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委員会会議録

質問文書

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平成22年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:07/20/2010
会派名:自由民主党県議団


○石橋委員
 それでは、先ほども県民の日に関しましては質問があったわけですけれども、関心が非常に薄い、あるいはマンネリ化しているという声があるわけでございまして、もう一度確認のために今後の県民の日の取り組みについて、お伺いしたいと思います。

 それから、2つ目が、今の県民の日を含めて、このパンフレットを見た感想でございますけども、広報のあり方ですね。この広報というのはやはり子供から大人までわかるようにするのが理想だと思うのですけども、例えばこの「8.21は県民の日」と書いてあるのですけども、これはやっぱり134歳というほうをPRしたほうが、県民にしてみれば、134歳というのはどういうことなのだろうかというような、例えばね、ここに134年たった日を入れるとか、建物を入れるとか、要するに関心がないということは関心を引けばいいわけでございますから、引く努力を広報として、していただきたいと思うわけであります。
 それと同時に、中身でありますけれども、総花的でめり張りがない。全くおもしろくない。もう目を通したくない。というのは、やっぱりめり張りをつけて楽しく目を通してもらうというのが、広報の目的だと思いますので、そういった努力を、情報を与えるほうの側に立って広報するのではなくて、受け取る県民がわかるように、理解してもらえるような方法を使っていただきたいということと同時に、広報の2番目としては、余りにも横文字が多過ぎる。県民が理解しづらいということで、県民が理解できる言葉を使っていただくということですね。そういったことに関しての御意見を伺いたいと思います。
 それから、もう1つは、広報が行っております、この県外へのPRですね。35ページですか。35ページの真ん中の下あたりにあります。4番目。これは、どのような県外への本県の存在感の高揚、あるいは首都圏、関西圏への統合ルートの開拓というふうにありますけども、どのようなPRをどういう頻度で行っているのか、お伺いしたいと思います。

 それから、3つ目でございますけれども、3つ目は9ページの新総合計画、新しい総合計画の中で、我が伊豆半島の位置づけでございますが、「世界レベルの魅力あふれる自然を生かした観光交流圏」という基本的な考え方が出されているわけでありますけれども、これを客観的に見ると、自然がいいからそのままで何もしないんだというふうにもとれないわけでもないわけでございまして、具体的に半島振興にはどういうふうな形でやっていくのかという具体的な方策がありましたら、取り組みがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。とりあえず、以上。

○垣内広報課長
 県民の日の件についてお答えいたします。
 パンフレットをお配りいたしました内容について、8月21日を県民の日としているわけですけれども、先ほど局長のほうからお話がありましたように、こども県議会、それから静岡県の歴史パネル展、それから全体広報ということで実施をしております。まず、県民の日の認知度が低いということで、確かに認知していないのが53%くらいあるというふうには聞いておりますけれども、事業数としては県のほうの主催事業が大体130から140ぐらい、それから民間のほうで実施していただいている事業が、平成17年が265だったものが平成22年度は377と。事業数はふえていく状況でございます。
 それから、参加者のほうもふえている状況で、県のほうの事業はこれ以上ちょっと県の組織自体縮小している点もありまして、事業数がふえてくることはないですが、民間のほうで協力していただいている、あるいは市町で協力していただいている事業がふえておりますので、参加者もこれからふえていくというふうには思っているんですが、やはりいろんな企業とか団体の方とか、それから市や町の事業がふえていって、その結果として県民の日が認知されてくるという形をつくっていかなければいけないのかなと。県民運動という形で、全体的な展開が必要ではないかなというふうには思っています。

 それから、このパンフレットの表紙というか、内容のことなんですけれども、あわせて県民の日にはですね、県民だよりで告知をして、事業内容なども具体的に8月1日に出る予定になっておりますけれども、こういう形でふじっぴーを使ってやっているんですけれども、ただ「8.21は県民の日」だというような形で出しているという点について、やはり委員のほうから御指摘がありましたように、何歳だというような伝え方というのもあると思いますので、やはりいろいろ伝え方を検討しながら、表紙なども工夫していきたいというふうに思っております。
 それから、受け取る側がやはりどういうふうに事業を見ているかということは非常に重要なところで、広報の本来のあり方というふうに考えております。中を見ていただいて、楽しいニュースとかという、こういう新しい「よし」という言葉の理解で中を整理して、より見やすい形にしたつもりだったんですけれども、なかなかいろんなくくりの仕方があると思いますので、その辺も改めて工夫しながらやっていきたいというふうに思います。
 それから、2番目の質問で、県外への広報ということです。広報費が民間の企業もそうなのですけども、だんだん広報が厳しい状況になっておりまして、まず広報課としては県内の広報を、県民の皆さんにお伝えする広報を一番の主体というふうに考えておりまして、そちらのほうを県民だよりとかテレビ、あるいはCMだとかを使いながらやっているのですけれども、県外の広報については、昨年は富士山静岡空港が開港したという点もございまして、県のCMだとか、そういった広報をやっておりますが、今年度は大分その辺も縮小されまして、現在はラジオによる広報を主体にやっております。
 ただラジオで県の状況を例えばこういう事業がありますよとか、こういうところがおもしろいですよという形で伝えても、なかなか伝わっていかないということがございまして、ニュースキャスターというか配役を決めまして、「おとぼけツアーズ」という形で静岡県をPRする旅行会社の社員が2人、静岡県内を探索しながら、おもしろいところを紹介していくというような形で、週1回、就航先の地域と、それから首都圏、それから大阪で放送を流しております。
 先日、知事に出演していただいて収録をさせていただきましたけれども、通常の告知番組と違って、男女2人の旅行代理店の会社の職員がいろんなところを見ながら、おもしろおかしく地域の情報を伝えるという形で、かなり放送している聴取者の方からも、はがき等で大変おもしろい番組で期待しているというようなお話も伺っておりますので、それはかなり大きな力になっているなと思いますけれども、なかなか聴取される方の数も多いので、県外に伝えていくにはもうひと工夫必要かなというふうには思っております。
 あとは、インターネットによる広報が県外への広報ということになっております。以上です。

