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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:木内 満 議員
質疑・質問日:03/09/2022
会派名:自民改革会議


○木内委員
 それでは、一括質問方式で質問します。
 まず、非常勤特別職に関して伺います。
 警察本部所管で地方公務員法で定める非常勤特別職は設置されているのか、また設置の概要について伺います。

 次に、交番・駐在所の脱炭素化に向けた調査について伺います。
 資料1のように、交番・駐在所の脱炭素化に向けた調査とあり県を挙げて脱炭素化に取り組んでいる中、交番・駐在所に関しても脱炭素化で具体的にどのような点に着目して調査を行うのか、脱炭素化に当たり今後計画を進めていく上で現状課題となっている点などを伺いたいと思います。

○水嶋警務課長
 非常勤特別職の設置についてお答えいたします。
 警察関係では、警察法ほか各法令等の規定に基づき、地方公務員法第3条第3項第1号及び第2号の規定による非常勤特別職として静岡県公安委員会委員、地方公務員法第3条第3項第2号の規定によるものとして警察署協議会委員及び静岡県留置施設視察委員会委員が任命等されております。
 そのほか、地方公務員法第3条第3項第3号の規定による非常勤特別職として労働安全衛生法の規定に基づく産業医が選任されております。

○大村総務部参事官
 6番委員御質問の交番・駐在所の脱炭素化に向けた調査についてお答えいたします。
 初めに、具体的な調査の内容についてです。
 建築物の脱炭素化に有効とされる省エネを徹底し、創エネにも取り組むZEB化と木造化の2点に着目して、専門的な知識を有する業者への分析委託調査として予算を計上しております。
 具体的には、これまでに建築してきた交番等のエネルギー消費量を把握した上で今後新築していく交番等について、設備を省エネに効果的な空調や照明等に変えた場合や構造を木造に変えた場合にどの程度のエネルギー削減効果が図れるのかシミュレーションする調査を考えております。
 次に、現状、課題についてお答えします。
 ZEB化については、県が令和4年度中に策定予定である県有建築物のZEB化設計指針と調整した上で、交番等のZEB化についても検討していくこととしております。その上で課題として、木造化については昨今の木材技術革新を踏まえながら検討することになりますが、交番としての堅牢性をいかに確保できるかという点が挙げられます。また建築コストの増加も課題になってくると予想されます。
 このため、今後のモデルケースや導入スケジュールについても検討し、効率的脱炭素化を推進していけるよう調査を活用してまいりたいと考えております。

○木内委員
 まず、非常勤特別職に関し設置している非常勤特別職について以下の内容を伺います。
 職名及び氏名、設置目的と職務内容、勤務実態、報酬額、勤務日数、活動費、予算計上している事業名、令和4年度当初予算の予算計上額、令和3年度年間所要額、令和2年度決算額、また予算に含まれない処遇実態、旅費、交際費、個室やデスクの有無等、職設置の必要性、当該職が非常勤特別職でなければならない理由について資料として提出を頂けるようお願いを申し上げます。

 次に、交番・駐在所の脱炭素化に向けた調査でありますが、答弁の中でZEB化、創エネにも取組むということでしたので、例えば交番屋上に太陽光パネルを設置するなどを検討しているという理解でいいのか確認させてください。
 また、木造化でございますが、昨日の教育委員会の審査でも中央図書館の整備について県産材の利用を最優先に考えてもらいたい旨の要望もいたしましたが、県として県産材の利用促進は大きなテーマとしてあります。交番の木質化・木造化を考える際には、県産材を使うことが脱炭素の観点からも最も有益な手段だと思いますのでどうお考えか、2点再答弁を求めます。

○大村総務部参事官
 6番委員御指摘の太陽光等について考えているかですが、まず1つは省エネの部分で例えば交番の窓とか壁の中の断熱材を熱伝導をあまりしないタイプに変えることによって温室効果ガスを削減する考え方と、もう1つは今交番等につきましては鉄骨構造ですけれども、木造にした場合、木材は鉄に比べて炭素を吸収する性質を持っているので、それらについてどうか検討してまいります。
 プラス創エネという一歩進んだ段階で6番委員御指摘の屋上への太陽光のパネルの設置などについても併せて検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、県産材の活用についてであります。 既に警察署や新築する交番等の内装につきましては、カウンターや内壁など内装面に関して県産材を積極活用しております。地産地消という考え方に沿って、例えば最近新築された浜松西警察署につきましてはロビーに入ると木の匂いがするという県民の方の御意見も頂くこともあり、交番等についても温かい雰囲気、木材を使うのは非常にいいと評判がいいので、引き続き県産材の活用を積極的にしていきたいと考えております。

○水嶋警務課長
 6番委員から先ほど御要望がありました非常勤特別職に関する資料につきましては、準備ができ次第御提出させていただきます。

○野田委員長
 よろしくお願いします。

○木内委員
 県産材についてあえて申し上げたのは、利用の促進の目的は言わば県内の林業振興が主ではあるんですが、脱炭素の観点からも有効だと数値上皆さんの実績として残していただくことで県産材の利用は促進、推進されるべきものですよねという考え方の醸成にもつながると思います。そういった観点で取り組んでいただきたいという趣旨でしたので、ぜひ要望させていただきたいと思います。
 創エネについては、場合によれば太陽光と蓄電池を併せることで災害時の非常用電源の確保も可能であると思いますので、災害時に交番に行けば電気が何とかあったということも想定しながら、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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