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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:岡本 信也 議員
質疑・質問日:11/19/2007
会派名:平成21


○岡本(信)委員
 説明書の30ページから31ページにかけての海岸侵食の問題です。
私は海岸の方に住んでおりまして、浜松の方なんですが、遠州灘あるいは中田島なんですが、侵食を大変心配をしております。
 この説明書の中の30ページのイ海岸関係国庫補助事業費、侵食対策と出ております。この事業の中身ですね、場所、内容、効果。

 それともう1つ、次のページのイ県単独海岸事業費、海岸養浜ということで出ております。この場所と効果ですね、これについてお聞かせをいただきたい。

 これはちょっと大きいことですけれども、この海岸侵食の原因ですね、これはどういうふうにとらえておられるか、ちょっと難しい問題ですが、それに対していろいろな対策を打ってると思うんですが、その辺のお考えがありましたらお聞かせください。

○長島河川海岸整備室長
 海岸の侵食対策でございますけれども、まず国庫補助事業の方の侵食対策、2カ所ございまして、1カ所は中田島ですね、浜松の篠原海岸、それからもう1カ所は浅羽海岸でございまして、福田漁港の東側の浅羽海岸になります。
 それぞれ申しますと、浜松市の篠原海岸につきましては18年度から国庫補助事業に採択をされまして、そういった関係で測量と詳細設計、その辺を今行っています。それで19年度から施設整備に入っていくというふうな形になります。ですから、効果は今後出てくるということでございます。
 浅羽海岸につきましても、現在ここも漁港とアロケーションを組みまして、サンドバイパスの工事を実施するということで、その調査、設計ということでございます。工事については今年度以降やっていくという形になります。

 それから31ページにありますその県単独海岸事業の海岸の養浜ということでございますが、この場所は中田島のところ――遠州灘ですね――16年に大きな海岸侵食をうけまして、そこのところの緊急養浜ということで養浜を行っているということで、その事業費でございます。
 ですから、中田島につきましては昨年は養浜を県単でやりながら来年度以降、19年度以降の工事に備えて侵食対策の国庫補助事業の中で詳細設計を実施していくということでございます。

 それでもう1点、海岸侵食の主要な原因をどのようにとらえているかということでございますけれども、遠州灘の海岸というのは天竜川、河川からの供給される土砂によって形成された海浜でございますので、まず、抜本的な原因としては河川からの土砂供給量が少ないことでございます。
 あと個別に各海岸にいろいろな構造物がございまして、港湾、漁港なんかの突堤とか導流堤とか、そういうもので漂砂が寸断されるということでそういう原因もございます。
 どちらにしましても、遠州灘全域に侵食が広がっていることから効率的――現在その養浜は中田島のところしかやってございませんけれども――全体で広域的に考えて、また天竜川から土砂が戻ってくる、今はそれについて天竜川のダム再編事業という事業の中で直轄を中心にやっております。それらが来る間、背後地に被害が起きないようにどんな形でやっていくかと、その辺をしっかり検討していきたいと思っております。以上でございます。

○岡本(信)委員
 ありがとうございます。
 よくわかりました。私なりにこの歴史的なものとかいわゆる気候的なものというんですかね、潮流が変わったとか、いろんな原因がある。ダムのことも今、ダムで流れてくる土砂量が少なくなったとか、そういうことを聞いております。
私もいろんなところで研修会等に参加して、ちょっと勉強させていただいてるんですが、棚卸表の中に広域的、長期的な対策をしたいというようなことが書いてあります。ここがうんとポイントのところで、ぜひそういう研究も含めて、ただ砂を入れたら福田の方はその砂はどっかへ行っちゃって、浅羽へ行っちゃったとかね、中田島からほかの方へ流れて行っちゃったとかね、いろんな状況があるんで、本当に非常に難しいね、同じ海岸なのに非常に難しいことだろうとは思うんですけれども、こういった長期的、広域的なそういう研究をぜひしていただき、これは防災上も非常に重要なことでありますので、ぜひお願いしたいなと。
 また、海岸にある草木というんですかね、これが崩壊するというのか、これは絶えてしまってどんどんなくなって根っこが土砂の保持力というんですかね、草の植生がだめになって砂が流れていくと、こういうようなことも1つ原因だというようなことも聞いてますので、いろんな対策をぜひ打っていただいて、このままほっとくと浜松市のごみがこの前出てきてしまったというので、ここまでは幾ら何でも来ないだろうと思ったら出てきちゃったというようなことですので、20年で150メートル後退を実は中田島はしております。そういう点で、この中田島だけの問題でありません。ぜひ広域的、長期的な視野で対策の方をお願いしたいと、これ要望です。以上です。

○梅田道路整備室長
 1件訂正をお願いいたします。
 田島委員の緊急輸送路の整備状況ということでお答えをしたわけでありますけれども、訂正をさせていただきたいのは、私、下部吉田線の実施している箇所を吉田町の井口と申し上げたんではなかろうかと思いますけれども、吉田町の神戸でございますので、1点それが間違い。
 それともう1つは、18年度に供用延長を約1キロメートルと申しましたけれども、1キロメートルの工区のうち18年度に供用いたしましたのは、420メートルございますので、420メートルということに訂正をさせていただきたいと思います。以上でございます。済みませんでした。

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