• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:木内 満 議員
質疑・質問日:12/14/2021
会派名:自民改革会議


○木内委員
 それでは、分割質問方式で質問します。
 まず、補正予算関係についてお伺いします。
 議案第125号で県立学校行事キャンセル料支援事業費助成がありますが、今回の補正の対象となる中止となった学校行事の詳細を教えてください。

 議案第150号でGIGAスクールサポート充実事業費が補正で上がっておりますが、機器の配備完了予定時期や対象となる教員、どのような活用を想定しているのか伺います。

 議案150号で特別支援学校体育館への空調整備について、静岡南特別支援学校、中央特別支援学校、東部特別支援学校、西部特別支援学校の体育館に空調整備等を行うということですが、設置完了時期等についてお伺いします。

○本多高校教育課長
 まず、県立学校の行事キャンセル料についてお答えいたします。
 今回、12月補正で要求させていただくのは要求時点で追加の企画料とキャンセル料が確定していたものについてお願いさせていただいております。
 内訳としては、行事別で見ますと高校では修学旅行が22校で3,221人、文化行事、遠足等が4校で1,810人、高校全体では26校で5,031人が対象になっております。特別支援学校につきましては7校で96人、これは全て修学旅行の企画料となっております。
 金額では高校が930万円弱、特別支援学校が30万円弱です。1人当たりでは全体で1,855円程度になっており、修学旅行だけで見ましても企画料相当額で2,620円になっております。

○関ICT教育推進室長
 GIGAスクールサポート充実事業費について説明いたします。
 今回の教員の指導用タブレットは、県立学校130校に整備されますが、併せて整備される大型モニター、教室全体を投影することができる広角カメラを活用して、対面授業と在宅生徒へのウェブ配信を組み合わせたハイブリッド授業を中心として活用されます。なお対象の教員は特定していません。
 最後に配備時期についてですが、令和4年1月から国補助金の申請が開始予定のため、その後交付手続を経て入札となりますが、4月早々の配備完了となるよう契約業者と調整していきます。

○松下参事兼教育施設課長
 特別支援学校の体育館の空調設備につきまして回答します。
 今回の補正で特別支援学校4校の体育館に空調を設置する予定がありますが、議会の御承認を頂いた後速やかに設計に着手し、その後工事を発注いたします。
 国の補正に対応して実施する事業のため、本議会において併せて繰越しの承認を頂いており、来年度にわたって工事を実施することになります。
 完了時期につきましては、設計を進める中で工事内容、現場の状況、機器のストック等を総合的に勘案し決定してまいりますが、できる限り速やかに設置したいと考えております。

○木内委員
 続きまして、請願関係について幾つか伺います。
 まず、特別支援学校の過密化対策について請願が来ておりますが、この件については我が会派も従前より非常に精力的に取り組んできた内容でございます。
 確認になりますが、伊豆の国特別支援学校と浜松みをつくし特別支援学校が本年開校し、それによる改善状況、狭隘化の負担軽減がどの程度図られたのか、負担軽減等の状況について伺います。

 また、静岡地区、富士・富士宮地区、御殿場・裾野地区、浜松地区においても整備を進める方向でありますが進捗状況を伺います。

 そして、静岡県立特別支援学校整備基本計画について今年度中に計画後期の整備箇所が決定することになっていますが、どのような方針で整備箇所を決定していくのか、また整備箇所の決定、公表までのスケジュールについて伺います。

 続いて、請願第3号(その3)の6番の2と6番の4について伺います。
 学校建物の老朽化対策について、県立学校の老朽化はこれまでも当委員会の中で取り上げております。学校施設中長期整備計画に沿った着実な改善が必要かと思いますが、進捗状況を説明してください。

 また、6番の4特別教室のエアコン設置についてですが、我が会派のリードにより普通教室には設置が完了しておりますが、さらなる学習改善のため特別教室のエアコン設置はいずれどこかで進める必要があると思いますので、現状認識と今後の整備予定をお伺いします。

○伊賀特別支援教育課長
 伊豆の国特別支援学校と浜松みをつくし特別支援学校が本年度開校しましたが、その施設狭隘化の解消、通学負担の軽減の効果についてお答えいたします。
 まず、伊豆の国特別支援学校の整備効果でありますが、沼津特別支援学校の狭隘化が152人分解消し、通学時間についても1時間を超える児童生徒の割合が全体の50%であったものが30%となり20ポイントほど軽減が図られました。
 次に、浜松みをつくし特別支援学校の整備効果でありますが、浜北特別支援学校が108人分、浜松特別支援学校が57人分、浜名特別支援学校が10人分、それぞれ狭隘化が解消されました。また通学負担につきましては、浜松特別支援学校では約22%が1時間以上の通学負担となっておりましたが、14%となり8ポイントの改善が見られました。浜名特別支援学校においても42%から32%へ10ポイントほどの軽減が図られました。

 続いて、静岡地区、富士・富士宮地区、御殿場・裾野地区の進捗状況ですが、静岡地区につきましては新校を整備する静岡視覚特別支援学校の移転のための準備として、移転先であります静岡南部特別支援学校の改修の設計に入っております。
 富士・富士宮地区においては、設計、工事については令和5年度に向けて順調に進んでおります。
 御殿場・裾野地区につきましては、設置場所について今最終の詰めをしており、決定次第来年度から動き出せるよう準備を進めております。

 このように整備は進めてきておりますが、一方で最新の推計においては知的障害を対象とする特別支援学校について令和12年度をピークにさらなる児童生徒の増加を見込んでおります。
 特に中東遠地区、浜松地区では施設規模を大幅に超える児童生徒数になることを予測しておりますので、こうした状況を踏まえ計画後期では前期に引き続き知的障害を対象とする特別支援学校の狭隘化解消と通学負担の軽減を最も優先度の高い課題として捉え、整備箇所を決定していきたいと考えております。
 スケジュールにつきましては、現在各地区の児童生徒数の推計を行い、各学校の狭隘化の状況を予測しておりますが、令和4年3月には計画後期の整備箇所を決定、公表したいと考えております。

○松下参事兼教育施設課長
 老朽化対策の進捗状況及び特別教室のエアコン設置についてお答えいたします。
 まず、老朽化対策についてですが6番委員御指摘のとおり令和元年に中長期整備計画を策定し、それに伴い令和元年度に沼津工業高校をはじめとする5棟の設計に着手いたしました。昨年度は沼津商業高校をはじめとする5棟の設計に着手、そして今年度は新たに富士宮東高校をはじめとする5棟の設計及び令和元年度に設計に着手し実施設計が完了した沼津工業高校ほか5棟の工事を進めております。
 事業見直しにより一部修正は図られたものの、旧耐震基準の学校125棟を対象におおむね20年間の間に校舎の老朽化対策を進めていく予定です。

 それから、特別教室のエアコン設置についてですが、高等学校の普通教室のエアコン整備が今年の6月末に完了し、次は特別教室の番でございます。教育環境上特別教室は非常に重要であると考えておりますので、速やかにエアコン設置を進めていく予定です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp