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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年12月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:12/17/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○三ッ谷委員
 一問一答方式でお願いします。
 最初に県営住宅の入札不調について伺いたいと思います。
 このところ県がやる大型の工事で結構不調が多いですね。例えば富士山世界遺産センターや富士山静岡空港の新しい改修計画もそうだし、積算と入札が随分違って不調になっています。これは時代背景の中で単価が上がったり下がったり、あるいは人がいないとかいろいろな問題があると説明されていますけれども、今回の入札不調の理由は何だったんでしょうか。

○水野公営住宅課長
 今回の七尾団地の件につきましては、全面的改善工事といいまして、建物の内装を全てとりまして外に鉄骨の廊下やエレベーター等を設置し、リニューアルする工事です。平成29年度には富士地域と熱海地域の2団地で入札を行いました。富士地域では入札が成り立ちましたが、熱海地域においては予定価格をオーバーして落札に至りませんでした。入札に応じた業者のヒアリングによりますと、県の積算価格よりも建設会社の積算価格が若干高かったことがございました。

○三ッ谷委員
 当局は自分たちで積算して入札価格を決定しているわけですよ。しかし入札が不調だった理由がどうであろうとも積算に問題があったのではないかと言われてもしょうがないと思うんですね。その点についての対策はどうするんでしょうか。

○水野公営住宅課長
 積算に当たり、主要なものは市場単価及び県単価を採用しております。単価がないようなものにつきましては、見積もりを徴取して採用しております。見積もりを徴取するときに適切なヒアリング等を行い、その場所の市場価格を把握するようにして適正な予定価格が組めるように努力しております。

○三ッ谷委員
 ぜひ、皆さんで考えていただかなければいけないと思います。また不調になるとそのたびに全部指名業者を入れかえないといけないでしょう。危機管理くらし環境委員会説明資料3ページでは落札額が4億8600万円で予定価格とは大きな差が出て入札が確定しているじゃないですか。幾ら皆さんが持っている単価表で積算したとしても、不調になったことは確かですので、県民から預かっているお金だから丁寧にやらないといけないのはわかりますけれども、入札不調では努力が足りないと言われてもしょうがありませんので、今後とも努力をお願いします。

 同じように県営住宅の件について伺いたいと思います。
 不法占拠についてお伺いしたいんですが、契約者が死亡した後、承継資格がないものが占有していると委員会説明資料4ページに書かれています。本来の契約者ではないあるいは承継資格がない人がそこにいること自体がおかしいと思ったんですが、どうしてこうなったのか説明をお願いします。

○水野公営住宅課長
 今回の不法占有者について御説明いたします。
 入居承継できる者は現に同居している配偶者、高齢者、障害者、その他特別な事情がある方に限られております。今回は高齢者とその御子息がお住まいで、御子息につきましては入居継承ができないため不法占有になりました。

○三ッ谷委員
 入居の際には、いろんな調査や申請していただいてから決定していることは違いありません。警察もどなたがお住まいですかなど半年に1回家庭調査に来ますよ。当局は貸した後、半年に一度とか1年に一度ぐらい居室に行ってどうですかと確認しないんでしょうか。

○水野公営住宅課長
 入居者がどのようにお住まいか直接訪問する調査はやっておりません。ただし年に一度7月に、収入調査で入居者に家族と収入の状況を調査しております。

○三ッ谷委員
 県民のための行政ですから、どっちかといったらサービスですよ。私は決して不法占有がいいと思って質疑しているわけではありません。不法占有に至らないようにするための段階を県も踏まないと、承継資格がありませんので明日から出ていってくださいといきなり言われても大変ですよ。契約するときにしっかり条項の中にこういうことも含めて説明されているのでしょうか。
 委員会説明資料にありますが、毎回議会をやるたびに家賃支払いに関する和解だとか提訴が出てまいります。契約の中で明確にしておくべきことは、例えば家賃の支払いについて連帯保証人をとって、借りている人が払わなくても自動的に連帯保証人からしっかりとる必要があると思うのですが、この点についてはいかがですか。

○水野公営住宅課長
 連帯保証人について御説明します。
 まずは入居者に請求しまして、その後連帯保証人にも請求しております。今回明け渡し請求させていただいている方、和解を行っている方のいずれも連帯保証人には連絡しております。面談につきましても入居者と連帯保証人両名に通知して同席していただいております。

○三ッ谷委員
 連帯保証人は連帯保証をする判こを打ったわけでしょうから、本来であれば当事者である入居者が払えなければ当然連帯保証人が払う。銀行なんかいきなり来ますよ。県は丁寧だからそうしないんでしょうけれども、入居者と連帯保証人の2人が来て連帯保証人は県にどういうことを話しているのでしょうか。

○水野公営住宅課長
 連帯保証人と入居者の両方に通知しまして、両名出ていただける場合、また片方の場合もあります。入居者が来なくて連帯保証人だけの場合もあります。連帯保証人もさまざまな方がおりまして、和解の話をしたときに入居者と連帯して一緒に対応しますという方もいれば、入居者が払うべきだと主張する方もいらっしゃいますが、その場合であっても連帯保証人は入居者と同じですよと説明しております。

○三ッ谷委員
 真面目にお支払いしていただいている入居者がたくさんいるじゃないですか。入居者には支払い能力があって、連帯保証人もしっかりした方がいるから入居を認めているはずですよね。議案に出して議会の承認をいただくという話ではなくて、事前の段階でしっかりした連帯保証人を立てないといけないと思います。
 連帯保証人になった方には、どんな確認をして、連帯保証人がどういうものかどこまで説明しているのでしょうか。

○水野公営住宅課長
 入退去の手続につきましては、管理代行を住宅供給公社に委託しています。住宅供給公社で契約書のかわりに請書にサインをいただくようになっておりまして、その際連帯保証人が同席しなくても契約はできます。ただし連帯保証人の意味については説明していると認識しております。連帯保証人につきましては、実印を押印し印鑑証明も添付していただいておりますので、当然連帯保証する方も役割は承知していると認識しております。

○三ッ谷委員
 私は皆さんが出先まで行ってやれなんて言っているわけではなくて、住宅供給公社が受託しているのであれば公社がしっかり対応する。当局は任された方がしっかりと仕事できるための努力をしないといけないと思います。その点について今後このようなことが毎回議会に出てこないように努力を促していただくことを要望します。

 次に、空き家対策の推進について伺います。
 これも同僚委員がいろいろ聞いていますから、違う切り口で聞きたいと思いますが、空き家の管理状況が委員会説明資料に詳しく載っていまして、この1万172戸の空き家は「TOUKAI−0」の耐震化がされた建物なのかどうか伺いたいと思います。

○青野住まいづくり課長
 先ほども申し上げましたが、今回の調査は各市町にお任せして実態調査しているものであります。空き家かどうかの確認だけですので、耐震化されているかどうかについては調査しておりません。

○三ッ谷委員
 空き家でも次にお住まいいただく方がいれば入居になるわけですが、耐震していない家に住むわけはありませんので、耐震の有無なども調査の中に入れるべきだと思いますがいかがですか。

○青野住まいづくり課長
 所有者が特定できない連絡がつかない空き家はしかたがないのですが、所有者がはっきりしている空き家につきましては、使おうとしているのか売ろうとしているのか、壊そうとしているのかなどいろいろあろうかと思います。またどうしていいかわからないこともあろうかと思います。空き家を売りたい方については、インスペクションという建物調査を行い、中古住宅の市場にのせていくことを専門家と一緒になりながら助言している状況です。

○三ッ谷委員
 地元の話をしますと、空き家は見えそうで見えないんですよね、不動産屋も空き家とか土地を欲しくてもなかなか見えなくて、すぐ調査に行きますのでお知らせくださいって言います。委員会説明資料にはワンストップ相談会と書いてありまして、悩み解決をするための相談会を開催していろいろな相談を受けていますとありますが、全体の空き家の数でいったら相談件数はまだまだですよ。
 なぜこういうことを言っているのかというと、以前海外事情調査に行かせていただいたときに、ドイツのアウトバーンをおりたあたりで、このゾーンは景観の基準に違反する建物は所有者のオーケーをもらえば市や州の予算でどんどん取り壊すんだと。これはアウトバーンからの景色がきれいだから、廃屋まがいの家が建っていること自体イメージダウンだとドイツの地方政府の方がおっしゃっていました。
 一番困るのは、所有者がわからないけれども修理してもらわないと困る建物があることです。ドアが傷んですっとあいて、中に入ってたばこを吸うとか、そういうところは青少年の遊びたがる場所で犯罪の入り口にあることは確かなんです。静岡県警が持っている今までの事件事故を調べればわかりますから、空き家対策は本当に一生懸命やらないといかんという気がします。
 余分な話でしたが、ワンストップ相談会では相談者のうちの一体どのぐらいが住みたい意志を持っているのか、あるいは貸したい意思を持っているのか、そういう資料はお持ちですか。

