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委員会会議録

質問文書

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平成27年3月(閉会中)総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加藤 與志男 議員
質疑・質問日:03/18/2015
会派名:自民改革会議


○加藤委員
 一問一答方式で2点お伺いいたします。
 木参考人は一昨日の記者会見で、県大は新設だったために文部科学省の大学設置審議会の審査を受けた。そして全て過去の犯罪歴は消えていたので、大丈夫だと思っていたとおっしゃってます。これを聞いてますと、要するに犯罪者名簿から消えたということは、これでいいんだというふうに聞こえますが、教育者として、過去の警視庁公安部担当の出入国管理令違反も確かにございましたですね。こういった事件の関与は、当初から問題にはならないだろうとお考えであったのかどうか、その点をお伺いします。

○木参考人
 私は問題ないとも言ってません。それはもちろん私はそれは悪かったと、有罪であったと思ってます。ただ、今言った36年前にあって、それは私が罰金刑になって、執行猶予がついて、別に監獄行ったとか何かないけど、弁護士はその後消えるよと言って、私はひとつ身をもって、当時の状況でかばったわけですよね。そういう私のやむにやまれぬ気持ちがあったんだと。そしてその弁護士自身はまた消えるから全く将来心配しなさんなと言われて、そして県立大学のできるときに文部省なり大学設置審議会はかなりきちっと調べます。県だって職員のあれとかでやっぱり身元調べるところがあって随分します。そこで公的に何もなかったし、私はしたんですけど、そういうもので思っていたけど、突然なんか、そこだけ今言ったように、執拗に匿名で後ろから隠れてぐっぐっぐっぐっ言うと、しかも弁解も許さないと。
 きょう初めて、事件かなんか言って3週間たって、ようやく私の弁解がきょうが初めてなんですよね。だからそれはおかしい。だから私が申し上げたいのは、何か交通違反とか選挙違反とか何かしたら、一生私は言われるんですかと、それ人を言うんですかと。そんなことはないと思います。だから私は隠してるわけじゃない、ありましたと。でも、それは刑法第34条の2によってそれは消滅したものとするという、この法律がちゃんとなってて、それで私は採用されてきたんだと。それで県立大学では、あるいはその後、社会活動を一生懸命私はやったと。これがあるけど、このことは評価してくれ。ここだけ、確かに否定はしてないけど、こっちの評価を同時にしてもらいたいと、こういうことを言ってるわけです。もちろんあったということは、私は一生忘れませんし、自戒してますし。
 でもね、はっきり申し上げて、ここで皆さんに申し上げたい。まだあるんです、影から言う連中は。何かセクハラしたとかね、俺がそんなにもてるかなと思うんだけど。そういうの皆さんとこへ行ってませんか。結構ね、公金横領したとかね。大学で公金横領できません。そういうシステムはありません。そういうふうな影から何かふふふって言って、皆さんの耳に入ってるんじゃないですか。そういう連中がきのうようやく出てきて、ああこの連中かとようやくわかったんですけど、私は皆さん、そういう影で出てきて匿名の責任を明らかにしない人間の話を注意してくれと。だから私は必ず文章を書いて署名捺印をしておくと、後々になるまでね。責任を持たない言論に議員がひっかかるというのは、私は心配してます。そういうことなんです。
 だから何度も申し上げますが、事実はあったんだと、これは否定してません。私は申しわけなかったと思ってます。ただ、そのことだけ取り上げて、私の言い分としては、法的には済んでることなんだと、済んでるというか、まあもちろん消えるわけじゃありませんよ。公的にはオーケーと、問題ないと言ってる。
 新聞記者に言ったんです。だから市役所に行って、静岡市に行って身分証明と言ってね、公的な身分証明とってくれと、前科があるかどうか。身分証明ちゃんとわかります。禁治産者かどうかも、全部、身分、前科があるかわかるんで、そういうものはないと公的になってるのに個人が何で言うんだと。それは勝手だけど。言われた相手は何とかだよと言って、こう言う。けんかはしませんけど、私はいいです。私の家族なんかはね。私は家族を守る義務があります。私はけんかは大好きですよ。本当にけんかはうまい。だからそういうことがあるので、気持ちをわかっていただきたい。本当に機会をいただいて、本当にありがとうございます。

○加藤委員
 よくわかります。ただ前科は確かに残らないんですね。でも前歴としては書類に残ります。ただ木さん――参考人は30年以上前の刑罰であるから、その後の自分の実績を見てほしいとおっしゃってます。確かにそのとおりだと思います。
 そして、30年以上も前の事件であったとしても、これは警視庁公安部担当の公安事件であります。大物の工作員と認める――要するに台湾のスパイの方、要するに情報員、その方が関連するやはり公安事件ということは、一般の刑罰とは少し色合いが違うのではないかと思います。
 ただ、木さんはそれは義侠心がやらせたことであるとおっしゃっております。ただ、この義侠心というのは非常に主観的なものであって、自分は義侠心でやったと思われてるのかもしれない。しかし第三者から見て、本当に同様にその行為が義侠心であったかどうか、それはまた別の問題だと私は思います。

 そうして、その義侠心であるということが非常に前面に出てくるもんですから、何かこう、木さんは余りこの件に対しては反省をされていないんではないか。確かに認めておられる。先ほどの質問で私の刑罰というものを認めておられる。ただ本当に反省されているというのかな、そういう部分が非常に義侠心に偏っているような部分が見られます。
 教育長というのは、県教育行政のトップという役職に立つわけですが、このトップに立つ資格として、この点をどういうふうに御認識されているのかお伺いいたします。

○木参考人
 全くおっしゃるとおりです。私は、それは全く俺は知らねえと、こう言いません。私自身はそれは深く反省して、本当におわびを――記者会見でおわびしてるんですよね。それは確かにそういうことはあったと。今言ったように前歴だとかじゃなくて、何とかの経歴と言ったけど、えって。ただスパイがやってたなんとか、それは全く私は知らなかったことです。でもそうやって出てきて、何度も言いますが、あれは中国人だったとか、香港の新聞の支局長の身分で日本に入国してた。私も密入国してたと言われてたんですよね。そういうことがあって、そういう新聞が意図的に書かれておるので、それは違うんだと。
 ただ、その場合に義侠心といって、これはあの当時、このままいったら彼は殺されると思って、奥さん、子供がいるのでね。何とか救ってやろうと思ってした話で、それは私自身としては、個人としては間違ってます。それで人に向かって義侠心、義侠心と言ってません。ただ新聞記事で言ったら、何かこのことがこんなに大きくなって、ここだけね。何とかして私を悪くしよう、悪くしようと思って。36年前のことだということをなぜ言ったか。そうすると私は一生言うんですか。一生おまえは犯罪者、犯罪者ってずっと一生言われるんですかと。それしたら私、胃が痛くなりますよね。それを酌んでいただきたい。それより私はいいとこ見て伸ばしていきたいと思ってます。
 それで、私が口先じゃなくて、私はこの静岡県に来ていろいろやってきたつもりも、これも同時に評価してもらいたい。こっちだけが出てくるので、やりきれんなと。そういうことで皆さんに申し上げた。初めて、何度も言いますが、きょう初めて釈明の機会をいただいたので、本当にありがたいと思ってます。それは最後、皆さんが御判断なさることですけど、私の言い分をこうやって聞いて、私はこういう言い分ですよと、こういうことです。
 でも、皆さん、逆の立場になってください。皆さん何かあって、昔やって、おまえこれやったやったって、ずっと言い続けられるんですか。私はそれ、耐えられません。人間というのは反省して直していくのがあるんだけど、県立大学の教授だって、公職だって、皆さんだって、教育長と同じように大事な仕事です。教育長だけが特別じゃありません。悪いことがあったらどんどん皆さん指摘していただきたいし、私もそうやって直していこうと思っています。ただ、こういう話がきた以上は、それ引き受けて一生懸命やってみると。御批判はまた皆さんにいただきたいと、こう思ってるわけですね。
 ほかの人よりも修羅場をくぐってますから、むしろ私は、平々凡々ときた人よりもいろんなことがよくわかるんじゃないかと。今の体罰の話でもね。普通に聞いてどうですかって、あれは悪いに決まってるっておしまいって、そういうことはやめようと。
 特に、私は申し上げたようにジャーナリストでした。学者になる前ね。ジャーナリストでしたから、人の気持ちもそれなりに、言いたいことと言えないことわかるわけです。ただ今までマスコミに出てきたことは一方的であったと。これやりきれんじゃないかという。だから言え言えって言うんですよ。周りが個人情報違反じゃないか、県の個人情報保護条例違反だと。確かによく読んでみるとなるけど、さりとて特定の人間取り上げて裁判すると。そんなことはしません。さりとて、私の言い分を、言うことだけは言いたいと思ってます。
 ですが、結論になるかもわかりませんが、時間がまたあるんですけども、私は前向きに考えていきたいと。情熱もすごくあって、教育をよくしたいと。1人の親として、静岡県の教育をよくしていきたいと、その熱意は皆さんに負けないぐらい持ってます。そのことだけ、皆さんにお伝えして、話を終わらせていただきます。どうも委員長、ありがとうございました。

○竹内委員長
 質疑を進行するかどうかは私が決めますので。

○加藤委員
 お話よくわかります。しかし今我々が話をして、審議をしているのは、静岡県政、特に教育行政のトップに木さんは今、候補者として挙げられているわけですね。その候補者が本当にそれに適格なのかどうかということを話をしているので、非常に木さん個人に対しては厳しい質問をさせていただいておりますが、その辺は御了承ください。以上で質問を終わります。

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