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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年2月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:02/21/2018
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 一問一答形式で何点か質問というか、確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 最初に2−1の(2)質の高い医療の持続的な提供のところで、81ページに地域包括ケアシステムの構築に取り組むこと、具体的には在宅医療の充実のため病床機能分化を図る病院や在宅医療を実施する有床診療所の整備を支援し、訪問診療や在宅みとりを実施する診療所等の増加を促進しますとあり、それに基づいて目標値が示されております。この訪問診療を実施している診療所、病院数が2016年度の1,050施設に対して、2020年度の目標が1,161施設となっており、100程度の施設をふやす指標が示されていますけれども、最終的な目標に向けての到達度といいますか、どの辺の位置を示していらっしゃるのか、それをまず確認をさせていただきたいと思います。

○秋山地域医療課長
 訪問診療を実施している診療所、病院数に関してお答えいたします。
 2016年度は1,050施設、目標値は1,161施設となっておりますけれども、訪問診療を受けている患者さんの増加に対して必要であると思われる数字を見込んでおります。

○石田医療健康局長
 訪問診療の必要数自体は、地域医療構想の2025年度の推計値をまずは目標に置きまして、現状値からすると1つの診療所で何件ぐらい診ていらっしゃるかを推計しました。それを今回の目標期間で案分をする形で目標の設定をしております。ですから考え方としては、2025年度に対して今回の総合計画の目標期間までの案分という形になっております。

○前林委員
 承知いたしました。
 ただ、そういうことを表現してくださっていれば非常にわかりやすいと思います。数字の設定の仕方について見たときにちょっとわかりにくいということだけ申し添えます。

 次に、83ページの県立病院による高度専門医療の提供のところで、病床利用率の数字が載せられております。この数字についても説明不足ではないかと私どもは考えておりますけれども、この数字が高ければいいのではないと私たちは読んでいるのですが、この辺の90%以上、85%、75%というこの数字の意味について、御説明いただけますでしょうか。

○鈴木医療政策課長
 病床利用率についてお答えいたします。
 この病床利用率につきましては、県民に必要な医療が効率的に提供されているかであり、県立病院から効率的に提供されているかを数値として挙げたものであり、過去5年間の平均の実績を踏まえまして最低限維持すべき目標として目標値を設定しております。県立病院で必要な人材を確保し、県民から選ばれる医療を提供することによって、県民の方に病床をしっかり利用していただけることを前提とし、毎年度この数字を維持することが適正ではないかと考え設定しています。

○前林委員
 今の御説明をお聞きしますと、例えば県立総合病院で90%以上、90%を最低の数字であるとするならば、ただ95%でも98%でもいいのでしょうか。やっぱり受け入れがある以上は、ちょっと考え方が違うと思いますけれども、いかがでしょうか。

○鈴木医療政策課長
 病床を100%使うのが1つの数字かもしれませんけれども、過去の実績から見て、この水準を維持するために掲げたものでございまして、95%や98%といったいろんな数字があろうかと思いますけれども、各病院の機能からしてこれらの数字を維持することが適切と判断し、最低限の目標数値として挙げたものでございます。

○石田医療健康局長
 各病院の数字の設定に当たりましては、年度によって若干の変動がございますので、5年間の平均をとりまして、それを最低基準として設定をしております。

○前林委員
 承知いたしました。

 次に、88ページの2−2地域で支え合う長寿社会づくりのところです。表現の仕方の問題ですがこれだけだと成果指標のところで最期まで在宅で暮らすことができた人というのが、よくわからないです。自宅で亡くなられたことだと思いますが、もう少し適切な表現で何か表現できないかと感じましたけれども、いかがでしょうか。

○橋福祉長寿局長
 現在、2025年に向けて地域包括ケアシステムの構築を各市町が行い、それを県がバックアップして進めているところでございます。その趣旨といたしましては、住みなれた家や町で最期まで暮らし続けられる社会を構築する意味で最期まで在宅で暮らすことができた方の割合を指標としております。7番委員の御指摘がございましたので、表現については内部で検討させていただきたいと思います。

○前林委員
 読み方によって、入院したことがないと読めないこともないので、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。

 最後に、2−3の(2)多様な障害に応じたきめ細かな支援のところで、A発達障害のある人に対する支援の充実についてです。
 前回、会派としての考え方を御提示したときに具体的に県東部にセンターをつくっていただきたいと要望を出しました。地域課題の解決に向けた形で表現をされたとのことですが、具体的に県東部に設置すると御回答していただくことはできないでしょうか。

○土屋障害福祉課長
 センターの設置場所につきましては、県東部と具体的に明示してしまいますと県全体の支援の体制についても影響が出てくることですので、今回は地域課題としております。当然、東部は念頭には置いていますけれども、地域課題と表現させていただきました。

○前林委員
 課題としてやっぱり県東部の体制整備が非常に薄いので、具体的に県東部にお願いしたいと申し上げました。また会派に持ち帰りまして、改めて検討した上で提示をしたいと思います。
 以上、質問を終わりますけれども、今いただいた御回答をもとに、また練り直した上でお返ししたいと思いますので、よろしくお願いします。

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