○青野住まいづくり課長
 宅地建物取引士、司法書士、行政書士、建築士といった専門家と連携しているんですけれども、一番多いのは宅地建物取引士で、要するにできることなら売りたい方が一番多い状況です。

○三ッ谷委員
 私の地元の磐田市には県の出先もありますし、来てくれる方がたくさんいると思いますが、駅から見付にかけて空き家が多い、シャッターが閉まった家が点在しています。2日前に磐田市の部長と話したら、人には貸したくない、なぜかといったら1階の店は開いているけど2階に住んでいるから貸すのは嫌だと。あるいは今は住む気はないけれども、人に住まいを委ねて貸すのは嫌だという意見が多いとのことでした。
 空き家はふえる傾向にあっても減る傾向にはないじゃないですか。先ほどの同僚委員の質問への答弁でも取り壊して減っているようではありますけれども、これから空き家対策は景観の面でも本当に情けない話になりますから、ぜひ皆さんの頑張りと市町の協力をお願いするところです。

 それから、リニア中央新幹線建設に伴う大井川水系の水資源の保全について伺います。
 今議会でも水利用はJR東海と川勝知事のけんかだと言った県議がいます。あるいは好きだ嫌いだでそうなっているんじゃないかという意見を述べた議員もいました。
 そこでまず全体のことをお伺いしますが、大井川水系の水利権を持っているのはどこですか。

○前島水利用課長
 大井川水系で水利権を持っているのは、北から東京電力、中部電力、農業利水者代表の水利権を持っているのが農林水産省。民間の企業でいいますと特殊東海製紙、東遠工業用水企業団になります。

○三ッ谷委員
 水利権が行使されなければ、大井川にはきっと本当にきれいな水が流れていただろうと思うんですよ。電車から見たって河川砂漠ですよ。ちょろちょろっと水が流れているだけ。たまに台風とかが来れば汚い水が流れていますけれども、きれいな水が流れているところを見たことがない。
 そこで伺うのは、今回リニアの問題になっていますが、地域の中で自然環境に及ぼすリスクがあるとのことです。自然環境に及ぼすリスクとは具体的どういうことを指しているのでしょうか。

○服部自然保護課長
 自然環境に及ぼすリスクについては、環境保全連絡会議の生物多様性専門部会で検討していただいております。
 大井川の上流地区は特に豊かな生態系がある一方、今まで人為的なものが入っていない場所だということで、その辺も踏まえながら工事が与える影響をできるだけ回避低減する必要があります。それからトンネル工事に伴う水の関係も含めて生態系に与える影響も考えられますので、モニタリング等の必要性とチェック体制を今後どうしていくかが重要で、貴重な動植物を含めてどういう保全対策をとっていくか生物多様性専門部会で検討を進めております。

○三ッ谷委員
 私はもっと具体的なことを聞きたかったわけです。例えば生態系へのダメージは避けられないとありますが、生態系の中でどれにダメージがあるのか専門家の意見を聞いているわけでしょう。生態系のどこにダメージがあって、あるいは自然環境のリスクはどこなのか質問したんですが、もう一度説明をお伺いします。

○服部自然保護課長
 具体的にどんなところがリスクになるか検討を進めております。
 河川流量の変化による動植物への影響があるのではないかというリスク。それからトンネル湧水の排水先ですが、導水路トンネルで排水する計画もありますけれども、水質の変化による動植物への影響。地下から出てくる水になるものですから、トンネル湧水の排水先における水温の変化と動植物への影響。
 工事に当たっても、作業員による踏み荒らしによる自然生態系への人為的な悪影響などさまざまな項目をただいま検討している最中でございます。

○三ッ谷委員
 水は人間の生活に欠かせないし、自然界も同じだと思います。それはおっしゃるとおりです。
 今回リニア中央新幹線が通ると言ったときに水資源の問題が大きく取り上げられましたけれども、自然環境や生態系にダメージがある、水量が少ないのであれば現在水利権を持っているところに少し減らしてくれませんかと働きかけないとだめじゃないかなと思いますが、その点についての考えは持っていますか。

○前島水利用課長
 大井川水系の水利用体系につきましては、慣行水利権の時代から長い年月を積み重ねて今の体系ができ上がっております。また戦後には電力開発の関係で電力会社も利水に入ってきた経緯があります。そういった100年以上の年月をかけて今の水利用体系ができ上がっております。
 そういった水争いの時代からでき上がっていますので、そこから河川環境のために水を幾らか分けてくれという話になりますと、大井川水系ですと河川管理者の国土交通省とも話し合いになります。そういった川の環境のために水返せ運動が平成10年過ぎにありましたけれども、東京電力の田代ダムがちょうど水利権の更新の時期に当たりましたので、必要な量を算定して返した例はございます。そういったタイミングと地域の声を合わせながらその都度対応していくということで、水利権の更新時期に合わせて議論を重ねている状況です。

○三ッ谷委員
 そういう新聞記事を読みますから、今説明を受けたこともよくわかっています。でも肝心なことは、国策であるリニア中央新幹線が通っても静岡県には何の恩恵もないかもしれません。しかし先に水を確保したところだけは10年、15年に1回来る水利権の更新のときに若干の話し合いだけで十分使いなさいでは、これから先同じような問題が出てくる可能性もあります。限られた水であるならば、大井川水系にふる降雨量と利用できる水量、よそに流れていく量がわかる資料がありましたら、説明してもらわなくていいから、資料をいただきたいと思います。別に水について争いたいんではなくて、水が大事だとおっしゃるのであれば、先まで踏み込んで意見調整しないと、入り口と出口だけやってもだめだなと思いましたので質問させていただきました。
 今後もしばらく調整が続くんでしょうけれども、願わくば早目に解決できるように当局の努力もお願いしたい。東京オリンピックの開催までに何とかしたいって今まで頑張ってきたわけですが、これはなかなか無理でしょう。そういうことではなく、お互いに妥協する点は妥協しないといけないことは意見として申し上げておきます。

 それから、地下水賦存量調査がありますけれども、これはどのような調査方法で地下水を計量しているのでしょうか。

○前島水利用課長
 平成25年度から平成27年度にかけて地下水系の水位をはかり推定しております。県下の地下水系の範囲が54カ所ございますけれども、54カ所につきましては有識者からの知見もいただき指定しております。地下水系ごとの観測井の地下水位をはかって推定量を出し利用可能量を出しております。

○三ッ谷委員
 どのぐらいの井戸なのか見たことがないのでわかりませんが、パイプの井戸なんでしょうか。それとも我々が普段家庭で使う井戸のことを指しているんでしょうか。

○前島水利用課長
 径で言いますと50ミリとか200ミリになります。

○三ッ谷委員
 温泉の管について伺ったことがあり、結構土砂が流れ込んで詰まるという話を聞いたのですが、水位計の井戸では影響はないでしょうか。

○前島水利用課長
 井戸の詰まりのお話だと思いますけれども、井戸のパイプの先端にはストレーナーというろ過装置がございます。そこが詰まっていますと地下水をはかれませんが、詰まっているかどうかは上から浮きとかを落として発見できますので、しっかりと確認の上はかっております。

○三ッ谷委員
 最後に、きょうもいろいろな方からニホンジカの話、あるいは野生鳥獣の捕獲について質問が出ました。海外から入ってきた日本固有でない動物がいますけれども、ハクビシンについて伺いたいと思います。確かにイノシシも鹿も果物を食べたり、樹木の皮を食べて木が枯れちゃうと聞いていますが、ハクビシンについてのデータなどはお持ちですか。

○杉山鳥獣捕獲管理室長
 今手元にあるデータでは、平成29年度実績で被害額が約2800万円、捕獲数は狩猟で110頭、市町の被害防止目的の捕獲が約690頭の合計約800頭です。県内の生息状況やハクビシンの生態などは現在資料がございません。

○三ッ谷委員
 それはまたおいおい聞かせてもらいます。
 何で鹿やイノシシの話をしているのに、ハクビシンを聞くかというと、私の周りでもハクビシンがすごいんですよ。家にお手伝いに来ている人の家でわなを仕掛けたらまるまる太ったハクビシンが2頭入ったと。また家の天井の中に入ってはふんをするという話はありますけれども、結構家庭菜園だとか家に植えた果物とかを軒並み食べるんです。捕まえたハクビシンの処分について市役所に電話したら、済みませんどこか人里離れたところに捨ててきてくださいと言って殺処分の指示は全くなかったと。ほかの動物と違ってハクビシンは有害鳥獣に指定されていないようですが、そのとおりでよろしいんですか。

○杉山鳥獣捕獲管理室長
 ハクビシンは経済産業部地域農業課が所管する農林水産省の交付金による駆除対象になっていますので、市町で駆除することは可能だと思います。

○三ッ谷委員
 これは意見として申し上げますけれども、今おっしゃった説明でも、市でのハクビシンの扱いとしてはそういう話をしてくるので困るんですよね。野放しにしたら多産系だから、たくさん子供をつくりますよ。ニホンジカの対策も大事ですけれども、これからの会議の中でもそういう情報があったことを発言していただきたいとお願いして質問を終わります。

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