用方法について知事からの指示や事務方での検討を踏まえた中で、いろいろな可能性について東海財務局の担当の方から情報を得たいということで伺った次第です。

〇伊藤(謙)委員
 よく分からなかったので再度伺います。
 具体的に基本的な方針を決めることに対して当局側は8月10日から9月14日までに何をしたのですか。

〇京極経営管理部長
 8月から9月と時間が非常に短く利用方針を決める時間がほとんどありませんので、特に方針は詰めておりません。
 時間が短い中で、元々3つの土地があってだんだんと情報収集をしてまいりました。正直に言いますと1回で全てが確認できたわけではなくて、8月に行った段階ではもう少し確認したい事項があり、再度9月に出張して確認いたしました。

〇伊藤(謙)委員
 続いての質問です。
 9月14日の打合せが行われた意味は、スケジュール感や新たに確認すべき事項が生じたので先方にお願いして行ったと認識しています。
 検察庁の跡地について年間800万円ほどの借料を見込んでいる、そして知事はそれを東部・伊豆地域に所在する20市町に負担してもらうことを考えているようだとの県当局の発言の意図が読み取れないので御説明頂きたいです。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 8月下旬に知事に国有地の状況について報告したときに、知事から東部20市町での負担、場合によっては県も負担するといった話がございましたので、その辺の確認やその他の情報収集も含めて9月14日に国へ情報収集に行きました。

〇伊藤(謙)委員
 もう一度申し上げます。
 借料が800万円だとおっしゃったのと、その800万円を東部の自治体の方々にお願いする話は、この打合せの中で明らかに必要ないし、逆に申し上げるべきじゃないと思うのですが、なぜ発言されたのか。
 また、知事から聞いてこいと職員の方々に指示があったのか、もしくは職員の皆さんが知事がおっしゃっていたことを忖度しながら東海財務局の方に伺っているのかどちらですか。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 800万円の借料の負担については知事から考えとして示されたものですが、これを国に確認しなさいとの指示は特にございませんでした。ただ、東部地域全体の支援のための利用方法でもありましたので、幅広い情報収集をするために話をしました。
 7番委員のおっしゃるとおり、場合によっては必要ない情報だったのかもしれません。今後は注意したいと思っております。

〇伊藤(謙)委員
 今の発言は、村松経営管理部理事兼財務局長、竹田資産経営課長がするべきでない発言を先方に対して勝手にしたと言っておりますけれども、本当にそのような状況なのでしょうか。
 コンプライアンス等を踏まえたときに、例えば知事も関わったと伺っているふじのくに公務員の心得8か条もありますよね。先ほど東海財務局の方がいらっしゃいましたが、やはり発言できないことやすべきでないことは明確に線引きされて、ここは発言しませんと言い切りますよね。
 借料に関しても明確な根拠があるわけではないにもかかわらず発言していたり、財源構成など相手があるものに関して発言していますが、本当に言った方々の責任になりますけれど大丈夫ですか。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 国と県が直接契約する場合には、審査する上で公共性があるので審査がスムーズになるとお話がありましたので、活用の仕方もしくは契約の手法によってはそれぞれの市町にお金を出してもらったり、その場合の契約先が県になるのか県と20市町になるか確認したい気持ちも少し念頭にあり、幅広く情報収集するために話をしたところでございます。

〇伊藤(謙)委員
 再度聞きますけれども、御発言された内容は適切かつ必要な情報収集だったと断言できますか。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 当時は必要な情報と思っていましたけれども、結果として総務委員会の調査の中でオープンになることを考えますと、余分な情報を話したと少し反省しなくてはいけないと考えております。

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