本会議会議録
質問文書
令和5年11月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 坪内 秀樹 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 11/21/2023 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○坪内委員
御説明ありがとうございました。今の3番委員の質問の関連で、これだけ御苦労されて、地域の乗合バスを維持していただいておりますけれども、様々補助金、支援が入ってきていますが、今、全国で廃線にしているというニュースも聞き始めておりますが、静岡県でももうそういう方向になっていってしまいますか。
地域の根幹のその乗合バスをイメージして、将来を語っていいものなのか。もう少し撤退ぎみで、なくなっていくというのを考えて、未来の公共交通を考えていったほうがいいのか。今、静岡県の現状、どういう方向に向かっているのか、教えていただければと思います。
○堀内参考人
一番の問題は、最後に申し上げましたが、運転者確保の問題だと考えております。運転者がたくさん確保できれば、現状のバスの環境、ネットワークを維持していくということは、お金さえ出せば、可能と考えております。
ただ、利用者が減っている中で、その必要な本数を走らせ、必要なというよりも、理想の本数を走らせて、公共交通を使ってまちづくりをするに当たって、どれだけお金がかかるのかみたいなところもあるかなというのも考えております。
現実問題としては、もう運転者がコロナ前からずっと減ってきていますので、バス事業者もコロナ前からどんどん路線を縮小していました。目立たないように、目立たないようにと言うとおかしいですけれども、都市部の周りからどんどん減便して、路線はどんどん縮小傾向になってきていたのです。そこでコロナが開けたら、もうそこはもっと厳しくなってしまったということですので、ここからまた広げるということになると、まず運転者を確保してからということになるかと思います。ですから、今後を語る上で、こういう自治体、公設民営でない限り、無理だというふうに考えています。
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