ここから本文です。
委員会会議録
質問文書
平成26年６月定例会企画くらし環境委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 石橋 康弘 議員 |
| 質疑・質問日： | 07/03/2014 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○石橋委員
１点だけ確認させていただきますが、各委員の皆さんからもいろいろな御質問があったわけでございますけれども、大井川広域水道企業団の件でございます。ちょっと教えていただきたいんですが、幾ら損失があって、損害額は幾らで、それで求償とかこれからの回収金額は幾ら見込みがあるのか、それをちょっとお聞かせください。
○伊藤経理監
損害額についてお答えします。
補助金につきましては、不交付となりました全額を損害として認識しております。また、関係市につきましては、交付税上の損害ということになりますので、具体的な算定について今後関係市と調整をしてまいります。以上です。
○石橋委員
金額はまだわからないということですね。決まっていないということですね。
○伊藤経理監
国庫補助金につきましては１億2800万円となります。交付税につきましては、現段階では算定できておりません。以上です。
○石橋委員
この事案が起きてからもう半年近くになりますのでね。算定がちょっと遅いんじゃないかと思います。静岡県庁の行政のレベルというのは、私自身はもう全国に誇るレベルだと思っていたところ、このように何て言うのかな、村の役場でも起きないようなことが起きちゃってるわけですよ。びっくりしております。それで、まだその回収金額、損害金額がわからないと言っているし、これから処分もどのようになっていくか、法律に基づいてやるということでありますけれども、常識から考えて、管理者は責任をとるためにいるんですよ。常識から見てね。担当者だけに責任を負わせるなんていうことは、これは考えられない。権限と責任というのは同時に持ってるものでありますから、その点についてちょっとお考えを。
○池谷くらし・環境部長
責任に関しましては、先ほど申し上げましたように、これはその担当者だけということで申し上げてはおりません。やはり組織の問題としてもございますので、責任については今後、基本的には経営管理部のほうの所管になりますけれども、検討していくことになると思います。そのためにも事実関係をきちっと解明するということで、今、お叱りをいただきましたけれども、時間がかかったということで、そこについては御了解をいただきたいと思います。
また、金額につきましても、交付税の理論的な金額というのは出ているんですけれども、ただそれが実際に将来にわたって幾らになるのかということについては、２つほどの見解がありまして、それについて今、関係４市と５月以降、ずっと調整をしておりまして、それについても可及的速やかに決定させていただきたいと思っております。以上です。
○石橋委員
管理職というのは本当に責任をとるために権限を持っているわけですから、いろいろな階層があると思います、部長までのね。あるいはその上かもわからないですけど、そういった点も含めて、管理不行き届きという点は免れないと思います。
それで、この点を二度と起こしてはいけないわけでございますので、役所の一番いけない点はやっぱり縦割りですよ。ですから、ほかの部署ではわからない。ここの部署だけしかわからないということでは困るわけでございまして、この事案をあってはいけないという形で、全庁的にどのように今、対応しているか。
○池谷くらし・環境部長
今回、この企画くらし環境委員会に提出させていただきましたけれども、あくまでもこの報告書につきましては静岡県という形で出させていただきます。ということは、決してくらし・環境部だけの問題として考えているわけではございませんし、特に再発防止に関しては、決してくらし・環境部だけの事案ではなくて、ほかの部でも確実に起こり得ることでございますので、そうした意味では全庁的に周知徹底をしながら再発防止に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
○石橋委員
ぜひそのような御努力をしていただいて、二度とこういうことが起きないよう、よろしくお願いしておきます。以上。
お問い合わせ
〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号 電話番号(県庁案内)：054-221-2455
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.