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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:12/15/2020
会派名:公明党静岡県議団


○増田委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○蓮池委員
 一括質問方式で1問だけ質問します。
 県内でコロナの第3波がありまして、特に学校の感染者、濃厚接触者が出て休校になったりとかが起こっているんです。
 それで、コロナによるいじめや誹謗中傷が少し懸念されますが、教育委員会としてどんな対応をされているのか伺いたいと思います。

○西島人権教育推進室長
 現在の県教育委員会の取組ですけれども、新型コロナウイルス感染症誹謗中傷を未然に防止したいという観点から、5月頃から新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について県教育委員会の人権教育推進室ホームページに掲載し、正しい情報に基づいて冷静に行動することや相手の気持ちに思いを向けて行動することなど、日本赤十字社の資料等も加えたり学校で使用していただける学習例を掲載するなどして周知してまいりました。
 さらに、8月には教育長から児童生徒へのメッセージ――全ての人が被害者にも加害者にもならない社会にしたいという思いを込めたメッセージを出しまして、これもホームページに掲載するとともに、県内全ての公立学校に通知して児童生徒一人一人に各担任から丁寧な説明をするように呼びかけております。
 また、ホームルームや授業などで活用できる小学生、中学生、高校生に向けた教員向けの指導資料を新たに作成しまして、使っていただくように送付しています。
 そして、全庁で取組を進めている静岡県の新型コロナウイルスに係るSTOP!誹謗中傷アクションを踏まえまして、県で作成しているSTOP!誹謗中傷の動画や推進デザインの掲出等についても同じように送付しています。

○蓮池委員
 恐らく、子供たちは意図してそういうことをしているんではないと思いますけれども、例えばクラスが休校とか、また学校が休校になったときにいち早く誰が感染したんだという話題が集中してしまうんです。
 議会としても誹謗中傷に対する決議をいたしましたが、教育現場における誹謗中傷は決してあってはならないし、ウイルスから見れば宿主である人に感染してそれを広げていく面と、人と人との信頼関係や力を合わせてこのウイルスに立ち向かおうという人と人とのつながりを分断をするものがウイルスの1つの目的であろうかと思いますので、誹謗中傷することはむしろウイルスに負けたことになることも含めて、決してこの新型コロナウイルスに私たちは負けてはいけないと。そのことを今いろんな形、または場面で、また校長会等も含めて重ねてぜひ誹謗中傷に対する対応についてはお願いしたいと思います。
 東京都のホームページも先ほど見てみましたけれども、いろんな場面を捉えてストーリー性を持ったホームページを東京都の教育委員会はつくっておりますし、日本語だけではなくて英語や中国語のチラシもつくっておられるようなので、恐らく東京はもっともっとひどい状況になっているかと思うんです。
 こういったことも参考にしながら、ぜひ本県においても学校現場、また子供たちの中にこのコロナウイルスで誹謗中傷ということが起こらないように。とは言っても人の心なのでそういう気持ちが出てくることはあろうかと思いますが、それをすることは正しい生き方でないことも含めて、しっかりと対応していただくことをお願いしたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp