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委員会会議録

質問文書

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平成30年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:12/14/2018
会派名:自民改革会議


○土屋委員
 私からは数点、分割質問方式でお願いします。
 もう何人も質問していますけれども、発達障害者支援センターの部分です。
 もう皆さんから質問が幾つかありましたので、最後の部分というか、今後の予定という形で知事も本会議の中で答弁をしていただきました。2020年の開設という形で動いていくと話があったんですが、先ほどの質問の中でちょっと疑問に思ったのは、やっている人たちが同じであれば、今から準備をしてこの場所にできますよといって、その引き継ぎも含めて――先ほど引き継ぎにも時間をかけてという話があったんですが――やる人が民間委託になればそこにできるものは当然違うものになっていくわけですよね。そうするとこの1年間をかけてその引き継ぎも兼ねた中で2020年にとなると、1年間そのための準備が必要だというのはよくわかるんですが、場所が違うところにできることからその中でどうやったら引き継ぎがうまくいくのかなって疑問に思っています。今いる人たちは今の場所で受けなきゃならない部分も当然あるわけですから、新しく準備をする人たちはここで始めます。当然1年間は今のままでやりますということになりますよね。この疑問、もし違うならばそう答えてください。そういう形の中で引き継ぎも含めてうまく連携をとりながら新しくできたものがしっかりとセンターとして機能していくのであれば、言い方はおかしいですけれども早くから場所を決めてその場所に出向いて、一緒にじゃないですけど並行で移動していくことによって、2020年の4月からは新しい体制の形で動きますということになるのかどうか聞かせていただきたいのが1つ。

 2点目は、一般質問で言ったんですが、障害者歯科の話であります。
 再質問する時間がなかったものですからここでさせていただきたいと思います。そのときに伊豆医療福祉センターという病院があって、そこが伊豆半島東部のバックアップをしてくれる病院ですと言いましたけれども、基本的には1週間に1日しかやってくれません。そういう状態で歯医者さんの後ろ盾になってバックアップする病院だということですが、これから一生懸命やりますみたいな形で池田健康福祉部長に答弁していただいたんですが、じゃあ具体的に何をどういう形でこれからやっていただけるのかなという部分については質問できませんでしたので、できれば具体的にどういうバックアップをしていく、どういう形で支援をしていくかをひとつお願いします。

 それともう1点。
 先ほど小櫻がんセンター局長が説明をしていた中で、病院ってそういうものなのかなと思ったのは、10日間も休みがあると外来は多分困るんだろうなと薄々そうは思っていましたけれども、やっぱり10日間もという話になると大変だというのは当然わかります。外来も多分そこはとまってしまう。だけど入院患者さんは当然いるからそこにお医者さんは何人かいるだろうなという中で、1日ぐらい間でやらなければという話があったんですが、自分たちが思うがんという病気のイメージは緊急性みたいなものが物すごくあるように感じてしまうんですよね。風邪だったら1日、2日我慢してもいいや、でも何かすぐ手術が必要だとか何か処置が必要だっていうイメージがあるんですが、例えばそういう長い期間の中で、休みがあったりするとその辺の対応を病院としてはどう考えているのかちょっと疑問に思ったんで、その辺はこういう対応でこういうふうにやっていきます。多分手術とか何かっていうのは、もう前々から日にちを決めてその期間を外すようにはするんでしょうけれども、ちょっと長い期間になり過ぎるという話になったらどういう対応をするのかという部分について、もしできましたら説明をお願いしたいと。以上お願いいたします。

○田光障害者支援局長
 発達障害者支援センター関係のスケジュールを含めて御説明させていただきたいと思います。
 2020年4月の開所に向けまして来年1年かけて引き継ぎをしますけれども、来年度の前半に受託法人の公募を出して決めていきたいと。それから引き継ぎが始まっていくと思いますけれども、当然法人の準備もありますのですぐにではないと思いますけれども、実際の引き継ぎのイメージとしましては今静岡にありますセンターにケースごとに全ての書類が整っている状況がありますし、実際の通知書もありますので、まずは静岡のセンターの中に各法人に来ていただいて業務の基本的なところを引き継いでいただく必要があるかと思います。実際法人が決まる前に場所を決めていくのはちょっと難しいと考えております。法人が決まったところで場所も含めて決まっていくことになります。引き継ぎが進んでいく中で法人の事務所の準備も整いますと、そちらで一部の業務を進めることができればと考えておりますので、書類以外でその次の段階としましては個々の相談者の引き継ぎということになります。現センターの職員と引き継ぎ法人の職員が一緒に相談者の面談を行う中で丁寧に相談者の引き継ぎを行っていくことができたところで新しい事務所での相談が進んでいくと考えてございます。ですので全体のスケジュールとしては、そういったところを進めていく中で場所を先に決めるのは少し難しいところがありますので、そういった手順で進めていきたいと考えております。
 特に東部につきましては、できるだけ引き継ぎをスムーズにしていく中で少し前倒しで業務委託ができればと考えています。

○小嶋健康増進課長
 障害者歯科の問題についての回答をいたします。
 伊豆医療福祉センターでは、今、週に1回の診療で伊豆における田方の圏域で障害者の歯科を見ていただいている状況でございます。伊豆医療福祉センターで診療ができる場所づくりをしてくださっているものですから場所はありますけれども、そこに来て診察をする医師を大学にお願いをしている関係もあってなかなか毎日するわけにはいかない現状は確かにございます。そういった中であそこを1つの研修機関として地元の先生たちに来ていただいて、技術的な部分についてスキルアップをしていただく研修にも取り組んでまいりました。やはり障害の程度ですとか種類、状況によってかかりつけ医で見られる状況もあると考えております。まずは地域のかかりつけの先生が自信を持って御自身のところで診察をしていただく、口腔の状況によって重度になってくればバックアップしてくれる後方支援の病院に送る、状況が安定すればまた戻っていく病診連携の体制を今後つくっていきたいと考えています。できるだけ地域、身近な医療機関の歯科の先生のところで見ていただいて診療待ちがない状況をつくっていければと考えています。
 これにつきましては、郡市区歯科医師会にも協力をお願いいたしまして、また市町の関係機関とも協議をいたしまして地域全体で支える地域のネットワークづくりを考えていきたいと思っております。

○池谷がんセンター事務局長
 連休中のがんセンターの診療体制につきましては、これまでも年末年始の6日間のお休み、それからゴールデンウイークが場合によると5日ある場合もありますけれども、そういった場面におきましても普通の土日と同じように、当然救急外来は開いております。ですから緊急事態に陥った患者さんが救急車で運ばれてくるのは普通の日のように運ばれてくる形になっております。当然ながら患者さんの状態によっては担当医が出てきて何かすると。あり得る話といたしましては腸閉塞の状態がわかったと、その場合には緊急手術も当日やるということはございます。そういった意味で10日間の間もそのような体制はとるわけですけれども、今回10日間が問題になる一番大きな理由は、長期間の休みについて外来の患者さんを振り分けるわけですね。本来そこにはまるのを前後の平日に。そうすると前と後ろが非常に混みますね。そういったこともあります。それからさすがに10日間となりますと診療の過程で余りよくないこともありますので、一応基本的に外来は完全予約制ですのでその予約ができる日に真ん中の1日を充てる、あるいは2日を充てることを今考えているところです。ただし先ほども言いましたように、もともと緊急事態に対応できるようなことは365日行っております。

○土屋委員
 ありがとうございます。
 心配はしてなかったんですけれども、やっぱり10日間もと言われると。どういう対応をするのかよくわかりました。
 発達障害支援センターは、やはりうまく引き継ぎをしていただいて、相談に乗っていただいている方がまた新たに一から始めるような話であっては困るわけですから、うまく連携をとっていただきたいと思います。
 それと障害者歯科については、なかなか難しいところで本当にそれを見ていただける、バックアップしていただける歯科病院が地域というよりか、県下全域でも余りあるわけじゃありませんので、その辺の充実も今すぐではなくても考えていく必要があると思いますのでよろしくお願いいたします。

 もう1点、請願について質問をさせていただきます。
 本来ならば、紹介議員に質問する話なのかなと自分は思っているんですが、いませんので健康福祉部にどういうことなのかを聞かせていただきたい。請願項目が2つある中で、国民健康保険料は保険を動かしていく保険料であるとか、財政というか、収入の部分で言えば自分は単純に言うと国のお金と、はっきり言って保険料を払う人のお金で保険を動かしていくイメージがあるんですが、例えば県も市町も当然お金をそこに入れていく話が初めからルールの中にあるのかどうか。単純に聞きますと請願には引き下げを県の財政拠出により実現することって書いてあるんですよね。だから県のお金を初めから入れろとここでは頼んでいるわけですよね。だけど自分が思うのは、国のお金かみんなの保険料で本来は賄っていくというイメージなんですが、それは違うのかどうかの確認をさせてください。

○田中国民健康保険課長
 1番委員の御質問についてお答えいたします。
 まず、県のお金が入っているかどうかについてですが、こちらは国の法律によって決まっておりまして保険給付費、いわゆる保険料以外の診療報酬、お医者さんにかかった費用等を見るお金には国の定率負担のほかに県も定率負担9%として支出をしております。これは県の一般会計からの繰出金で負担しているわけでございます。それからこの請願の趣旨についてでございますが、この請願の趣旨は法律で決まっている3割負担の保険料をさらに県が独自の財源で拠出して引き下げてもらいたいというものでございます。これにつきましては本会議の答弁でもございましたが、国保の加入者の5割以上に国の法律に基づく軽減措置がされており、改めて県が財政拠出をすることは逆に一般財源を使ってほかの被保険者のお金を使うことにもなりますので、原則としては国費と保険料で賄うとお答えをさせていただきました。

○土屋委員
 詳しく説明していただいたんですけれども、私が聞きたかったのは、基本的に県が財政拠出して保険料を引き下げしたいという、本当に自分たちも高いと思っています。だけど文句を言わないのはそれで動かしている、それで運営していると思っているから高くても我慢しなきゃという思いでいるんですが、これだったら本来国にもっと金を出して安くしてくれっていう話を請願ですべきじゃないかなとちょっと思ったのでこの請願の一番目は、自分は意見としては反対という意味で今質問をさせていただきました。

 2番目についてもちょっと確認をしたいんですが、代表委員の公募枠を設けることって書いてあるんですが、先ほどの5番委員の質問の答弁をされたときにそれぞれの市ですか、何か言っていましたね、3つの市だか町から代表をお願いをした中で見識のある人にその役をやっていただいているという話で決まっていて、それが3年間の任期だと答弁があったように聞いているんですが、そうすると例えば公募にしたいという話で、これを受けたとして今の委員の人たちをやめさせて新しく公募で選んだ人たちをそこに入れることができるのかどうか。公募にしてほしいよという請願ですからこの意味合いを確認するために今質問をしています。公募で選ぶ3人がもしいたら、その人たちを公募で選んで今決められている任期のある方々をすぐやめさせて入れることが可能なのかどうかをお聞きしたいんですけれど。

○田中国民健康保険課長
 国民健康保険運営協議会につきましては、県の条例で定めている部分は定数の部分だけでございましてそれ以外は国の法律、政令で任期が3年と定まっております。通常審議会等で言いますと、特別な理由がない限り事務局側からやめさせることはなかなか難しいのではないかと考えております。

○土屋委員
 今の説明を聞けば、公募するなという意味で言うわけではないんですが、ここで決まっている中でこの請願ですぐにやりたいという部分で言えば、ルール的には3年後に選ぶ人は公募で選ばれてもいいと私も思いますけれども、ただ今のこの請願で新しく変えなきゃいけないという理由にはならないと判断ができてしまうと思いますので、これについても意見を言わないと請願の意見を言うときがないもんですからこの請願については項目1番、2番について今説明を聞いた中では賛同できないという意見を言って質問を終わりにしたいと思います。以上です。

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