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委員会会議録

質問文書

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平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:11/14/2011
会派名:自民改革会議


○遠藤(榮)委員
 特に私の地域というのは、まさに工業用水によってあれだけ発展してきたんですが、工業用水につきましては、それぞれの関係で今いろいろ問題が起きているわけであります。そういう中におきまして、やっぱり工業用水の値段の問題、これは避けて通れないと。今、東駿河湾工業用水道で16円。一番安いと4円とか2円というところもあるわけであります。工業用水は施設の問題等々もあるわけでありますが、特に福島県とか宮城県のほうは、非常に工業用水が安いし、工業用水をとって配水するにも、どの程度かはわかりませんが、例えば富士地区は岳南配水路という大きな施設を持ちながらやってきているんですが、そういうものはなくてもできているわけであります。
 そういうことで、これからの問題ももちろんそうなんですが、今までそういう安いところと対等に戦ってきたんですよね。その辺の問題につきまして、例えば福島県の勿来工業用水道は4.1円の水で、東駿河湾工業用水が280億円とか260億円かけた施設で16円でやってるのはどうなのか。やっぱり競争になった場合は、4円の水も16円の水もユーザーにとっては関係ないわけですよね。そういうことも含めてそれぞれの形で御努力をされてきたんですが、その辺の平成22年度までの問題に対して考え方がありましたら、お教えをいただきたいと思います。

○宮城島企業局次長
 工業用水の値段というのはやはり自然条件、そういったものによって大きく変わってきます。静岡県の工業用水は全国的にも比較的安いほうで、今までたくさん水を利用する企業の方に提供したものでございます。
 しかしながら、委員御指摘のとおり、海水をそのまま取水して工業用水として提供するところ、これが2円ちょっとの単価で提供しております。また、川の水を大変短い距離で供給しているようなところでは、4円台という大変安い水料金を実現しております。静岡県で一番高いのは東駿河湾工業用水道の16円、それから一番安いのは富士川工業用水道7.3円です。これは全国的にも安いのですが、そういった大変に安い値段のところと競争すると大変厳しい状況にあります。
 委員御指摘のとおり、東駿河湾工業用水道では、規模としては全国一といわれる富士川に係る水管橋――260億円ないし280億円という巨額な施設を整備してきましたので、どうしてもこのような料金となってしまうところでございます。
 しかしながら、水利用が減っているという状況の中で、今後少しでも何とかできないかということで、今、東駿河湾と富士川工業用水道については二部料金制導入の検討に入ったところでございます。
 いずれにいたしましても、大変安い水料金のところと競争すると大変厳しいものがございますが、静岡県といたしましてもできるだけコストダウンを図りながら施設整備を圧縮するとか、そういった工夫を積み重ねながら、少しでも安い水を安定的に供給するように努力してまいりたいと考えております。以上です。

○遠藤(榮)委員
 決算でございますので、あえてこれからの問題につきましては語るべきじゃないと思うんですが、歴史的な経過をもって、特に静岡県の工業用水は私の生まれる前からもう既にやっているところもあるわけですよね。そういうことで、いろんな形の中で御努力されてきたことであるわけでございますが、そういうことも含めて、二部料金制の問題等々も今までの経過の中で、検討されてきているようでありますので、あえてこれからのことは言いませんが、やっぱりほかの地域にも対抗できるような工業用水道の運営をしていただきたいと思います。答弁はいいです。

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