○山口地域政策課長
 伊豆半島の地域圏の目標についてお答えいたします。
 伊豆半島の地域圏の目標は、こちらにも書いてありますように、「世界レベルの魅力あふれる自然を生かした観光交流圏」としております。それぞれの地域圏の目標につきましては、ふじのくにを支える特色ある地域圏ということで、それぞれの地域がこの地域の場力、地域の持っている資源等を生かして十分に発展していただきまして、ふじのくにを支える特色ある地域をつくっていこうと考えているところでございます。
 伊豆半島につきましては、こちらのほうに「世界レベルの魅力あふれる自然を生かした観光交流圏」としておりますが、この伊豆半島を見てみますと、この自然はもちろんでありますが、非常に独特の風土というものもございますし、また特色ある歴史というのもございます。そうしました伊豆半島の場力、いわゆる資源ですね、そういったものを生かして、伊豆半島を盛り上げていきたいというふうに地域政策課としては考えております。
 この伊豆半島の目標を達成するために、それぞれ4つの基本方法というのを定めておりますが、まず1つは都市圏の形成ということで、まず伊豆半島はこの先ほど言いました地学的な非常に独特の地学というのがございます。地質ですね。そういったものから、まず、この自然等も生かしまして、地域が一体となった世界ジオパーク、そういった取り組みを一生懸命取り組んでいきましょうと。このジオパークを活用しまして、さらに観光交流人口も拡大していきまして、地域の発展をやっていきたいと考えております。
 また、目標達成の2つ目の手法としまして、魅力ある産業づくりというものを置いてあります。伊豆半島を見てみますと、温泉等の多彩な資源もございます。また非常に美しい自然等もございます。そういった多彩な資源や環境を生かしまして、ファルマバレープロジェクトといったようなものも東部でございますので、ファルマバレープロジェクトなどとも連携しながら、健康関連産業も十分に生かしていくことができるのではないかと思っております。健康関連産業、そういったものを生かしまして、国際的な健康保養地づくり、そういったものも産業づくりとしてつくっていきたいと考えております。
 また、3つ目としまして、魅力づくりというのも1つ備えております。伊豆半島につきましては、先ほど言いました非常に自然が多くございます。この伊豆半島の自然、そういった魅力を高める環境づくりを進めていきまして、ぜひ、伊豆半島にはこういった自然の中で十分心豊かな、感性豊かな生活をしていただきたいということで、定住交流人口の促進と。そういったようなことも取り組んでいきたいと考えております。
 また、伊豆半島はこっちの目標に書いてありますように、観光交流圏というものを大きく打ち出しております。4つ目の手法としましては、観光交流圏を形成する、促進するための交通・情報等のネットワークを積極的に取り組んでいきたいと考えております。具体的には、伊豆縦貫自動車道路の整備や促進に力を入れまして、この伊豆半島だけではなく、東部も見据えた観光交流圏というものをつくっていきたいと考えております。
 伊豆半島、自然畑が多く出てきますが、やはり伊豆半島は皆さん言っておりますように、世界で一番美しい半島であると、そう言われております。また一方では、ジオパーク等もありますように、非常に独特の地勢等を活用しまして、日本ジオパークの認定、世界ジオパークの認定と、この地区を非常にブランドの高い観光地域というふうな形でも生かしていきたいと。そういったものも通じまして、日本だけではなくて「世界レベルの魅力あふれる自然を生かした観光交流圏」というものに取り組んでいきたいと考えております。

○伊熊広報局長
 広報の中で横文字が多いというところで、我々の行政の中でなるべく横文字といいましょうか、あるいは片仮名の文字を使わないようにということで、これまで注意してやってきたところでございますが、我々のほうでつくる中で中身そのものはもう決まっていると。なかなか変えるというのは難しい部分がありますが、でもやっぱり多くの方に見ていただくというのが基本でございますので、わかりやすい言葉に置きかえるものは置きかえるという、そんなつもりでやっていきたいと思います。

○石橋委員
 山口課長から御丁寧なる伊豆半島の振興について御答弁いただきましたんですが、「住んでよし
 訪れてよし」という大スローガンの割に、私は高速道路の無料化とか、いろいろ動く交流の人間がこの範囲が変わってきているにもかかわらず、広報の予算がないと。大交流時代を迎えるに当たって、県外の広報の予算がないなんていうのは、看板と現場が違うんじゃないかというふうに考えられますので、ぜひ、どんどんPRしてどんどん来てもらうというようなあり方というものを、私は期待しているわけでございますので、大須賀部長に最後に決意のほどをお伺いしたい。

○大須賀企画広報部長
 財政の厳しい折には、まずはその辺を切るというのが鉄則なわけですけれども、確かにおっしゃるとおり、将来に向けて交流人口をふやしていくには、静岡県のPRというのは大変大事なことでありますので、厳しい中でも確保に最大限努めてまいりたいというふうに考えております。

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