本会議会議録
質問文書
平成26年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者: | 池谷 晴一 議員 | |
質疑・質問日: | 02/24/2014 | |
会派名: | ふじのくに県議団 |
○池谷委員
一括方式で2点お願いしたいと思います。
まず、247ページの一番下でございます。
高齢者の振り込め詐欺の被害防止の中に、行政、警察、地域住民、民生委員、ホームヘルパー等が連携・協力してとありますけれども、私は金融機関の対応というのが非常に重要だと思いますし、金融機関の対応で未然に防いだという報道もございます。等の中に多分、金融機関が入るとは思いますけれども、金融機関は等から出して明記すべきじゃないかと思います。
それと、民生委員やホームヘルパーが被害を防止したという事例がございましたら、教えていただきたいと思います。
2点目ですけれども、子供たちの防犯や交通安全対策でございます。
学校におけます子供たちの危機管理対策、それと携帯電話、スマホを使った事件、そしていじめ、暴力対策、交通安全、児童虐待等々、子供たちを取り巻くさまざまなことがあるわけです。これにつきましては、各担当セクションで警察との連携という文言が入っておりますけれども、私とすれば、警察として子供たちをどう守るんだということは非常に重要な点じゃないかなと思います。
高齢者に関する記載はあるんですけれども、同じようにやはり警察が子供たちをどういうふうに守っていくのかという項目も、各セクションにも記載がありますから再掲にはなりますけれども、やはり1つ柱として起こしたほうがいいんじゃないかと思います。
その点につきまして、お考えをお聞きしたいと思います。以上です。
○森下生活安全部参事官兼生活安全企画課長
高齢者の振り込め詐欺の被害防止の関係ですけど、金融機関をなぜ含めないのかという御質問です。
委員御指摘のとおり、振り込め詐欺の被害防止ということにおいて、金融機関と警察の連携は非常に重要でございます。既に県警としては、昨年12月から、県銀行協会あるいは県信用金庫協会、県内1,700店舗の金融機関と連携して、預金小切手を活用した特殊詐欺対策を初めとしたいろいろな対策を講じているところでございます。
この文章ですけれども、実は知事部局のくらし交通安全課の文章でございます。したがいまして多分、高齢者の見守りという趣旨が強いことから、見守り活動という点で、金融機関が「等」に含まれたと思いますけれども、御指摘のとおりでございますので、今後、県と調整を図りまして、検討させていただきたいと思います。
それから、民生委員やホームヘルパーの事例です。
今手元に資料がございませんので、はっきりしたことは申し上げられませんけれども、私が勤務している間に、島田警察署だと思いますけれども、高齢者の方が振り込め詐欺にだまされた。そのときにいつも来る民生委員さんに相談をして、被害を免れたという事例がございます。
子供を取り巻く状況の関係です。
これも、248ページに記載のとおり、住民に不安感を生じさせる身近な犯罪を抑止するということで、ここに包括していると考えておったと思いますけれども、これについても県の文章ですので、くらし交通安全課と調整をとって検討させていただきたいと思います。
○土手交通部参事官兼交通企画課長
子供たちの防犯、安全対策について、警察側として具体的な明記をしたらどうかと、しなくてよいのかということについて、交通安全対策の面からお答えいたします。
まず、子供たちを取り巻く交通安全対策、実は具体的に明記をしております。252ページの歩行者に優しい交通安全確保対策の中に、通学路の緊急合同点検結果等に基づく対策が必要な箇所において、安全施設や歩道の整備を推進する、子供や高齢者等の交通弱者の視点に立ち、歩行者保護や駐車対策に重点を置いた交通指導取り締まりを推進する、さらに次ページに、自転車総合対策の中で、自転車の利用者マナーの向上を図るため、学校等と連携して、児童を対象とした自転車免許制度の実施・拡大など、交通安全教育を推進すると、個々具体的に明記しております。
なお、貴重な御意見ありがとうございます。この件については、明記について検討をいたします。以上です。
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